チェルシー、格下に痛恨ドローで3位浮上のチャンスを逃す…《プレミアリーグ》

2019.04.23 06:15 Tue
Getty Images
チェルシーは22日、プレミアリーグ第35節でバーンリーと対戦し、2-2の引き分けに終わった。

前節のリバプール戦でリーグ戦4試合ぶりの黒星を喫した5位チェルシー(勝ち点66)が、15位バーンリー(勝ち点39)をホームに迎えた一戦。ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ準々決勝2ndレグのスラビア・プラハ戦を勝利し、危なげなく準決勝進出を決めたチェルシーは、その試合から先発を4人変更。ジルーやペドロ、バークリーらに代えてイグアインやハドソン=オドイ、ジョルジーニョらを先発で起用した。

試合は地力で勝るチェルシーが良い立ち上がりを見せたが8分、右CKのセカンドボールをペナルティアーク右のヘンドリックに豪快なボレーシュートをゴール右に叩き込まれ、先制を許した。
早い時間に失点を喫したチェルシーだが、すぐに反撃。すると12分、ボックス左から仕掛けたアザールの折り返しをカンテが左足で流し込み、チェルシーが試合を振り出しに戻す。

さらにチェルシーは、14分にもボックス右でボールを受けたイグアインがアスピリクエタとのワンツーで縦に切り込み、豪快なシュートをゴールに叩き込んだ。
逆転に成功したチェルシーだったが、24分に再びセットプレーから失点する。ウェストウッドのFKをボックス左に走り込んだミーが頭で折り返すとウッドのフリックしたボールを逆サイドのバーンズが押し込んだ。

同点とされたチェルシーは、41分にアクシデント。右足を痛めたハドソン=オドイがプレー続行不可能となり、ペドロとの交代を余儀なくされた。

2-2で迎えた後半、チェルシーはカンテを下げてコバチッチを投入。すると51分、ボックス右でパスを受けたペドロの折り返しからイグアインがチャンスを迎えたが、ダイレクトシュートは相手GKの正面を突いた。

チェルシーは67分にも、エメルソン・パルミエリの左クロスが流れたルーズボールをボックス右に走り込んだアスピリクエタがダイレクトシュートで狙ったが、これはGKヒートンの好セーブに阻まれた。

主導権を握りながらも勝ち越しゴールが奪えないチェルシーは、77分にイグアインを下げてジルーを投入したが、それでも好転しないまま試合は進み、結局最後まで互いにネットを揺らすことなく試合終了。

格下相手に痛恨のドローで勝ち点を取りこぼしたチェルシーは、3位浮上のチャンスを逃した。

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