【CLプレビュー】共に主力不在で試される総合力! 昨季GSに続く2年連続の対戦《トッテナムvsドルトムント》

2019.02.13 17:01 Wed
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、トッテナムvsドルトムントが日本時間13日29:00にウェンブリー・スタジアムでキックオフされる。グループBを2位通過したトッテナムと、グループAを首位通過したドルトムントによる2年連続の対戦だ。

優勝候補バルセロナ、インテル、PSVと今グループステージ屈指の激戦区となったグループBを最終節の最終盤までもつれた中、劇的逆転突破を果たしたトッテナム。昨夏、今冬と新戦力補強ゼロに終わる異例の事態に加え、新スタジアム完成の遅れ、絶対的主力のFWケイン、MFデレ・アリら主力の負傷離脱と多くの逆境に晒されてきたチームだが、国内リーグでは直近4連勝と見事な勝負強さをみせ、マンチェスター・シティ、リバプールの2強に勝ち点5差で肉薄する。

対するドルトムントはアトレティコ・マドリー、モナコ、クラブ・ブルージュと同居したグループAで優勝候補アトレティコをホームで4-0で下すなど、安定した戦いぶりで首位通過。また、ファブレ新監督の抜群の采配と若き逸材の躍動が目立つ国内リーグではここまでわずか1敗の圧巻の戦いぶりをみせ、6連覇中の盟主バイエルンに勝ち点5差をつけて首位を快走中。ただ、直近のホッフェンハイム戦ではホームで3点リードを追い付かれる痛恨のドローを喫したうえ、エースMFロイスを含め負傷者が重なっている点は気がかりだ。
なお、両者の対戦成績は2勝2敗の全くの五分。ただ、昨シーズンのCLグループステージでの対戦ではトッテナムがアウェイで3-1、ホームで2-1といずれも勝利している。

◆トッテナム◆
【4-3-3】

▽トッテナム予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ロリス
DF:トリッピアー、ダビンソン・サンチェス、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲン
MF:ムサ・シソコ、ウィンクス、エリクセン
FW:ルーカス・モウラ、ジョレンテ、ソン・フンミン
負傷者:DFローズ、ベン・デイビス、MFデレ・アリ、FWケイン
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはベン・デイビス、デレ・アリ、ケインの欠場が確定。直近のレスター戦で脛に打撲を負ったローズに関しては欠場かベンチスタートになる模様だ。その一方で、体調不良と背中の痛みで欠場していたダイアーとラメラが復帰する。

システムに関しては[4-3-3]と[3-5-2]、[4-3-1-2]のいずれかを採用することになる。注目は左サイドバック不在の中でのヴェルトンゲンの起用法だ。3バックの左で起用し、ウォーカー=ピータースを左ウイングバックに配する形か4バックの左で守備時にサイドバック、攻撃時に3バックの左に入る変則的な起用法が想定される。

また、前線に関してはソン・フンミンとルーカス・モウラ、ジョレンテの3トップか、ダイアーをアンカーに配してエリクセンをトップ下あるいは2シャドーの一角で起用するプランも考えられる。

◆ドルトムント◆
【4-2-3-1】

▽ドルトムント予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ビュルキ
DF:アクラフ・ハキミ、トプラク、ディアロ、シュメルツァー
MF:ヴィツェル、デラネイ
MF:サンチョ、フィリップ、ラファエウ・ゲレイロ
FW:ゲッツェ
負傷者:DFアカンジ、ピシュチェク、MFロイス、ヴァイグル、FWパコ・アルカセル
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては風邪のヴァイグルを含め負傷を抱えるピシュチェク、ロイス、アルカセルの4選手が遠征メンバー外で欠場する。遠征メンバー入りも3月復帰が見込まれるアカンジもプレーできない。

前述のケガ人を受けてスタメンに関しては大きな変更が加えられる。その中でディアロの相棒、左サイドバックの人選に注目が集まる。センターバックに関しては負傷から復帰後、プレー機会のないザガドゥではなくトプラクの起用が濃厚だ。左サイドバックはシュメルツァーを起用するか、一列前でプレーするラファエウ・ゲレイロを下げてラーセンを左ウイングで起用する2パターンが想定される。

★注目選手
◆トッテナム:FWソン・フンミン
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トッテナムの注目プレーヤーはドルトムントキラーのソン・フンミンだ。ケインとデレ・アリを欠く中、直近のリーグ戦3戦連続ゴールを決めエースの働きを見せている韓国代表。前節のレスター戦でも過密日程を強いられた中、試合最終盤に圧巻のロングスプリントから勝利を決定づけるゴールを決めている。そのタフな一戦から中2日での一戦となるが、スパーズ勝利に向けてはスーパーソニーの活躍が必須だ。

なお、ドイツ時代からドルトムントキラーとして知られるソン・フンミンはハンブルガーSV、レバークーゼン、トッテナムで通算10試合対戦し8ゴールを奪っている。さらに、直近は3試合連続ゴール中と完全にカモにしている。

◆ドルトムント:MFジェイドン・サンチョ
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ドルトムントの注目プレーヤーはロイス不在の中でエースの働きが期待されるサンチョだ。昨夏、マンチェスター・シティのユースからドルトムントに加入した18歳はファブレ新体制となった今シーズンに完全にブレイク。“イングランドのネイマール”とも評される圧倒的なスピードとテクニックを生かしたドリブル突破に加え、8ゴール13アシストという圧倒的なスタッツが証明するように決定力やチャンスメークの質にも長けた万能型アタッカーだ。

なお、サウスロンドン生まれのサンチョはイングランド代表としてロンドン凱旋をすでに飾っているものの、クラブレベルでは初めて聖地ウェンブリーでプレーすることになる。スリーライオンズの先輩を多数擁する難敵スパーズを相手にして地元で輝けるか。

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