ユナイテッド&バルサがモナコの”スナイデル2世”も関心か

2019.01.29 18:38 Tue
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マンチェスター・ユナイテッドバルセロナが、モナコに所属するベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス(21)の獲得に興味を示しているようだ。ベルギー『Het Nieuwsblad』の情報をもとにイギリス『メトロ』が報じている。

アンデルレヒト下部組織出身のティーレマンスは、2013年に16歳という若さでプロデビュー。正確なパスに加え強烈なシュートが持ち味の同選手は、”スナイデル2世”とも評されており、2017年にモナコに引き抜かれると、今シーズンは低迷するチームでここまで公式戦30試合5ゴールを記録している。

しかし、ここまで孤軍奮闘する活躍を見せているティーレマンスだが、レオナルド・ジャルディム氏が監督復帰したことで、退団する可能性があるようだ。両名の間の確執などは伝えられていないが、ティーレマンスが右往左往するクラブのオペレーションに何らかの不満を持った可能性も否定はできない。
そのティーレマンスには、ユナイテッドとバルセロナが関心を抱いているが、具体的な動きは見られず。また、プレミア複数クラブからの関心も伝えられており、中でもレスターが熱視線。移籍金2000万ポンド(約29億円)を用意しているという。

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ユナイテッドに競り勝ちCL出場圏内で最終節へ、マレスカ監督は「何年も前のチェルシーとは違う」と現チームへの理解を求める

チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が16日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦後にコメントした。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシーが、ヨーロッパリーグ決勝を控えるユナイテッドをスタンフォード・ブリッジに迎えたホーム最終戦。 主力を起用してきたユナイテッドに対して互角の攻防で推移した中、チェルシーはゴールレスで迎えた71分にDFリース・ジェームズのクロスをDFマルク・ククレジャがダイビングヘッドで押し込み、1-0の辛勝とした。 CL出場権獲得まであと一歩としたマレスカ監督はロマン・アブラモビッチ元オーナーの下、潤沢な資金をバックに栄光を築いた過去のチェルシーと現チームは別物だと訴えた。 「個人的には問題は、あなた方マスコミ全般にあると思っている。あなた方はチェルシーは何年も前と同じ状況だと思っているが、それは違う。私もチェルシーに居るからといって他のクラブより多くの資金を期待してはいない。それよりも大切なものを築き上げることが目的だ。サポーターには我々を信じて欲しい。正しい方向に進んでいるのだから」 接戦を制したユナイテッド戦については「オフ・ザ・ボールの面で素晴らしい試合ができたと思う。最後までとてもアグレッシブにプレーし、高い位置からもプレッシャーをかけ続けた。勝利に相応しいプレーだったと思う。幾つかの解決策に取り組み、それから得点できたことも良かった」と勝利に値するパフォーマンスだったと見解を述べた。 チェルシーは最終節、暫定4ポイント差の7位ノッティンガム・フォレストと対戦する。 2025.05.17 10:00 Sat

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