シティ、アルゼンチンの17歳新星FW獲得に関心か
2019.04.21 21:25 Sun
マンチェスター・シティがアルゼンチンの17歳新星の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『サン』が伝えている。
『サン』が伝えるところによれば、現在シティが獲得に関心を示しているのはベレス・サルスフィエルドに所属するU-20アルゼンチン代表FWティアゴ・アルマダ(17)。
今月末に18歳の誕生日を迎えるアルマダは昨年8月にベレスでトップチームデビューを飾った右利きの新進気鋭のアタッカーだ。今季ここまではリーグ戦16試合に出場し3ゴール2アシストを記録している。
170cmと小柄で線の細さも目立つアルマダだが、爆発的な加速力や抜群のテクニックを生かした小回りの利くドリブル、プレースキッカーも務める右足の精度は、アルゼンチン国内で高く評価されており、FWリオネル・メッシやFWセルヒオ・アグエロらの後継を担う大器として大きな期待を背負っている。
『サン』が“ニューメッシ”と評するアルマダの獲得に向けてシティは、2000万ポンド(約29億円)の高額オファーを準備している模様。また、今後国際サッカー連盟(FIFA)からの補強禁止処分の可能性も伝えられているが、その場合は系列クラブのジローナへのレンタル移籍や同クラブを窓口に使うプランを持っているようだ。
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『サン』が“ニューメッシ”と評するアルマダの獲得に向けてシティは、2000万ポンド(約29億円)の高額オファーを準備している模様。また、今後国際サッカー連盟(FIFA)からの補強禁止処分の可能性も伝えられているが、その場合は系列クラブのジローナへのレンタル移籍や同クラブを窓口に使うプランを持っているようだ。
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