【プレミアプレビュー】ミッドウィーク開催のダービーでバウンスバックを見せるのは?《チェルシーvsトッテナム》
2019.02.27 17:00 Wed
プレミアリーグ第28節、チェルシーvsトッテナムの“ロンドン・ダービー”が日本時間27日29:00にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。共に先週末の公式戦で痛い敗戦を喫した6位のチェルシー(勝ち点50)と、3位のトッテナム(勝ち点60)がバウンスバックを図るミッドウィーク開催のダービーだ。
2週間前に行われた前節、マンチェスター・シティ相手に屈辱の0-6の大敗を喫したチェルシーは、ヨーロッパリーグ(EL)で格下マルメ相手に2連勝を飾ったものの、FAカップではマンチェスター・ユナイテッドに0-2で敗戦。また、先週末に行われたEFLカップ(カラバオ・カップ)決勝ではシティ相手に120分間をゴールレスで耐え抜くも、PK戦の末に敗れて国内でのビッグマッチ3連戦を全敗で終えることに。さらに、そのシティ戦では守護神ケパの交代拒否問題が大きな波紋を広げ、解任も囁かれるサッリ監督の求心力低下を露呈させる始末となった。そのため、今回のダービーで敗れることになれば、イタリア人指揮官の解任も濃厚と見られており、必勝が求められる大一番と言える。
一方、トッテナムはエースFWケイン、MFデレ・アリと2人の絶対的主力をケガで欠く中、絶好調のFWソン・フンミン、ケイン代役のFWジョレンテらの活躍でリーグ戦4連勝に、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16初戦でのドルトムント相手の快勝と勝負強さを発揮してきた。しかし、ケインの早期復帰が実現した直近のバーンリー戦ではフル出場を果たしたエースにいきなり復帰ゴールが生まれた一方、好調のバーンリーのキック&ラッシュに沈み、リーグ戦5試合ぶりの敗戦を喫した。同節、首位リバプールが勝ち点1獲得にとどまり、わずかながら逆転優勝の可能性は残ったものの、現実的にはリーグ戦での目標をトップ4フィニッシュに下方修正すべきだろう。ただ、1試合未消化のチェルシーを含め4位のアーセナル、5位のユナイテッドとの勝ち点差は7、8ポイントとなっており、今週末にはアーセナルとのノースロンドン・ダービーも控える。そのため、最低でも勝ち点1は持ち帰りたいところだ。
なお、今季ここまでの対戦成績はトッテナムの2勝1敗だ。ウェンブリー開催のプレミア前回対戦ではホームのトッテナムが3-1の完勝でチェルシーに初黒星を与えている。ただ、EFLカップ準決勝ではトッテナムが初戦を1-0で勝利も、チェルシーが第2戦を2-1で勝利。さらにPK戦を4-2で飾り、勝ち抜けを決めていた。
▽チェルシー予想スタメン

DF:アスピリクエタ、リュディガー、ダビド・ルイス、エメルソン・パルミエリ
MF:カンテ、ジョルジーニョ、バークリー
FW:ペドロ、イグアイン、アザール
負傷者:なし
出場停止者:なし
120分間の激闘から中2日の試合となるため、サッリ監督と言えども幾つかのポジションでターンオーバーを行う可能性が高い。エメルソンが好パフォーマンスを続ける左サイドバックにマルコス・アロンソ、左インサイドMFにバークリー、コバチッチ、右ウイングにペドロ、ウィリアン、ハドソン=オドイと幾つかの選択肢がある。
▽トッテナム予想スタメン
DF:ダビンソン・サンチェス、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲン
MF:トリッピアー、ムサ・シソコ、ウィンクス、ローズ
MF:エリクセン
FW:ソン・フンミン、ケイン
負傷者:DFダイアー、MFデレ・アリ、FWヤンセン
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはデレ・アリに加えて、扁桃炎のダイアーが引き続き欠場となる。その一方で、ケインに続いてベン・デイビスの復帰が見込まれる。
システムに関しては[4-2-3-1]の可能性もあるが、アザール対策としてD・サンチェスを右センターバックに配する[3-4-1-2]の採用が濃厚だ。スタメンに関してはローズに代わって負傷明けのB・デイビスを左ウイングバックに置く可能性があるが、大きな変更はない模様だ。
★注目選手
◆チェルシー:GKケパorカバジェロ
その後、指揮官を含めたクラブ側の大人な振る舞いによって罰金処分という軽い罰にとどまったものの、サッリ監督は前日会見で先発落ちの可能性も示唆しており、その立場は揺らいでいる。仮に、指揮官の恩赦で先発起用される場合は、チームと指揮官への忠誠を示すような好パフォーマンスが求められる。
一方、ケパの騒動で古巣対戦が実現せず、割りを食った格好となった37歳のベテランGKだが、今回の試合では今季初のリーグ戦出場というチャンスが与えられるかもしれない。今季はサッリ監督の下で公式戦7試合の出場にとどまっているが、開幕前のシティとのコミュニティ・シールドを除き5勝1分けと無敗を維持。ただ、対トッテナム戦ではシティ時代に1-4、昨季のリーグ戦ホームゲームでは1-3といずれも大量失点している苦手な相手だ。それでも、同試合で好パフォーマンスを見せられれば、世論を味方にしてポジション奪取の可能性もあるはずだ。
◆トッテナム:MFクリスティアン・エリクセン
また、対チェルシーでは“ダービーキング”の異名を持つケインに加えて、デレ・アリのキラーぶりが印象的だが、エリクセンも対チェルシーのリーグ戦で6試合連続でゴールかアシストのいずれかに絡んでいるチェルシーキラーの1人だ。前回対戦では2アシスト、昨季のアウェイゲームでは鮮烈なミドルシュートでゴールも記録している。トップ下での起用が濃厚な中、ジョルジーニョとのマッチアップを制してこの試合でも決定的な仕事を見せたい。
2週間前に行われた前節、マンチェスター・シティ相手に屈辱の0-6の大敗を喫したチェルシーは、ヨーロッパリーグ(EL)で格下マルメ相手に2連勝を飾ったものの、FAカップではマンチェスター・ユナイテッドに0-2で敗戦。また、先週末に行われたEFLカップ(カラバオ・カップ)決勝ではシティ相手に120分間をゴールレスで耐え抜くも、PK戦の末に敗れて国内でのビッグマッチ3連戦を全敗で終えることに。さらに、そのシティ戦では守護神ケパの交代拒否問題が大きな波紋を広げ、解任も囁かれるサッリ監督の求心力低下を露呈させる始末となった。そのため、今回のダービーで敗れることになれば、イタリア人指揮官の解任も濃厚と見られており、必勝が求められる大一番と言える。
一方、トッテナムはエースFWケイン、MFデレ・アリと2人の絶対的主力をケガで欠く中、絶好調のFWソン・フンミン、ケイン代役のFWジョレンテらの活躍でリーグ戦4連勝に、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16初戦でのドルトムント相手の快勝と勝負強さを発揮してきた。しかし、ケインの早期復帰が実現した直近のバーンリー戦ではフル出場を果たしたエースにいきなり復帰ゴールが生まれた一方、好調のバーンリーのキック&ラッシュに沈み、リーグ戦5試合ぶりの敗戦を喫した。同節、首位リバプールが勝ち点1獲得にとどまり、わずかながら逆転優勝の可能性は残ったものの、現実的にはリーグ戦での目標をトップ4フィニッシュに下方修正すべきだろう。ただ、1試合未消化のチェルシーを含め4位のアーセナル、5位のユナイテッドとの勝ち点差は7、8ポイントとなっており、今週末にはアーセナルとのノースロンドン・ダービーも控える。そのため、最低でも勝ち点1は持ち帰りたいところだ。
◆チェルシー◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽チェルシー予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ケパDF:アスピリクエタ、リュディガー、ダビド・ルイス、エメルソン・パルミエリ
MF:カンテ、ジョルジーニョ、バークリー
FW:ペドロ、イグアイン、アザール
負傷者:なし
出場停止者:なし
出場停止者、負傷者共にいない。注目は直近のシティ戦で交代拒否を行ったケパを先発で起用するかどうかだ。仮に、指揮官が起用を見送る場合はカバジェロが代役を担う。
120分間の激闘から中2日の試合となるため、サッリ監督と言えども幾つかのポジションでターンオーバーを行う可能性が高い。エメルソンが好パフォーマンスを続ける左サイドバックにマルコス・アロンソ、左インサイドMFにバークリー、コバチッチ、右ウイングにペドロ、ウィリアン、ハドソン=オドイと幾つかの選択肢がある。
◆トッテナム◆
【3-4-1-2】
【3-4-1-2】
▽トッテナム予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ロリスDF:ダビンソン・サンチェス、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲン
MF:トリッピアー、ムサ・シソコ、ウィンクス、ローズ
MF:エリクセン
FW:ソン・フンミン、ケイン
負傷者:DFダイアー、MFデレ・アリ、FWヤンセン
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはデレ・アリに加えて、扁桃炎のダイアーが引き続き欠場となる。その一方で、ケインに続いてベン・デイビスの復帰が見込まれる。
システムに関しては[4-2-3-1]の可能性もあるが、アザール対策としてD・サンチェスを右センターバックに配する[3-4-1-2]の採用が濃厚だ。スタメンに関してはローズに代わって負傷明けのB・デイビスを左ウイングバックに置く可能性があるが、大きな変更はない模様だ。
★注目選手
◆チェルシー:GKケパorカバジェロ

Getty Images
チェルシーの注目プレーヤーはケパとカバジェロの両GKだ。今季、アスレティック・ビルバオから“GK史上最高額”の8000万ユーロで加入したケパはプレミア&ビッグクラブ初挑戦ながら堅実なゴールキーピングと、『サッリ・ボール』においてGKに求められる安定したキックを武器に守護神として上々のパフォーマンスを継続している。しかし、直近のシティ戦ではケガの影響を考慮したコーチ陣が交代を要求した中、これを拒絶する前代未聞の混乱を引き起こした。その後、指揮官を含めたクラブ側の大人な振る舞いによって罰金処分という軽い罰にとどまったものの、サッリ監督は前日会見で先発落ちの可能性も示唆しており、その立場は揺らいでいる。仮に、指揮官の恩赦で先発起用される場合は、チームと指揮官への忠誠を示すような好パフォーマンスが求められる。
一方、ケパの騒動で古巣対戦が実現せず、割りを食った格好となった37歳のベテランGKだが、今回の試合では今季初のリーグ戦出場というチャンスが与えられるかもしれない。今季はサッリ監督の下で公式戦7試合の出場にとどまっているが、開幕前のシティとのコミュニティ・シールドを除き5勝1分けと無敗を維持。ただ、対トッテナム戦ではシティ時代に1-4、昨季のリーグ戦ホームゲームでは1-3といずれも大量失点している苦手な相手だ。それでも、同試合で好パフォーマンスを見せられれば、世論を味方にしてポジション奪取の可能性もあるはずだ。
◆トッテナム:MFクリスティアン・エリクセン

Getty Images
トッテナムの注目プレーヤーは司令塔のエリクセンだ。今季はケイン、ソン・フンミン、デレ・アリと“ファンタスティック・フォー”のいずれかを常に欠く中、持ち味のチャンスメークに加え、フィニッシャーの役割までこなしてチームを支えているデンマーク代表MF。ここ最近の試合では勤続疲労の影響かやや消える場面やイージーミスが増えているものの、トッテナムにとって不可欠な存在に間違いはない。また、対チェルシーでは“ダービーキング”の異名を持つケインに加えて、デレ・アリのキラーぶりが印象的だが、エリクセンも対チェルシーのリーグ戦で6試合連続でゴールかアシストのいずれかに絡んでいるチェルシーキラーの1人だ。前回対戦では2アシスト、昨季のアウェイゲームでは鮮烈なミドルシュートでゴールも記録している。トップ下での起用が濃厚な中、ジョルジーニョとのマッチアップを制してこの試合でも決定的な仕事を見せたい。
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