止まらない35歳! クアリアレッラがセリエA記録の11試合連続ゴール達成!

サンプドリアに所属する元イタリア代表FWファビオ・クアリアレッラ(35)が26日に行われたウディネーゼ戦でセリエA記録の11試合連続ゴールを達成した。『@OptaPaolo』が伝えている。

サンプドリアは26日に行われたセリエA第21節のウディネーゼ戦を4-0で勝利した。

そして、同試合でPK2本を決めて2ゴールを叩き出したエースのクアリアレッラは、1994-95シーズンに当時フィオレンティーナに在籍していた元アルゼンチン代表FWのガブリエル・バティストゥータ氏が記録したセリエA記録の11試合連続ゴールに並んだ。
昨季、キャリアハイのセリエA19ゴールを記録するなど老いてますます盛んな35歳は、今季のセリエA第10節のミラン戦から圧巻の11試合連発。この間に14ゴールを記録し、暫定ながらユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド、アタランタFWドゥバン・サパタを2点引き離す16ゴールで得点ランキングトップに立った。

同試合後、今月31日に36歳の誕生日を迎えるクアリアレッラはイタリア『スカイ・スポルト』のインタビューで偉業達成に感極まった様子を見せた。「こんな素晴らしいことが自分に起きるなんて全く考えていなかった。だから、少し感情的になっているよ。バティストゥータと名前を並べることができるだけで光栄だ」

「数日後に36歳になるけど、今回の出来事は自分自身誇らしいよ。これは過去から自分が犠牲にしてきたことの結果だと思うし、決して想像できなかったことなんだ。毎試合、記録は途切れると考えていたけど、幸運なことに記録は続いている」

「僕の次の目標は次の試合に出場してフットボールを楽しむことだ。無理にゴールを狙いに行くことはないよ。チームメートのゴールをアシストすることが、自分のゴールと同じように幸せなんだ」

なお、セリエA新記録が懸かる次節の対戦相手は同選手の古巣でリーグ2位に付ける難敵ナポリ。ただ、3-0で大勝した前回対戦では1ゴールを記録しており、バティストゥータ超えの偉業達成の可能性は十分にありそうだ。