K・コマンがまた負傷…今度は左ハムストリングでCLリバプール戦に暗雲
2019.02.24 05:27 Sun
バイエルンのフランス代表FWキングスレー・コマンが負傷した。ドイツ版『EUROSPORT』など複数メディアが伝えている。
コマンは今シーズンのブンデスリーガ開幕戦で古傷の左足首じん帯を痛め、昨年12月1日に行われたブンデスリーガ第13節のブレーメン戦で復帰。1年間で2度の手術を受けた22歳の若武者はその時「3度目の手術はもう無理だと思う。自分の足ではなくなってしまう。そのときは別の人生を考えるよ」と引退を示唆する可能性を残していた。
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23日に行われたブンデスリーガ第23節のヘルタ・ベルリン戦で、コマンは58分にFWフランク・リベリとの交代でピッチに立った。しかし、投入からわずか10分後に左足ハムストリングを負傷し交代を余儀なくされていた。試合後、ニコ・コバチ監督はコマンのケガについて「彼は筋肉に違和感があるようだ。確かな情報はない」として、今後の検査の結果を心配した。また、「キングスレー・コマンに起こったことが悪ければ、彼はリバプール戦に出場できないだろう」とコメントし、来月13日に行われるチャンピオンズリーグ・ラウンド16のホームでのセカンドレグの欠場も示唆した。PR
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