ユナイテッドがアーセナルに快勝! 公式戦8連勝で4回戦突破!《FAカップ》
2019.01.26 06:59 Sat
FAカップ4回戦のアーセナルvsマンチェスター・ユナイテッドが25日に行われ、3-1でユナイテッドが勝利した。
早くもビッグマッチが実現したFAカップ4回戦。ホームのアーセナルは直近のチェルシー戦を2-0で完勝。最近の不振疑惑をひとまず払しょくした。スタメンはそのチェルシー戦から3人変更。ヒザを負傷したベジェリンに代わりナイルズ、グエンドウジに代わってイウォビが起用されたほか、先日今季限りでの引退を宣言したチェフがゴールマウスを守った。
一方、スールシャール監督就任後、公式戦7連勝中のユナイテッドはリーグ戦第22節ではトッテナムを下し、その強さを証明した。この試合では、リーグ戦6連勝を収めた直近のブライトン戦から先発を4選手変更。GKはロメロ、センターバックにバイリーが起用され、3トップにルカクとサンチェス、リンガードが並んだ。
序盤は[4-2-3-1]の布陣を敷いたアーセナルがボールを保持する展開となる。ボランチのジャカとトレイラが左右にボールを散らし、イウォビやオーバメヤンの仕掛けに両サイドバックやラムジーがからみながら、両脇からユナイテッドを崩しにかかる。
一方、最初は守勢のユナイテッドは前線からのプレスを激しくし、奪えばポグバやサンチェス、エレーラといったボールコントロールに長けたプレイヤーを中心にアーセナルの守備陣に襲い掛かる。
幸先の悪い出だしとなったアーセナルは24分、左サイドでの攻撃の組み立てから、ジャカのパスを受けたラカゼットがワンタッチでイウォビに繋ぐ。ボックス左に侵入したイウォビのシュートはGKロメロの正面だったものの、ホームチームが先にチャンスを作った。
ところが先制したのはユナイテッドだった。31分、右サイドからの横パスをボックス手前で受けたルカクは、縦に走るサンチェスにスルーパス。守備陣の間を貫いたパスはサンチェスとGKチェフとの一対一の場面を作り出し、GKも躱したサンチェスが巧みにゴールを流し込んでネットを揺らした。
アウェイで先制したユナイテッドはさらにその2分後、今度はカウンターから右サイドのルカクに展開。ルカクの折り返しを受けたリンガードは、ボックス中央で冷静にトラップをしてからゴールへ蹴り込んだ。
立て続けに2失点してしまったアーセナルも黙ってはいなかった。43分、序盤からよくボールに絡んでいたイウォビの仕掛けから、ボックス左の空いたスペースにラムジーが侵入。イウォビからボールを預かったウェールズ代表MFは、ゴールライン際からゴール前へクロス。するとこれがファーサイドでフリーとなっていたオーバメヤンにつながり、楽々と押し込んで1点を返した。
追い付いた勢いそのままに後半開始早々にもアーセナルはナイルズのクロスをイウォビがヘディングシュート。至近距離からのシュートだったが、GKロメロに弾きだされた。
攻守が目まぐるしく入れ替わる後半戦。54分にユナイテッドはポグバがカウンターを発動。数的不利のアーセナルはたまらずコシエルニーがポグバを倒して攻撃止めたが、イエローカードの対象に。ユナイテッドはこのプレーで得たFKをルカクが直接狙ったが枠を大きく越えていった。
60分を過ぎたころに、アーセナルに再びアクシデント。ルカクとの競り合いで倒れたコシエルニーの顔にルカクの踵が入り続行不可能に。コシエルニーはグエンドウジと交代し、同時にイウォビを下げてエジルを投入した。対するユナイテッドも72分にルカクとサンチェスを下げてラッシュフォードとマルシャルを同時投入した。
途中出場のラッシュフォードは79分にポグバのスルーパスからGKと一対一に。しかし、わずかに飛び出しが早くオフサイドの判定に。一方、マルシャルは監督の起用にきっちり応えた。
82分、ユナイテッドは自陣でボールを奪ったポグバが速攻に出る。右サイドを駆け上がるラッシュフォードをおとりに、ボックス手前からシュートを選択。これはGKチェフに弾かれてしまうものの、左から走ってきたマルシャルが押し込んで決定的な3点目を決めた。
後半はコシエルニーのケガの影響でしばらく試合がストップしていたため、10分のアディショナルタイムが与えられたが、スコアは動くことなく試合終了。3-1でアウェイでアーセナルに勝利したユナイテッドが公式戦8連勝で5回戦進出を決めた。
早くもビッグマッチが実現したFAカップ4回戦。ホームのアーセナルは直近のチェルシー戦を2-0で完勝。最近の不振疑惑をひとまず払しょくした。スタメンはそのチェルシー戦から3人変更。ヒザを負傷したベジェリンに代わりナイルズ、グエンドウジに代わってイウォビが起用されたほか、先日今季限りでの引退を宣言したチェフがゴールマウスを守った。
一方、スールシャール監督就任後、公式戦7連勝中のユナイテッドはリーグ戦第22節ではトッテナムを下し、その強さを証明した。この試合では、リーグ戦6連勝を収めた直近のブライトン戦から先発を4選手変更。GKはロメロ、センターバックにバイリーが起用され、3トップにルカクとサンチェス、リンガードが並んだ。
一方、最初は守勢のユナイテッドは前線からのプレスを激しくし、奪えばポグバやサンチェス、エレーラといったボールコントロールに長けたプレイヤーを中心にアーセナルの守備陣に襲い掛かる。
白熱した戦いを見せる中、20分あたりでアーセナルはパパスタソプーロスが足を痛めてムスタフィとの交代を余儀なくされてしまう。
幸先の悪い出だしとなったアーセナルは24分、左サイドでの攻撃の組み立てから、ジャカのパスを受けたラカゼットがワンタッチでイウォビに繋ぐ。ボックス左に侵入したイウォビのシュートはGKロメロの正面だったものの、ホームチームが先にチャンスを作った。
ところが先制したのはユナイテッドだった。31分、右サイドからの横パスをボックス手前で受けたルカクは、縦に走るサンチェスにスルーパス。守備陣の間を貫いたパスはサンチェスとGKチェフとの一対一の場面を作り出し、GKも躱したサンチェスが巧みにゴールを流し込んでネットを揺らした。
アウェイで先制したユナイテッドはさらにその2分後、今度はカウンターから右サイドのルカクに展開。ルカクの折り返しを受けたリンガードは、ボックス中央で冷静にトラップをしてからゴールへ蹴り込んだ。
立て続けに2失点してしまったアーセナルも黙ってはいなかった。43分、序盤からよくボールに絡んでいたイウォビの仕掛けから、ボックス左の空いたスペースにラムジーが侵入。イウォビからボールを預かったウェールズ代表MFは、ゴールライン際からゴール前へクロス。するとこれがファーサイドでフリーとなっていたオーバメヤンにつながり、楽々と押し込んで1点を返した。
追い付いた勢いそのままに後半開始早々にもアーセナルはナイルズのクロスをイウォビがヘディングシュート。至近距離からのシュートだったが、GKロメロに弾きだされた。
攻守が目まぐるしく入れ替わる後半戦。54分にユナイテッドはポグバがカウンターを発動。数的不利のアーセナルはたまらずコシエルニーがポグバを倒して攻撃止めたが、イエローカードの対象に。ユナイテッドはこのプレーで得たFKをルカクが直接狙ったが枠を大きく越えていった。
60分を過ぎたころに、アーセナルに再びアクシデント。ルカクとの競り合いで倒れたコシエルニーの顔にルカクの踵が入り続行不可能に。コシエルニーはグエンドウジと交代し、同時にイウォビを下げてエジルを投入した。対するユナイテッドも72分にルカクとサンチェスを下げてラッシュフォードとマルシャルを同時投入した。
途中出場のラッシュフォードは79分にポグバのスルーパスからGKと一対一に。しかし、わずかに飛び出しが早くオフサイドの判定に。一方、マルシャルは監督の起用にきっちり応えた。
82分、ユナイテッドは自陣でボールを奪ったポグバが速攻に出る。右サイドを駆け上がるラッシュフォードをおとりに、ボックス手前からシュートを選択。これはGKチェフに弾かれてしまうものの、左から走ってきたマルシャルが押し込んで決定的な3点目を決めた。
後半はコシエルニーのケガの影響でしばらく試合がストップしていたため、10分のアディショナルタイムが与えられたが、スコアは動くことなく試合終了。3-1でアウェイでアーセナルに勝利したユナイテッドが公式戦8連勝で5回戦進出を決めた。
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