長谷部アンカーでフル出場のフランクフルトはチェルシーとホームでドロー! AG献上も善戦で突破に望み《EL》
2019.05.03 06:11 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグ、フランクフルトvsチェルシーが2日にフランクフルト・シュタディオンで行われ、1-1のドローに終わった。フランクフルトのMF長谷部誠はフル出場した。
ベンフィカとの準々決勝を2戦合計4-4で並ぶもアウェイゴール数で上回って39年ぶりにヨーロッパのコンペティションでのベスト4進出を決めたフランクフルト。国内リーグではボルシアMGとの熾烈な4位争いを繰り広げる中、直近2試合は格下相手に連続ドローと足踏みが続く。優勝候補チェルシーとの初対決に向けては出場停止のレビッチ、負傷のアラーなど一部主力を欠いた中、長谷部をアンカーで起用しヨビッチを1トップで起用した。
一方、チェルシーはスラビア・プラハ相手に連勝を飾って2戦合計5-3のスコアで順当にベスト4進出を決めた。しかし、国内リーグではフランクフルト同様に2戦連続ドローと取りこぼしが続いており、ギリギリで4位をキープしている状況だ。そのため、サッリ監督は週末のワトフォード戦を睨んでエースのアザールをベンチに置き、ペドロ、ジルー、ウィリアンの3トップを採用。また、ヒザのケガで今季絶望となったリュディガーの代役にクリステンセンを起用した。
[3-5-1-1]の布陣で臨んだフランクフルトに対して普段通りの[4-3-3]で臨んだチェルシーは、立ち上がりからボールを保持して相手を押し込んでいくが、中央をしっかりと固めるホームチームに対してアザール不在の攻撃陣はなかなか崩し切ることができない。
一方、後ろに重たい戦い方ながらもヨビッチ、ガシノビッチが個の力でタメを作りつつ両ウイングバックの攻撃参加を促す形で手数をかけない攻めがまずまず機能するフランクフルト。21分にはセットプレーの二次攻撃からボックス右でフリーのアブラアムにシュートチャンスもここはうまくミートできない。
敵地で先制を許す厳しい入りとなったチェルシーはすぐさま反撃を開始。ジョルジーニョを消されてビルドアップが上手くいかない中、中盤に下りてボールを受けるウィリアン、強靭なフィジカルを見せたロフタス=チークの左サイドを起点にリズムを作り出していく。
42分には左CKの二次攻撃からボックス左角でパスを受けたロフタス=チークがカットインからニアサイドを狙った右足のシュートを放つが、これはわずかに枠の左。しかし、前半終了間際の45分には右CKの二次攻撃からボックス左でロフタス=チークが見事なボールキープ。冷静に中央のペドロに繋ぐと、スムーズなボールコントロールで左足に持ち替えたペドロの鋭いシュートがゴール右隅に突き刺さり、前半のうちに試合を振り出しに戻した。
迎えた後半、追いついた勢いを継続するアウェイのチェルシーが立ち上がりから相手を押し込んでいく。57分にはロフタス=チークのお膳立てからウィリアンに決定機もここはGKトラップの好守に、続く59分には長谷部が与えたボックス手前中央のFKをダビド・ルイスがブレ球で狙うが、ここはトラップが再び見事な反応をみせてわずかに触ったボールがクロスバーを叩く。さらに、攻勢を強めたいアウェイチームは61分、ウィリアンを下げて切り札のアザールをピッチに送り込んだ。
一方、後半に入ってプレスの連動性が悪く強引にボールを奪いに行って剥がされる場面が目立つフランクフルトは、ボールを奪っても簡単に失ってしまい、相手の波状攻撃を受け続ける厳しい状況が続く。それでも、GKトラップを中心に粘りの守備で逆転ゴールを許さない。
その後、75分を過ぎた辺りから徐々にチェルシーの運動量が落ちてくると、ここからフランクフルトが押し返していく。ジェルソン・フェルナンデスに代えてストライカーのパシエンシアを投入したことで前線にパスのターゲットが増えると、徐々に全体を押し上げて攻撃に出られるようになる。
81分には右サイド深くで長谷部のパスを受けたダ・コスタからの高速クロスにパシエンシアが飛び込む場面を作るなど、ようやく攻撃の形が出始める。さらに85分には相手GKからのリスタートにローデ、長谷部とハイプレスを仕掛けてボックス中央で長谷部が潰れたルーズボールを回収したパシエンシアに絶好機も、ここはD・ルイスのシュートブロックに阻まれた。
試合最終盤に入ると流れは完全にホームチームへ傾くが、やや守りに入ったチェルシーから2点目を奪うまでには至らず。優勝候補相手に善戦したフランクフルトだったが、アウェイゴールを与えての1-1のドローで初戦を終えることになった。なお、チェルシーホームでの2ndレグは9日に行われる予定だ。
ベンフィカとの準々決勝を2戦合計4-4で並ぶもアウェイゴール数で上回って39年ぶりにヨーロッパのコンペティションでのベスト4進出を決めたフランクフルト。国内リーグではボルシアMGとの熾烈な4位争いを繰り広げる中、直近2試合は格下相手に連続ドローと足踏みが続く。優勝候補チェルシーとの初対決に向けては出場停止のレビッチ、負傷のアラーなど一部主力を欠いた中、長谷部をアンカーで起用しヨビッチを1トップで起用した。
一方、チェルシーはスラビア・プラハ相手に連勝を飾って2戦合計5-3のスコアで順当にベスト4進出を決めた。しかし、国内リーグではフランクフルト同様に2戦連続ドローと取りこぼしが続いており、ギリギリで4位をキープしている状況だ。そのため、サッリ監督は週末のワトフォード戦を睨んでエースのアザールをベンチに置き、ペドロ、ジルー、ウィリアンの3トップを採用。また、ヒザのケガで今季絶望となったリュディガーの代役にクリステンセンを起用した。
一方、後ろに重たい戦い方ながらもヨビッチ、ガシノビッチが個の力でタメを作りつつ両ウイングバックの攻撃参加を促す形で手数をかけない攻めがまずまず機能するフランクフルト。21分にはセットプレーの二次攻撃からボックス右でフリーのアブラアムにシュートチャンスもここはうまくミートできない。
しかし、23分には自陣でジルーを潰してカウンターに転じると、ガシノビッチ、ヨビッチを経由したボールが左サイドでフリーのコスティッチに渡る。ここでコスティッチが精度の高い左足のアーリークロスを入れると、ボックス中央のヨビッチが体勢を低くして合わせたヘディングシュートがゴール右下隅の絶妙なコースに決まった。
敵地で先制を許す厳しい入りとなったチェルシーはすぐさま反撃を開始。ジョルジーニョを消されてビルドアップが上手くいかない中、中盤に下りてボールを受けるウィリアン、強靭なフィジカルを見せたロフタス=チークの左サイドを起点にリズムを作り出していく。
42分には左CKの二次攻撃からボックス左角でパスを受けたロフタス=チークがカットインからニアサイドを狙った右足のシュートを放つが、これはわずかに枠の左。しかし、前半終了間際の45分には右CKの二次攻撃からボックス左でロフタス=チークが見事なボールキープ。冷静に中央のペドロに繋ぐと、スムーズなボールコントロールで左足に持ち替えたペドロの鋭いシュートがゴール右隅に突き刺さり、前半のうちに試合を振り出しに戻した。
迎えた後半、追いついた勢いを継続するアウェイのチェルシーが立ち上がりから相手を押し込んでいく。57分にはロフタス=チークのお膳立てからウィリアンに決定機もここはGKトラップの好守に、続く59分には長谷部が与えたボックス手前中央のFKをダビド・ルイスがブレ球で狙うが、ここはトラップが再び見事な反応をみせてわずかに触ったボールがクロスバーを叩く。さらに、攻勢を強めたいアウェイチームは61分、ウィリアンを下げて切り札のアザールをピッチに送り込んだ。
一方、後半に入ってプレスの連動性が悪く強引にボールを奪いに行って剥がされる場面が目立つフランクフルトは、ボールを奪っても簡単に失ってしまい、相手の波状攻撃を受け続ける厳しい状況が続く。それでも、GKトラップを中心に粘りの守備で逆転ゴールを許さない。
その後、75分を過ぎた辺りから徐々にチェルシーの運動量が落ちてくると、ここからフランクフルトが押し返していく。ジェルソン・フェルナンデスに代えてストライカーのパシエンシアを投入したことで前線にパスのターゲットが増えると、徐々に全体を押し上げて攻撃に出られるようになる。
81分には右サイド深くで長谷部のパスを受けたダ・コスタからの高速クロスにパシエンシアが飛び込む場面を作るなど、ようやく攻撃の形が出始める。さらに85分には相手GKからのリスタートにローデ、長谷部とハイプレスを仕掛けてボックス中央で長谷部が潰れたルーズボールを回収したパシエンシアに絶好機も、ここはD・ルイスのシュートブロックに阻まれた。
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