ラニエリ監督、早くもフルアム解任へ
2019.02.28 21:12 Thu
フルアムのクラウディオ・ラニエリ監督が早くも解任の窮地に立たされている。イギリス『メトロ』が報じている。
昨年11月に、前任のスラビシャ・ヨカノビッチ監督の後を継いでフルアムの再建を託されたラニエリ監督。2015-16シーズンにレスター・シティを奇跡のプレミアリーグ優勝に導いたことから大きな期待が寄せられたが、蓋を開けてみれば就任3カ月半でわずか3勝と、監督交代前とほとんど変わらない低調ぶりが続いている。
現在、フルアムはリーグ第28節を終えた時短で勝ち点17の19に位置しており、残留圏の17位とは勝ち点差10の状況にある。クラブ首脳陣は残り10試合でまだ立て直せると信じており、そのためにはラニエリ監督を解任し、新監督を招へいする必要があると考えているようだ。
『メトロ』はイギリス『サン』の情報を引用して、スコット・パーカー氏が後任に据えられるのではないかと推測している。パーカー氏は2016-17シーズンを最後にフルアムで現役引退後、同クラブのU-18チームの監督に就任。昨夏にはヨカノビッチ前監督の下でアシスタントコーチとなり、ラニエリ監督となった現在も続けている。
昨年11月に、前任のスラビシャ・ヨカノビッチ監督の後を継いでフルアムの再建を託されたラニエリ監督。2015-16シーズンにレスター・シティを奇跡のプレミアリーグ優勝に導いたことから大きな期待が寄せられたが、蓋を開けてみれば就任3カ月半でわずか3勝と、監督交代前とほとんど変わらない低調ぶりが続いている。
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