フィルミノ1G1Aのリバプールがポルトに快勝で先勝!《CL》

2019.04.10 05:57 Wed
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝、リバプールvsポルトが9日に行われ、2-0でリバプールが快勝した。
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決勝トーナメント1回戦でドイツ王者バイエルンに2戦合計スコア3-1で勝ち上がったリバプールは、不動の左サイドバックであるロバートソンを出場停止で欠く中、代役にはミルナーを起用した。そして、ワイナルドゥムとマティプに代えてN・ケイタとロブレンを抜擢した。一方、ラウンド16で延長戦の末にローマを2戦合計スコア4-3で下したポルトは、ペペとH・エレーラの両主軸を出場停止で欠く中、代役にはそれぞれM・ペレイラとオリベル・トーレスを起用した。
5バックで入ってきたポルトに対し、リバプールは開始5分にあっさり先制する。フィルミノのポストプレーを受けたボックス中央のN・ケイタが右足を振り抜くと、シュートブロックに入ったO・トーレスの足に当たってコースが変わりネットを揺らした。

N・ケイタの公式戦2試合連続ゴールで先手を取ったリバプールがその後も攻勢に出る中、サラーの右サイドを起点に仕掛けると、18分にそのサラーがオンターゲットを記録した。そして22分、追加点の絶好機。バックパスミスをカットしたサラーがボックス内に侵入してGKと一対一に。しかし、シュートはわずかに枠の右に外れた。
それでも26分、リバプールが順当に追加点を奪う。ヘンダーソンのスルーパスに抜け出したボックス右のアーノルドの折り返しをゴール前でフリーのフィルミノが難なく押し込んだ。

劣勢のポルトは30分に反撃のチャンス。ディフェンスライン裏に抜け出したマレガがボックス左に侵入してシュート。だが、GKアリソンのセーブに阻まれた。さらに直後のCKの流れからマレガがボレーシュートでオンターゲットを記録した。

ひやりとしたリバプールはすかさずフィルミノのボレーシュートで牽制すると、ポゼッションしながら試合をコントロール。ハーフタイムにかけてもカウンターを許さず、2点のリードで前半を終えた。

迎えた後半開始3分、ヘンダーソンのフィードからマネがボレーでネットを揺らすもオフサイドに阻まれたリバプールは、52分にもロングカウンターからサラーがフィニッシュまで持ち込んだ。

引き続きハーフコートゲームを展開するリバプールが主導権を握る中、隙を見せずに時間を進めていく。

攻撃に出られず、こう着状態を打開できないポルトは77分にM・ペレイラに代えてアタッカーのフェルナンドを投入。すると、マレガが立て続けにボックス内からシュートを浴びせるチャンスを生み出していった。

結局、後半はアウェイゴールを献上しないことを意識したプレーに傾倒していたリバプールが思惑通りに2-0でシャットアウト。快勝で来週行われる2ndレグに向けて大きなアドバンテージを手にしている。

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