バルサ、古巣対戦GKマシプに大苦戦も公式戦4戦ぶり白星! メッシが前人未到の11年連続30得点!《リーガエスパニョーラ》

2019.02.17 06:39 Sun
Getty Images
リーガエスパニョーラ第24節、バルセロナvsバジャドリーのが16日にカンプ・ノで行われ、ホームのバルセロナが1-0で勝利した。
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前節、アスレティック・ビルバオ相手に今季初のリーグ戦無得点でドローに終わった首位のバルセロナは公式戦3戦連続ドローとやや調子が下降気味。来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)のリヨン戦を控える中で行われる今節は15位のバジャドリーをホームで迎え撃った。直近のビルバオ戦からは先発5人を変更。ネウソン・セメドに代わって出場停止明けのジョルディ・アルバが戻ったほか、ラングレ、ラキティッチ、コウチーニョ、スアレスに代わってヴェルメーレン、アレーニャ、デンベレ、バルセロナでのリーガデビューとなるケビン=プリンス・ボアテングが起用された。なお、ピケはこの試合でバルセロナでのリーガ通算300試合出場を達成した。
立ち上がりからボールを保持してメッシとデンベレの両ウイングの仕掛けを軸に攻撃を展開していくバルセロナ。しかし、ハイプレスとリトリートを織り交ぜながらソリッドな守備を構築するバジャドリーの堅守を前になかなかアタッキングサードを打開できず。

メッシが幾度か得意のラストパスでチャンスを演出しかけるが、なかなか周囲との呼吸が合わない。
前半半ばから終盤にかけても試合展開に大きな変化はなし。守備の局面こそ無難に相手のカウンターに対処するホームチームだが、攻撃の局面では最前線のボアテングの存在感のなさやインテリオールからの配球の問題もあり効果的な仕掛けは皆無。

それでも、前半終了間際の43分にはカウンターから前線に攻め上がっていたピケがボックス内でミチェルに倒されてPKを獲得。これをキッカーのメッシが冷静に決めて苦しみながらも最高の時間帯にリードを奪った。なお、メッシにとってこのゴールは11年連続となるシーズン30ゴール目となった。

迎えた後半、立ち上がりから攻勢に転じるバルセロナは49分に左サイドのアルバからのクロスをゴール前に走り込んだメッシが左足で合わせるが、これは古巣対戦のGKマシプの好守に阻まれる。さらに、52分にはボアテングのスルーパスに抜け出したデンベレからのラストパスにメッシが反応もシュートを枠外に外す。

その後、ボックス内でのGKとの一対一を決め切れなかったボアテングを下げて60分にスアレスをピッチに送り込んだバルセロナは畳みかける攻撃を見せる。65分、メッシのスルーパスに抜け出したスアレスがボックス内でGKと一対一もマシプのセーブに遭う。このこぼれ球をデンベレが繫いでメッシがシュートも再びマシプにキャッチされた。

その後、デンベレに代えてコウチーニョ、アレーニャに代えてラキティッチと主力をピッチに送り込んで試合を終わらせにかかるバルセロナ。73分にはメッシの絶妙な右クロスをゴール左でフリーのスアレスが押し込みにかかるが、ここはうまくミートできない。

ピンチこそないものの試合を決め切れないバルセロナだったが、85分に絶好の追加点のチャンスを得る。ボックス内で仕掛けたコウチーニョがキコに倒されてPKを獲得。ここでメッシが再びキッカーを務めるが、ゴール右を狙ったシュートはGKマシプに完璧に読まれて痛恨の失敗。この跳ね返りを頭で押し込みにかかるも、これもキャッチされてしまった。

その後もカウンターからメッシ、スアレスと2点目のチャンスはあったものの、完全に乗ったマシプの牙城を最後まで破れず。ホームで辛勝のバルセロナは公式戦4戦ぶりの白星を手にしてCLリヨン戦に挑むことになった。

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