首位ドルトムント、監督交代の最下位ニュルンベルク相手にゴールレスドロー…久保は先発も見せ場なし《ブンデスリーガ》

2019.02.19 07:05 Tue
Getty Images
ブンデスリーガ第22節、ニュルンベルクvsドルトムントが18日に行われ、0-0のゴールレスドローに終わった。
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最下位ニュルンベルク(勝ち点12)と首位ドルトムント(勝ち点50)の一戦。ここまでわずか2勝のニュルンベルクはリーグ戦ここ15試合勝利なし。前節終了後にケルナー監督を解任し、アシスタントコーチを務めていたボリス・ショーマス氏が暫定監督を務めることになった。一方、リーグ戦2戦連続ドロー中のドルトムントは、リーグ戦の間にあったドイツカップではブレーメンにPK戦の末に敗戦、またチャンピオンズリーグではトッテナムに3点奪われ完敗を喫した。ファブレ監督就任以降では初の公式戦4試合勝利なしの中、白星を取り戻せるか。
試合は予想通りドルトムントがボールを保持する展開に。8割近いポゼッションを誇るドルトムントがニュルンベルクを押し込むが、ゴール前に人数をかけた守備を崩すことが出来ない。24分にヴィツェルがボックスの外からシュートを放ったがGKの正面に。

試合も30分に差し掛かる頃、ここまで被シュートをゼロに抑えていたドルトムントだったが、ローヴェンのクロスからベーレンスのヘディングシュートを許すとこれが枠に飛へ。GKビュルキが何とかはじき出したが、そのCKでもベーレンスのヘディングシュートが右ポストを掠めた。
前半の内に1点が欲しいドルトムントは45分にヴィツェルのシュートからCKを獲得。左CKからサンチョが上げたクロスにゲッツェが完璧なタイミングで頭で合わせたがGKマゼニアにセーブされてしまった。

後半に入っても主導権はドルトムントが握る。だが、ゲッツェやゲレイロのシュートはネットを揺らすには至らない。そんな中63分に、ドルトムントはフィリップを下げてアルカセルをピッチへ。切り札を投入した。

だが、ドルトムントの攻めあぐねる時間帯は続く。大きなチャンスとなったのは86分のこと。味方の浮き球パスにアルカセルが抜け出しボックス右からシュートを打ったが、ゴール左外に流れていった。87分にはサンチョのパスからアルカセルが最終ラインの裏に。ゴール前への折り返しを味方が流し込んだが、アルカセルのオフサイドを取られゴールは認められなかった。

結局、ドルトムントは最後までニュルンベルクからゴールを奪うことはできず試合終了。試合は引き分けに終わり、久保が85分までプレーしたニュルンベルクは首位のドルトムントから勝ち点を奪うことに成功した。

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