スリマニ弾のフェネルバフチェがホームでゼニトに先勝!《EL》

2019.02.13 04:53 Wed
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦、フェネルバフチェvsゼニトが12日に行われ、ホームのフェネルバフチェが1-0で先勝した。
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グループDを2位通過したフェネルバフチェと、グループCを首位通過したゼニトによるトルコとロシアの強豪同士によるベスト16を懸けた初戦。立ち上がりからモーゼスやヴァルブエナ、スリマニを起点にゼニトを押し込むフェネルバフチェが試合の主導権を握る。徐々に相手ボックス付近でのプレーを増やしていくと、21分にセットプレーから先制点を奪う。
右CKの場面でキッカーのヴァルブエナがアウトスウィングのクロスを入れると、ニアでモーゼスが競ったこぼれ球に反応したスリマニが冷静に右足のシュートを流し込んだ。幸先よく先制に成功したホームチームはその後もエルマスが際どいミドルシュートを続けて放つなど試合をコントロールしていく。

一方、守勢が続くゼニトも前半終了間際に絶好の同点機を迎える。43分、ボックス内でドリウッシがメフメト・トパルに足を蹴られてPKを獲得。ここでキッカーをマクが務めるが、右隅を狙ったシュートはGKテキンに触られた結果、クロスバーを叩いて痛恨の失敗となった。
守護神のビッグプレーによってリードを保って後半を迎えたフェネルバフチェは、立ち上がりからボールを保持して相手を押し込む。そして、ボックス付近でスリマニ、エルマス、ヴァルブエナが次々とフィニッシュに絡んでいくが、流れの中から2点目を奪うことはできず。

後半に入ってもなかなか攻め手を見いだせないゼニトは74分にドリウッシを下げて今冬加入のイラン代表のエースFWアズムーンをピッチに送り込む。77分にはマクのクロスからゴール前のジューバに決定機も、このヘディングシュートはGKの正面を突く。その後、マクを下げてマルキジオを投入するなど最後まで同点を目指したアウェイチームだったが、試合はこのままタイムアップ。

ホームで勝ち切ったフェネルバフチェがベスト16進出に向けて大きな一歩を進めた。なお、ゼニトホームで行われる2ndレグは21日に開催される。

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