【プレミアプレビュー】アンフィールドでレッズ優位も優勝&トップ4死守を懸けた負けられない一戦!《リバプールvsトッテナム》
2019.03.31 12:00 Sun
プレミアリーグ第32節、リバプールvsトッテナムが日本時間31日24:30にアンフィールドでキックオフされる。暫定ながら首位に返り咲いたリバプール(勝ち点76)と、トップ4陥落の危機を迎える3位のトッテナム(勝ち点61)による、優勝争いの行方を左右するビッグマッチだ。
代表ウィーク前に行われた前節のフルアム戦を2-1で辛勝したリバプールは、1試合未消化のマンチェスター・シティ(勝ち点74)を抜き去って暫定首位に浮上。とはいえ、今節勝ち点3を取りこぼせば、首位陥落の可能性もあり、逆転優勝には残り7試合すべて勝利する気概が必要だ。悲願のプレミアリーグ初制覇に向けて重要な第一関門となる今節は難敵トッテナムをホームで迎え撃つ。
一方、今月9日に行われたサウサンプトン戦で痛恨の逆転負けを喫するなど、直近のリーグ戦3敗1分けと急失速するトッテナム。三つ巴の優勝争いから早々に脱落すると、4位のアーセナル(勝ち点60)、5位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点58)、6位のチェルシー(勝ち点57)との勝ち点差も一気に縮まり、トップ4フィニッシュさえも危ぶまれる危機に。何とか流れを変えたいチームはFAカップ敗退による休養期間を利用したバルセロナでのミニキャンプ、4月3日に正式開場が決まったトッテナム・ホットスパー・スタジアムでのこけら落としというポジティブな要素を追い風に3位死守を目指す。
なお、トッテナムホームで行われた前回対戦ではアウェイのリバプールが2-1で勝利している。また、アンフィールドでのトッテナム戦を得意としているリバプールは2011年5月に0-2で敗れて以降、4勝3分けと7戦負けなしを継続中だ。
▽リバプール予想スタメン

DF:アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ミルナー、ファビーニョ、ワイナルドゥム
FW:サラー、フィルミノ、マネ
負傷者:DFジョー・ゴメス、アーノルド、MFチェンバレン、ナビ・ケイタ、FWシャキリ
出場停止者:なし
代表ウィーク明けの試合ということもあり、先発メンバーには若干の変更が見込まれるが、代表戦でプレーしなかった休養十分のサラーやミルナー、マティプの先発起用は濃厚だ。逆に、長距離移動を強いられたマネに関しては状態次第でベンチスタートも想定される。
▽トッテナム予想スタメン
DF:トリッピアー、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲン、ローズ
MF:ムサ・シソコ、ワニャマ、エリクセン
MF:デレ・アリ
FW:ソン・フンミン、ケイン
負傷者:DFダイアー、オーリエ、MFウィンクス
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはウィンクスと代表ウィーク期間に負傷したダイアー、オーリエの欠場が確定している。
システムに関しては[3-4-1-2]か[4-3-1-2]のいずれかが見込まれる。スタメンに関してはアジアからの長距離移動を強いられたダビンソン・サンチェスとソン・フンミンがベンチスタートになる可能性がある。また、アンカーのワニャマを起用しない場合、システム自体を[3-4-2-1]に変更するはずだ。
★注目選手
◆リバプール:FWモハメド・サラー
リバプールが逆転でのプレミア制覇、CL優勝を目指すうえではエースの復活は必須であり、一部で勤続疲労が伝えられる中、アギーレ監督の計らいによって直近の代表ウィークではエジプト代表に招集されておらず、今節に向けては休養十分で臨むことが可能だ。逆を言えば、ここで結果を残せなければ、スランプはより深刻と判断される。幸い、リバプール加入以降のトッテナム戦は3試合で3ゴールと結果を残しており、周囲の雑音を払しょくするゴールが期待されるところだ。
◆トッテナム:FWハリー・ケイン
その好調を引っ提げて臨む今回のリバプール戦では今や世界最高のセンターバックとも評されるファン・ダイク、守護神アリソンらを相手にチームを勝利に導くゴールが求められる。なお、対リバプール戦では8試合5ゴールとサラー同様に得意としている相手だ。
代表ウィーク前に行われた前節のフルアム戦を2-1で辛勝したリバプールは、1試合未消化のマンチェスター・シティ(勝ち点74)を抜き去って暫定首位に浮上。とはいえ、今節勝ち点3を取りこぼせば、首位陥落の可能性もあり、逆転優勝には残り7試合すべて勝利する気概が必要だ。悲願のプレミアリーグ初制覇に向けて重要な第一関門となる今節は難敵トッテナムをホームで迎え撃つ。
一方、今月9日に行われたサウサンプトン戦で痛恨の逆転負けを喫するなど、直近のリーグ戦3敗1分けと急失速するトッテナム。三つ巴の優勝争いから早々に脱落すると、4位のアーセナル(勝ち点60)、5位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点58)、6位のチェルシー(勝ち点57)との勝ち点差も一気に縮まり、トップ4フィニッシュさえも危ぶまれる危機に。何とか流れを変えたいチームはFAカップ敗退による休養期間を利用したバルセロナでのミニキャンプ、4月3日に正式開場が決まったトッテナム・ホットスパー・スタジアムでのこけら落としというポジティブな要素を追い風に3位死守を目指す。
◆リバプール◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽リバプール予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:アリソンDF:アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ミルナー、ファビーニョ、ワイナルドゥム
FW:サラー、フィルミノ、マネ
負傷者:DFジョー・ゴメス、アーノルド、MFチェンバレン、ナビ・ケイタ、FWシャキリ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては練習復帰もコンディションに問題を抱えるジョー・ゴメス、チェンバレンが引き続き起用できない。代表ウィーク前に負傷したアーノルド、シャキリに関しては起用可能なようだ。
代表ウィーク明けの試合ということもあり、先発メンバーには若干の変更が見込まれるが、代表戦でプレーしなかった休養十分のサラーやミルナー、マティプの先発起用は濃厚だ。逆に、長距離移動を強いられたマネに関しては状態次第でベンチスタートも想定される。
◆トッテナム◆
【4-3-1-2】
【4-3-1-2】
▽トッテナム予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ロリスDF:トリッピアー、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲン、ローズ
MF:ムサ・シソコ、ワニャマ、エリクセン
MF:デレ・アリ
FW:ソン・フンミン、ケイン
負傷者:DFダイアー、オーリエ、MFウィンクス
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはウィンクスと代表ウィーク期間に負傷したダイアー、オーリエの欠場が確定している。
システムに関しては[3-4-1-2]か[4-3-1-2]のいずれかが見込まれる。スタメンに関してはアジアからの長距離移動を強いられたダビンソン・サンチェスとソン・フンミンがベンチスタートになる可能性がある。また、アンカーのワニャマを起用しない場合、システム自体を[3-4-2-1]に変更するはずだ。
★注目選手
◆リバプール:FWモハメド・サラー

Getty Images
リバプールの注目プレーヤーは公式戦7試合連続で無得点とリバプール加入後初めてスランプに陥っているエースのサラーだ。今季ここまで公式戦20ゴールと大爆発した昨季に比べて著しくゴールペースが落ちているエジプト代表。とりわけ、2月9日のボーンマス戦でのゴールを最後に公式戦7試合連続でゴールを奪うことができていない。チーム自体が決定機を作り出せていなければ大きな問題とはならないものの、絶好調のマネを筆頭にその他の攻撃陣はきっちりゴールを決めており、サラー自体が決定力を欠いている印象だ。リバプールが逆転でのプレミア制覇、CL優勝を目指すうえではエースの復活は必須であり、一部で勤続疲労が伝えられる中、アギーレ監督の計らいによって直近の代表ウィークではエジプト代表に招集されておらず、今節に向けては休養十分で臨むことが可能だ。逆を言えば、ここで結果を残せなければ、スランプはより深刻と判断される。幸い、リバプール加入以降のトッテナム戦は3試合で3ゴールと結果を残しており、周囲の雑音を払しょくするゴールが期待されるところだ。
◆トッテナム:FWハリー・ケイン

Getty Images
トッテナムの注目プレーヤーは相手のエースと異なり、公式戦3戦連発中のエースFWケインだ。足首のケガから復帰して以降、チームの結果こそ出ていないが、自身はアーセナル戦、CLドルトムント戦、サウサンプトン戦と負傷によるブランクを感じさせない決定力を発揮している。また、今回の代表ウィークではPKとイージーフィニッシュとはいえ、2試合連続でゴールを記録しており、クラブチームと合わせれば公式戦5試合連続ゴール中だ。その好調を引っ提げて臨む今回のリバプール戦では今や世界最高のセンターバックとも評されるファン・ダイク、守護神アリソンらを相手にチームを勝利に導くゴールが求められる。なお、対リバプール戦では8試合5ゴールとサラー同様に得意としている相手だ。
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