
「ホームグロウン制度」を守らず、松本が来季のA契約枠25名から1名削減の処分
2019.04.25 21:55 Thu
Jリーグは25日、松本山雅FCに対し、2020シーズンのプロA契約選手枠の25名を1名減らすことを発表した。
Jリーグは2019シーズンより「ホームグロウン制度」を導入。カウント基準日である第1登録ウインドー終了の3月29日時点で、2名をトップチームに登録することを定めていた。
「ホームグロウン制度」の対象となるホームグロウン選手は、「12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、特定のJクラブの第1種、第2種、第3種又は第4種チームに登録された期間の合計日数が990日(Jリーグの3シーズンに相当する期間)以上である選手を、当該Jクラブのホームグロウン選手という」とプロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則に記載されている。
言い換えれば、Jクラブの下部組織(ジュニアユース、ユース)、または高校卒業後に入団しトップチームで3年間プレーしていた選手のことを指している。
登録義務に関しては、2019シーズン、2020シーズンはJ1で2名、2021シーズンはJ1で3名、2022シーズンはJ1で4名、J2、J3で1名と決定していた。
なお、“タラレバ”の話ではあるが、今シーズンからツエーゲン金沢に期限付きしているFW小松蓮(20)は松本の下部組織出身選手であり、今シーズンも松本でプレーしていれば2名の基準を満たしていたことになる。選手の出場機会や成長を考えた結果の移籍決断もあるため、「ホームグロウン制度」を優先させるかどうかの判断は難しいところだろう。
◆各クラブ主なホームグロウン選手
北海道コンサドーレ札幌(10名)
→進藤亮佑、深井一希、宮澤裕樹、荒野拓馬、菅大輝
ベガルタ仙台(5名)
→常田克人、椎橋慧也、関口訓充、富田晋伍、道渕諒平
鹿島アントラーズ(12名)
→曽ヶ端準、内田篤人、町田浩樹、土居聖真、遠藤康、鈴木優磨
浦和レッズ(8名)
→宇賀神友弥、橋岡大樹、萩原拓也、山田直輝
FC東京(12名)
→波多野豪、小川諒也、久保建英、橋本拳人
川崎フロンターレ(6名)
→登里享平、大島僚太、田中碧、宮代大聖
横浜F・マリノス(10名)
→飯倉大樹、栗原勇蔵、喜田拓也、天野純、遠藤渓太
湘南ベルマーレ(5名)
→真田幸太、齊藤未月、古林将太、柴田壮介、鈴木国友
松本山雅FC(1名)
→前田大然
清水エスパルス(13名)
→立田悠悟、松原后、竹内涼、石毛秀樹、北川航也、金子翔太
ジュビロ磐田(13名)
→志村滉、大井健太郎、太田吉彰、山田大記、小川航基
名古屋グランパス(5名)
→菅原由勢、青木亮太、成瀬竣平、藤井陽也、杉森考起
ガンバ大阪(13名)
→東口順昭、菅沼駿哉、倉田秋、市丸瑞希、高木彰人
セレッソ大阪(13名)
→丸橋祐介、山下達也、秋山大地、丸岡満、柿谷曜一朗
ヴィッセル神戸(9名)
→藤谷壮、三原雅俊、中坂勇哉、小川慶治朗
サンフレッチェ広島(13名)
→林卓人、大迫敬介、井林章、青山敏弘、野津田岳人、川辺駿
サガン鳥栖(4名)
→高橋義希、石川啓人、石井快征、樋口雄太
大分トリニータ(7名)
→岩田智輝、小手川宏基、坂井大将、後藤優介
Jリーグは2019シーズンより「ホームグロウン制度」を導入。カウント基準日である第1登録ウインドー終了の3月29日時点で、2名をトップチームに登録することを定めていた。
「ホームグロウン制度」の対象となるホームグロウン選手は、「12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、特定のJクラブの第1種、第2種、第3種又は第4種チームに登録された期間の合計日数が990日(Jリーグの3シーズンに相当する期間)以上である選手を、当該Jクラブのホームグロウン選手という」とプロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則に記載されている。
登録義務に関しては、2019シーズン、2020シーズンはJ1で2名、2021シーズンはJ1で3名、2022シーズンはJ1で4名、J2、J3で1名と決定していた。
今シーズンの第1登録ウインドー終了時では、最もホームグロウン選手の登録が多かったのは清水エスパルス、ジュビロ磐田、ガンバ大阪、セレッソ大阪、サンフレッチェ広島の13名。続いて鹿島アントラーズとFC東京の12名。以下、北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノス(ともに10名)、ヴィッセル神戸(9名)、浦和レッズ(8名)、大分トリニータ(7名)、川崎フロンターレ(6名)、ベガルタ仙台、湘南ベルマーレ、名古屋グランパス(いずれも5名)、サガン鳥栖(4名)となっていた。そして、松本は前田大然の1名のみだった。
なお、“タラレバ”の話ではあるが、今シーズンからツエーゲン金沢に期限付きしているFW小松蓮(20)は松本の下部組織出身選手であり、今シーズンも松本でプレーしていれば2名の基準を満たしていたことになる。選手の出場機会や成長を考えた結果の移籍決断もあるため、「ホームグロウン制度」を優先させるかどうかの判断は難しいところだろう。
◆各クラブ主なホームグロウン選手
北海道コンサドーレ札幌(10名)
→進藤亮佑、深井一希、宮澤裕樹、荒野拓馬、菅大輝
ベガルタ仙台(5名)
→常田克人、椎橋慧也、関口訓充、富田晋伍、道渕諒平
鹿島アントラーズ(12名)
→曽ヶ端準、内田篤人、町田浩樹、土居聖真、遠藤康、鈴木優磨
浦和レッズ(8名)
→宇賀神友弥、橋岡大樹、萩原拓也、山田直輝
FC東京(12名)
→波多野豪、小川諒也、久保建英、橋本拳人
川崎フロンターレ(6名)
→登里享平、大島僚太、田中碧、宮代大聖
横浜F・マリノス(10名)
→飯倉大樹、栗原勇蔵、喜田拓也、天野純、遠藤渓太
湘南ベルマーレ(5名)
→真田幸太、齊藤未月、古林将太、柴田壮介、鈴木国友
松本山雅FC(1名)
→前田大然
清水エスパルス(13名)
→立田悠悟、松原后、竹内涼、石毛秀樹、北川航也、金子翔太
ジュビロ磐田(13名)
→志村滉、大井健太郎、太田吉彰、山田大記、小川航基
名古屋グランパス(5名)
→菅原由勢、青木亮太、成瀬竣平、藤井陽也、杉森考起
ガンバ大阪(13名)
→東口順昭、菅沼駿哉、倉田秋、市丸瑞希、高木彰人
セレッソ大阪(13名)
→丸橋祐介、山下達也、秋山大地、丸岡満、柿谷曜一朗
ヴィッセル神戸(9名)
→藤谷壮、三原雅俊、中坂勇哉、小川慶治朗
サンフレッチェ広島(13名)
→林卓人、大迫敬介、井林章、青山敏弘、野津田岳人、川辺駿
サガン鳥栖(4名)
→高橋義希、石川啓人、石井快征、樋口雄太
大分トリニータ(7名)
→岩田智輝、小手川宏基、坂井大将、後藤優介
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