アーセナルが格下相手の辛勝でリーグ連勝! カーディフはエミリアーノ・サラに捧げる善戦も一歩及ばず…《プレミアリーグ》
2019.01.30 06:47 Wed
プレミアリーグ第24節、アーセナルvsカーディフが29日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが2-1で勝利した。
前節、チェルシー相手のダービーで会心の勝利を挙げたアーセナルだが、週末に行われたFAカップではマンチェスター・ユナイテッド相手に1-3の敗戦を喫した。その試合からバウンスバックが求められるこの一戦に向けては先発7人を変更。共に負傷のコシエルニーとパパスタソプーロスの2選手に代わってムスタフィ、モンレアルをセンターバックで起用したほか、負傷明けのエジルがリーグ戦5試合ぶりの復帰を果たした。
一方、降格圏の18位に低迷するカーディフでは19日にナントから完全移籍の加入が発表されたアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラが、21日にナントからカーディフに向かう空路のさなかでパイロットと共にイギリス海峡付近で消息不明となる悲劇に見舞われた。その悲しみからの再生を図るこの一戦では格上相手の勝ち点奪取を目指した。
試合前にサラとパイロット、その家族へのサポートを目的としたセレモニーが行われたエミレーツでの一戦。試合は開始直後にアーセナルがいきなりゴールに迫る。2分、ボックス左でオーバメヤンが折り返したボールがファーに流れてフリーのラカゼットにシュートチャンスも、ここは相手DFのブロックに遭う。
早い時間帯にゴールをこじ開けたいアーセナルはグエンドウジ、ラカゼットを起点に中央からの崩しと、サイドバックの攻め上がりを生かしたサイドアタックでチャンスを窺う。幾度かボックス内でラカゼットらにシュートチャンスが訪れるが、相手DFの粘り強い守備を崩し切れない。
逆に守備の局面ではサイドバックが上がった裏のスペースをカウンターで狙われ、セットプレーの局面でも後手を踏み決定機を許すが、こちらは相手のシュートやクロス精度の低さに助けられて事なきを得た。結局、ほぼ互角の内容となった前半はゴールレスで終了した。
迎えた後半、エルネニーを下げてイウォビをハーフタイム明けに投入したアーセナルはより攻撃的な[4-2-3-1]に変更。ここから攻勢を強めていくが、前半同様になかなか決定機まで至らず。60分にはリヒトシュタイナーを下げてジェンキンソンをピッチに送り込んだ。
後半もなかなかゴールを予感させる仕掛けを見せられないアーセナルだったが、相手の一瞬の隙を突いて先制点を奪う。67分、イウォビのスルーパスに反応したコラシナツがボックス内でDFマンガに足をかけられてPKを獲得。これをキッカーのオーバメヤンが冷静に決めてこの試合最初の枠内シュートをゴールに結びつけた。
この先制点でようやく重圧から解き放たれたアーセナルは直後の68分にもエジルのスルーパスに抜け出したイウォビに決定機も、ここはやや淡白なシュートをGKエザリッジにセーブされる。
その後、76分にエジルを下げて古巣対戦のラムジーをピッチに送り込んだ中、83分には試合を決定づける追加点が生まれる。相手陣内右サイドでDFと競り合ったラカゼットがボールを奪い返してそのままボックス右に持ち込むと、強烈な右足のシュートを流し込んだ。
これで勝負ありと思われたが、カーディフも最後の最後に意地を見せる。試合終了間際の93分に途中出場のメンデス=ラングが左足の見事なカットインシュートをゴール左隅に流し込んだ。
最後の最後に失点を喫したアーセナルだが、これ以上の失点は許さず2-1で勝利。格下相手に苦戦を強いられながらもリーグ戦2連勝とした。
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5位のアーセナル(勝ち点44)と18位のカーディフ(勝ち点19)によるミッドウィーク開催の一戦。一方、降格圏の18位に低迷するカーディフでは19日にナントから完全移籍の加入が発表されたアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラが、21日にナントからカーディフに向かう空路のさなかでパイロットと共にイギリス海峡付近で消息不明となる悲劇に見舞われた。その悲しみからの再生を図るこの一戦では格上相手の勝ち点奪取を目指した。
試合前にサラとパイロット、その家族へのサポートを目的としたセレモニーが行われたエミレーツでの一戦。試合は開始直後にアーセナルがいきなりゴールに迫る。2分、ボックス左でオーバメヤンが折り返したボールがファーに流れてフリーのラカゼットにシュートチャンスも、ここは相手DFのブロックに遭う。
対するカーディフは6分、左CKの場面でマークを外したパターソンがドンピシャのヘディングで合わすが、ここは相手DFにディフレクトしてしまう。
早い時間帯にゴールをこじ開けたいアーセナルはグエンドウジ、ラカゼットを起点に中央からの崩しと、サイドバックの攻め上がりを生かしたサイドアタックでチャンスを窺う。幾度かボックス内でラカゼットらにシュートチャンスが訪れるが、相手DFの粘り強い守備を崩し切れない。
逆に守備の局面ではサイドバックが上がった裏のスペースをカウンターで狙われ、セットプレーの局面でも後手を踏み決定機を許すが、こちらは相手のシュートやクロス精度の低さに助けられて事なきを得た。結局、ほぼ互角の内容となった前半はゴールレスで終了した。
迎えた後半、エルネニーを下げてイウォビをハーフタイム明けに投入したアーセナルはより攻撃的な[4-2-3-1]に変更。ここから攻勢を強めていくが、前半同様になかなか決定機まで至らず。60分にはリヒトシュタイナーを下げてジェンキンソンをピッチに送り込んだ。
後半もなかなかゴールを予感させる仕掛けを見せられないアーセナルだったが、相手の一瞬の隙を突いて先制点を奪う。67分、イウォビのスルーパスに反応したコラシナツがボックス内でDFマンガに足をかけられてPKを獲得。これをキッカーのオーバメヤンが冷静に決めてこの試合最初の枠内シュートをゴールに結びつけた。
この先制点でようやく重圧から解き放たれたアーセナルは直後の68分にもエジルのスルーパスに抜け出したイウォビに決定機も、ここはやや淡白なシュートをGKエザリッジにセーブされる。
その後、76分にエジルを下げて古巣対戦のラムジーをピッチに送り込んだ中、83分には試合を決定づける追加点が生まれる。相手陣内右サイドでDFと競り合ったラカゼットがボールを奪い返してそのままボックス右に持ち込むと、強烈な右足のシュートを流し込んだ。
これで勝負ありと思われたが、カーディフも最後の最後に意地を見せる。試合終了間際の93分に途中出場のメンデス=ラングが左足の見事なカットインシュートをゴール左隅に流し込んだ。
最後の最後に失点を喫したアーセナルだが、これ以上の失点は許さず2-1で勝利。格下相手に苦戦を強いられながらもリーグ戦2連勝とした。
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