アーセナル退団目前のミスリンタート氏、原因はクラブとの軋轢か

2019.01.16 20:10 Wed
Getty Images
イギリス『メトロ』は、アーセナルでリクルート部門のチーフを務めるスヴェン・ミスリンタート氏の退団は、クラブとの軋轢にあると報じている。

2017年11月にアーセナルのリクルート部門チーフに就任したミスリンタート氏。以前はドルトムントで10年間スカウトを任せられ、MF香川真司やFWロベルト・レヴァンドフスキ、DFマッツ・フンメルスらを含む多くの有能な若手を発掘し、ドルトムントの黄金期を作り上げた。

その卓越した先見力から、“ダイアモンド・アイ”と呼ばれ、一昨年に就任したアーセナルでも、MFルーカス・トレイラやMFマッテオ・グエンドウジ、さらにはドルトムントのツテを使って、FWピエール=エメリク・オーバメヤンや、DFソクラティス・パパスタソブーロスの獲得を成功させた。
ドイツ人敏腕スカウトはアーセナルでも順調にその能力を発揮していたかのように見られていたが、昨年9月に、イヴァン・ガジディス元最高経営責任者(CEO)がミランに移籍したことをきっかけに状況が一変。ミスリンタート氏と同じように、リクルート部門で腕を奮っていたラウール・サンレヒ氏が、フットボールに関する全権を握るようになったことで、方針の異なる両者の間に不和が生じ始めたという。

自身のヨーロッパ中に張り巡らされた選手や代理人とのコネクションを使って移籍を成功させるやり方を信条としているミスリンタート氏に対し、サンレヒ氏は統計やデータ、戦略に基づく、いわゆる“マネーボール”的なアプローチを好んでいるようだ。
ミスリンタート氏はまた、アーセナルが直面している財政難にも懸念を持っているという。クラブは今冬に、バルセロナからMFデニス・スアレス、バイエルンからMFハメス・ロドリゲスをレンタルで獲得しようとしているようだ。

アーセナル退団が目前に迫っているミスリンタート氏には、バイエルンが触手を伸ばしているという。

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