アーセナル、非公式アンバサダーのインド人女優がイウォビに人種差別

2019.01.30 02:24 Wed
Getty Images
アーセナルのアンバサダーを務めていたインド人女優のイーシャ・グプタ(33)が同クラブに所属するナイジェリア代表FWアレックス・イウォビに対して人種差別を行ったことが物議を醸している。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。

2007年にインド代表としてミスインターナショナルにも出場した経歴もあるイーシャは、インドの映画やテレビドラマで活躍する有名なインド人女優。また、イギリスの名門ニューカッスル大学の法学部を卒業した才女としても知られている。そのイーシャはクラブ公式のアンバサダーではないものの、以前からアーセナルの広報活動に関わっていた。

そのガナーズファンとして知られるイーシャは27日に行われたFAカップ4回戦のマンチェスター・ユナイテッド戦を観戦した際に、知人と『インスタグラム』上でイウォビのパフォーマンスに関してメッセージを送り合った。
その際に知人がイウォビを「あのゴリラ(イウォビ)がサイドを上下動する姿をこれ以上見たくないね」、「あいつは進化が止まったように見える。ネアンデルタール人から人間に変わることができていない」という、人種差別的なコメントで嘲笑した。

そして、この人種差別的なコメントに対してイーシャは、「Hahahahahaha」というリアクションを2度に渡って送り、この発言を楽しんでいる様子を見せた。
後にこのやり取りがSNS上で人種差別だと物議を醸すと、イーシャはすぐさま自身のSNSで人種差別的な意図はなかったものの、間違った反応だったと謝罪を行ったが、SNS上での炎上は収まらず。

その後、この一件に関して見解を求められたアーセナルのスポークスマンは、「その人物(イーシャ)はアーセナルの公式なアンバサダーではない。そして、こういった人種差別的なコメントに関しては我々のゲーム、社会に存在すべきものではないと非難する」と、クラブとの公式な関連がないことを強調しながらも厳しく非難している。

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ウィリアム・サリバ、チームメイトの自慰行為が映った過去の動画が流出…FFFが調査開始

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プレミアリーグ上位対決での疑惑の判定…PGMOLチーフのウェブ氏が見解「アーセナルのゴール取り消しは正しい判断」

プレミアリーグのプロ審判協会(PGMOL)でチーフを務めるハワード・ウェブ氏が、アストン・ビラvsアーセナルでの判定について問題なしとの見方を示した。プレミアリーグ公式サイトが伝えている。 今季は定期的に審判の判定が議論になっているプレミアリーグ。特にアーセナルは第11節のニューカッスル戦でいくつかの際どい判定がことごとく不利に働いたことから、試合後にはミケル・アルテタ監督は「恥ずべき判定だ」と主審に激怒。クラブも指揮官の肩を持つ声明を出したことで、賛否両論を巻き起こした。 そんなアーセナルは、プレミアリーグ第16節のビラ戦でも議論の的になる判定が発生。1点を追う状況で迎えた90分、FWカイ・ハヴァーツが同点弾を挙げたかに見えたが、これはハヴァーツのハンドで取り消しに。ただし、その直前には相手DFマティ・キャッシュの手にも当たっているように見えたため、試合後にはさまざまな意見が飛び交った。 これについて、ウェブ氏は判定に問題はなかったと断言。現行ルールについて解説し、ジャレッド・ジレット主審の冷静なジャッジを称えている。 「ルールとして、たとえ偶発的なものであっても攻撃側の選手の手や腕にボールが接触し、それが即ゴールにつながったらファールになる。その点、ジャレッド・ジレット主審のフィールドでの判断は実に正しかった。カイ・ハヴァーツの腕に接触があったなら、ルールとしてファールだ」 「故意ではなくても、ファールはとらなければならない。そして、ハヴァーツの腕に当たりゴールが無効になる状況でありながら、その数秒前にはマティ・キャッシュの腕にも同じように偶然ボールが当たっていた。しかし、彼はファールではなかった」 「ルールとして、彼にファールを与えることはできない。彼は守備側であり、ファールとするには不自然に体を大きく広げたり意図的にハンドがあったりする必要があるからだ。彼はそのどれにも該当せず、ファールとしなかったのは正しい。そしてその後にハヴァーツの手に当たった以上、ゴールは認められない」 「このルールは5年ほど前から施行されている。ルールは常に見直されており、もしかしたら変更されるかもしれない。だが、今回のケースにおいてレフェリーは絶対に正しいことをした」 「これにVARが介入するなら、ボールが手に当たっていないという明確な証拠があるかチェックする必要がある。それが決定的でないなら、彼らはフィールド上の判定のままにするだろう。そして実際にVARを見ると、ハヴァーツの腕に接触していると示す角度があった」 「VARは試合を審判するためにあるのではなく、明らかなミスに対するセーフティネットとして存在する。ジャレッドはその立場からこの状況を明確に見てファールとした。そうするのは正しく、彼の功績になるだろう」 2023.12.13 18:35 Wed

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