アンリとの共闘を決断したセスクが意気込む「僕は準備ができている」
2019.01.13 11:18 Sun
チェルシーからモナコへと完全移籍した元スペイン代表MFセスク・ファブレガス(31)が、移籍の決意を語った。クラブ公式サイトが伝えた。
バルセロナのカンテラ(下部組織)で育ったセスクは、16歳だった2003年にアーセナルへ移籍。8シーズンにわたって同クラブで活躍すると、2011年にバルセロナへ復帰。その後、2014年にチェルシーに加入していた。
今シーズン限りでチェルシーとの契約が切れるセスクは、マウリツィオ・サッリ監督の下で出場機会も限られており、移籍を決断。アーセナル時代のチームメイトであった、ティエリ・アンリ監督が率いるモナコへの移籍を決断した。
セスクはモナコ移籍についてコメント。若手選手が多いチームで、自身の経験を還元できると強調。また、下から2番目となる19位の降格圏に位置しているモナコを救うために来たと意気込みを語った。
「モナコに加わることができてとても嬉しい。若い選手が多いチーム、そして新たな監督は、僕にとって新しいプロジェクトだ」
「僕の経験は、若い選手が成長し、高いレベルに進歩して行くことを助けられると思う。その昔、僕は彼らのような立場にいたので、彼らと一緒に忍耐強く戦える選手だ」
「僕は何をすべきか、トップレベルで若い選手がどうすべきかを知っている。このチームは大きな可能性を秘めている。だから、彼らを助けることができるし、僕たちが一緒に何かを勝ち得れば、それは完璧なことだろう」
「僕はチームの一員となり、スタートさせることが待ちきれない。チームは微妙な状況に立たされている。ただ、状況が改善するように、僕たち全員が良くなりたいと思っている。その変化を早めるため、あらゆることをする」
「監督が僕をすぐに必要とするならば、僕は準備ができているし、そこにいる。日曜日にマルセイユと対戦すると言う素晴らしい試合がある。フランスでのキャリアをスタートさせるには、絶好の機会だね」
バルセロナのカンテラ(下部組織)で育ったセスクは、16歳だった2003年にアーセナルへ移籍。8シーズンにわたって同クラブで活躍すると、2011年にバルセロナへ復帰。その後、2014年にチェルシーに加入していた。
今シーズン限りでチェルシーとの契約が切れるセスクは、マウリツィオ・サッリ監督の下で出場機会も限られており、移籍を決断。アーセナル時代のチームメイトであった、ティエリ・アンリ監督が率いるモナコへの移籍を決断した。
「モナコに加わることができてとても嬉しい。若い選手が多いチーム、そして新たな監督は、僕にとって新しいプロジェクトだ」
「たくさんの議論があった。そして、ティエリ・アンリとも話をした。彼は本当に僕に来て欲しいと言った。そこに違いがあったんだ。僕は今ここにいる。この挑戦を一緒にしたい」
「僕の経験は、若い選手が成長し、高いレベルに進歩して行くことを助けられると思う。その昔、僕は彼らのような立場にいたので、彼らと一緒に忍耐強く戦える選手だ」
「僕は何をすべきか、トップレベルで若い選手がどうすべきかを知っている。このチームは大きな可能性を秘めている。だから、彼らを助けることができるし、僕たちが一緒に何かを勝ち得れば、それは完璧なことだろう」
「僕はチームの一員となり、スタートさせることが待ちきれない。チームは微妙な状況に立たされている。ただ、状況が改善するように、僕たち全員が良くなりたいと思っている。その変化を早めるため、あらゆることをする」
「監督が僕をすぐに必要とするならば、僕は準備ができているし、そこにいる。日曜日にマルセイユと対戦すると言う素晴らしい試合がある。フランスでのキャリアをスタートさせるには、絶好の機会だね」
セスク・ファブレガスの関連記事
モナコの関連記事
リーグ・アンの関連記事
|
セスク・ファブレガスの人気記事ランキング
1
「2025年は僕を新たな道へと導くかもしれない」デレ・アリがキャリア再開へ…契約満了後も献身サポートのエバートンへ感謝
元イングランド代表MFデレ・アリ(28)が、今後のキャリアに向けた最新情報を伝えた。 プロキャリアをスタートしたMKドンズでまばゆい輝きを放ち、ステップアップを遂げたトッテナムでは、マウリシオ・ポチェッティーノ率いる近年のクラブ全盛期をけん引したデレ・アリ。 一時はレアル・マドリーを始め、国内外のメガクラブからの関心を集め、フランク・ランパードやスティーブン・ジェラードに続くイングランド屈指の攻撃的MFへの成長も期待された。 だが、2018-19シーズン辺りから細かい負傷やパフォーマンスの低下に加え、以前から懸念された素行問題が目立つようになると、2022年1月には構想外のトッテナムを離れてエバートンへ完全移籍。しかし、その新天地でもかつての輝きを取り戻せず、2022-23シーズンはトルコのベシクタシュにレンタル移籍も構想外の扱いを受け、マージ―サイドに帰還した。 そんななか、昨年には幼少期の性的虐待被害、麻薬取引、薬物依存症というセンセーショナルな内容を含め、これまでの壮絶な人生を包み隠さずに語ったインタビューが大きな話題を集めていた。 その後、2023-24シーズン限りでエバートンとの契約が満了し、現在はフリートランスファーの状態となっているが、ケガのリハビリやコンディション調整のため、クラブのトレーニング施設を借りてトレーニングに励んでいた。 しかし、ここに来てセスク・ファブレガス監督率いるセリエAのコモへの加入の可能性が報じられており、28歳MFは自身のインスタグラムを通じて、今後のキャリアに関する最新情報を提供。加えて、献身的に自身をサポートしてくれたエバートンへの感謝の思いを伝えた。 「今週広く報じられたように、2025年は僕を刺激的なチャンスのある新たな道へと導くかもしれない」 「その前に、エバートンのファン、スタッフ、プレーヤーの皆さんが自分に与えてくれたサポートにどれほど感謝しているかを明確にすることが僕にとってとても重要だ」 「試合に出場できる体力を取り戻すために最後のピースをまとめるのは信じられないほど厳しい道のりだった。このプロセスに懸命に取り組んでくれたエバートンのスタッフには感謝してもしきれないよ」 「残念ながら、僕ら全員が望んでいたようには物事がうまくいかなかった。今が僕にとって新たなページを開くのにふさわしい時だと思う。この素晴らしいクラブの皆さんの幸運を心から祈ります。そして、またすぐに会えることを願っています」 なお、デレ・アリの新たな挑戦の場はやはりコモとなる見込みで、12月26日から同クラブでトレーニングを開始し、そこでのパフォーマンス次第で正式契約の可能性があるようだ。 2024.12.20 23:24 Fri2
「バスが待ってくれるなら話したい」コモで指揮官1年目のセスク監督、立ちはだかったインテル指揮官の教え望む「学んで成長するため」
コモのセスク・ファブレガス監督がインテルのシモーネ・インザーギ監督から吸収しようとしている。イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。 セリエA前節は強豪ローマを2-0で撃破したなか、23日の第17節ではインテルとのアウェイ戦に臨んだ16位コモ。前半は耐えてゴールレスで折り返したものの、後半開始早々に失点し、後半アディショナルに2点目を奪われた。 アシスタントコーチから監督に昇格し、今シーズンが指揮官1年目のセスク監督。試合後にはイタリア『スカイ・スポーツ』で「コモがこんなに積極的にくるとは思っていなかっただろう」「ボールをもっとうまく扱わなければならない」と収穫と課題を口にした。 一方、『DAZN』に対しては、昨シーズンのセリエAを制するなどインテルで成功を収めているインザーギ監督に言及。現役時代はアーセナルやバルセロナ、チェルシー、スペイン代表でタイトルを手にした指揮官だが、指導者としても高みを目指している。 「リスペクトを持って言うが、あなたより彼(インザーギ監督)と話したい」 「彼は今インタビューを受けているけど、もしバスが待ってくれるなら彼と少し話したい。学んで成長するためだ」 <span class="paragraph-title">【動画】王者に敗戦…インテルvsコモ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MK592vn6Qk8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.24 23:23 Tue3
セリエA残留目指すコモが29歳フランス人GKを獲得! アントワープで国内2冠に貢献
コモは7日、ロイヤル・アントワープのフランス人GKジャン・ブテツ(29)の完全移籍加入を発表した。3年契約を結んでいる。 ブテツはリールの下部組織出身で、2017年7月にベルギーのムスクロンへレンタル移籍。1年後に完全移籍へ移行するとスタメンに定着し、2018-19シーズンはジュピラー・プロ・リーグで24試合プレーした。 2020年7月にアントワープへ完全移籍。新天地でも定位置を掴むと、2022-23シーズンは公式戦全52試合で27度のクリーンシートを達成。ジュピラー・プロ・リーグとベルギーカップの2冠達成に加え、2023年7月のベルギー・スーパーカップも合わせた国内3冠に大きく貢献した。 今シーズンは控えに回っていたなか、現在セリエAで16位につけるコモ入りとなったブテツ。クラブを通じてコメントしている。 「コモ1907 に加入できてとても嬉しい。イタリアに来てプレーできるのは夢のようだ」 「ベルギーで数年間プレーし、ロイヤル・アントワープで歴史的な2 冠を達成した後、この伝統あるクラブに加入するのは僕にとって大きな前進だと感じている」 「マーク=ヤン・フレデルスや監督のセスク・ファブレガスと非常に良い話し合いができた。今後数年間で自分が成長できるプロジェクトだ」 「また、妻や1歳と3歳の子供たちとイタリアの美しい場所を巡れることも非常に嬉しい。家族にとって素晴らしい冒険になることは間違いない」 「今後数週間でチームとともに多くの成功を収められることを願っている。チームやファンとすぐ会えることを楽しみにしている。素晴らしい冒険になるだろう」 2025.01.07 22:37 Tue4
アーセナルが新たな逸材ヌワネリとの新契約に取りかかる 今季のここまで9試合で4ゴールの17歳
アーセナルが新たに現る若きスターとの新契約に取りかかっているようだ。 15歳だった一昨季のプレミアリーグでリーグ最年少デビューのMFイーサン・ヌワネリ。17歳で迎えた今季はカラバオカップで1試合2発を含む3ゴールを決め、先のプレミアでもあのセスク・ファブレガス氏に次いでアーセナルで2番目に若いリーグ戦での得点もマークした。 すでに公式戦4ゴールと只者と思えぬ活躍を続けるなか、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、アーセナルも新たな長期契約を優先事項に。スポーツディレクター(SD)を電撃辞任したエドゥ氏の代わりを探すなか、若き逸材との新契約にも着手している模様だ。 となれば、気になるヌワネリ本人もアーセナルに満足しているため、クラブは契約成立を楽観視する状況という。ヌワネリが出番こそ限られるが、しっかりと結果を積み上げるなか、アーセナルもさらに将来を約束する準備を進めるようだ。 2024.11.26 21:59 Tue5
アーセナルが曲者に完勝でリーグ5戦ぶり白星! サカ先制弾皮切りにトーマス砲&ヌワネリのPL初ゴール【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第12節、アーセナルvsノッティンガム・フォレストが23日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-0で快勝した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 4位のアーセナルは同勝ち点で並ぶ5位のフォレストとの上位対決でリーグ5戦ぶりの白星を目指した。インターナショナルマッチウィーク前に行われたチェルシーとのロンドン・ダービーを1-1のドローで終えたアルテタのチームは、代表戦明け初戦のホームゲームで先発5人を変更。負傷でメンバー外のホワイトに代わって負傷明けのカラフィオーリが起用されたほか、ベンチスタートのハヴァーツやライスに代わってガブリエウ・ジェズス、ジョルジーニョが入った。 後ろ重心のフォレストに対して、立ち上がりから攻勢を仕掛けていくアーセナル。開始4分にはFKの二次攻撃からゴール前に詰めたティンバーがゴールネットを揺らしたが、ここはその前のメリーノが微妙なオフサイドを取られてゴールは認められず。 以降もハーフコートゲームを展開していくと、15分に見事な個人技からゴールをこじ開ける。ボックス右でボールを受けたサカがウーデゴールとのパス交換で中央へ強引に切り込むと、腰の捻りを利かせた左足シュートをゴール右隅の完璧なコースへ突き刺した。 均衡が破れたことで、アウェイチームの戦い方に変化が期待されたが、失点後も大きく戦い方を変えず。相手の攻撃を撥ね返しながらアウォニイやエランガのスピードを活かしたロングカウンターでワンチャンスを狙う。 前半半ばから終盤にかけてもアーセナルペースが続くなか、サカとウーデゴールの阿吽の呼吸にサイドバックのティンバーも高い位置でサポートに入る、右サイドの攻撃が猛威を振るう。フォレストがわかっていても止められない鮮やかな崩しから幾度も際どいシーンを作り出すが、サカやトロサールの決定的なシュートはGKセルスのファインセーブや相手守備陣の体を張った守備に阻まれ、追加点を奪うことはできなかった。 迎えた後半、アーセナルはジョルジーニョに代えてトーマスをハーフタイム明けに投入すると、この交代策がものの見事に嵌った。 52分、右サイドで押し込んでタメを作ったサカが角度を付けたマイナスのパスをペナルティアーク付近に送ると、これに反応したトーマスがワントラップからゴール左隅を射抜く鋭い右足ミドルシュートを突き刺した。 途中投入トーマスの鮮烈な一撃で点差を広げたホームチームは、よりゲームコントロール優先の戦い方にシフト。これに対してアウェイチームは切り札のウッドやソサと攻撃的なカードを切ってようやく前に出る姿勢を示す。 冷静にテンポをコントロールするアーセナルは負傷明けのカラフィオーリを下げてジンチェンコを投入するなど、今後に向けて主力のプレータイム管理も怠らず。 危なげなく時計を進めるアルテタのチームは80分を過ぎて殊勲のウーデゴール、サカを下げてスターリング、ヌワネリを同時投入すると、再び交代策が試合を動かした。 86分、相手陣内中央を持ち上がったヌワネリが右のスターリングに預けてゴール前に走り込み、丁寧なマイナスのリターンパスを左足で合わせ、待望のプレミアリーグ初ゴールを記録。なお、17歳247日での初ゴールはセスク・ファブレガス(17歳113日)に次ぐクラブ史上2番目の年少ゴールとなった。 これでフォレストの心を折ってクリーンシートで締めくくったアーセナルが曲者相手の完勝でリーグ5戦ぶりの白星を挙げた。 アーセナル 3-0 ノッティンガム・フォレスト 【アーセナル】 ブカヨ・サカ(前15) トーマス・パルテイ(後7) イーサン・ヌワネリ(後41) <span class="paragraph-title">【動画】サカ先制弾にトーマス砲!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">サカの今季プレミアリーグ<br>4ゴール目でアーセナルが先制<br>中盤の狭いエリアを一人でこじ開けた<br><br>プレミアリーグ 第12節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8E%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ノッティンガム・フォレスト</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/SA2MWTnMSd">pic.twitter.com/SA2MWTnMSd</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860343577601253498?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">後半から投入された<br>トーマスが大きな追加点<br><br>プレミアリーグ 第12節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8E%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ノッティンガム・フォレスト</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/0KmVeQyMyK">pic.twitter.com/0KmVeQyMyK</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860360817520357821?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.24 02:10 Sunモナコの人気記事ランキング
1
CF補強優先事項のモナコ、アーセナル育ちの注目ストライカーに接触
モナコがシュトゥルム・グラーツのU-21デンマーク代表FWミカ・ビエレス(21)の獲得に動いているようだ。 肩の手術によってアメリカ代表FWフォラリン・バログンが離脱中のモナコ。スイス代表FWブリール・エンボロが離脱しがちな状況を鑑みれば、後半戦に向けてセンターフォワードの補強は最優先事項のひとつとなっている。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、モネガスクはその獲得候補の一人としてオーストリアで躍動中のストライカーに目を付けているという。 ロンドン生まれでフルアム、アーセナルの下部組織育ちの187㎝のFWは、世界屈指の名門でファーストチームデビューはならずも、RKCヴァールヴァイク、マザーウェル、シュトゥルム・グラーツと武者修行先でまずまずの結果を残し、昨年夏にオーストリアの強豪へ完全移籍した。 シュトゥルム・グラーツでは今シーズンここまでのリーグ戦で16試合11ゴール5アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)でも6試合2ゴールとその才能を開花させている。 大柄ながらも機動力がある生粋のストライカータイプで、相手DFを常に背負って味方に時間を与えるタイプではないものの、周囲の味方も使える1トップ適正のある若手逸材だ。 報道では選手本人はモナコ行きを希望し、個人間でも合意に至っているようだが、昨夏移籍した際の500万ユーロ(約8億円)から市場価値は大幅に上がっており、クラブ間の交渉がカギを握る。 2025.01.03 21:50 Fri2
デンベレ後半AT弾のPSGが劇的4連覇! 南野拓実がフル出場のモナコは善戦もタイトルならず…【トロフェ・デ・シャンピオン】
トロフェ・デ・シャンピオン2024のパリ・サンジェルマン(PSG)vsモナコが5日にカタールのスタジアム974で行われ、1-0で勝利したPSGが4年連続13度目の優勝を果たした。なお、モナコのFW南野拓実はフル出場した。 2023-24シーズンのリーグ・アン王者とクープ・ドゥ・フランス王者によるフランスのスーパーカップ。昨季はPSGが2冠を達成したため、リーグ2位のモナコとの対戦となった。 当初は開幕前の8月に中国開催予定も当局との交渉決裂によって、1月にカタール開催へ変更されたこの一戦。 3年連続12度目の優勝を狙ったパリの巨人は、バルコラがベンチスタートになったものの、GKドンナルンマ、マルキーニョス、ヴィティーニャ、デンベレら主力がスタメンに並んだ。一方、2000年以来、5度目の優勝を狙ったモナコでは南野が先発復帰。アクリウシュ、ベン・セギル、イレニーエナら若手3選手とアタッキングユニットを組んだ。 試合はPSGが右サイドのハキミを起点に押し込む形でスタート。9分にはモナコのビルドアップのミスを突くと、ボックス内のドゥエにビッグチャンスが舞い込むも、すかさず放った右足シュートは惜しくもクロスバーを叩く。 序盤の守勢を凌いだモナコも時間の経過とともに相手陣内でのプレーを増やしていく。15分には右サイド深くに侵攻したアクリウシュのグラウンダークロスにゴール前の南野が飛び込むが、わずかに届かない。 前半半ばから終盤にかけてもPSGが主導権を握ったものの、モナコの集中した守備もあって拮抗した展開が続いていく。PSGはデンベレの個での打開に加え、イ・ガンインや中盤のヴィティーニャ、ジョアン・ネヴェスのミドルレンジからのシュートで再三のゴールを脅かしたが、GKケーンの好守に阻まれる。対してモナコは攻撃機会は少ないものの、積極的にエリア内に入っていた南野が際どいシュートを放つなど防戦一方とはならなかった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半はモナコが良い入りを見せると、南野とアクリウシュを起点にベン・セギル、ヴァンデウソンが続けて決定的なシュートを放っていく。だが、GKドンナルンマの牙城を破るには至らず。 一方、時間の経過とともに押し返す形となったPSGは67分にイ・ガンイン、ネヴェスを下げてバルコラ、ファビアン・ルイスと攻撃の切り札を同時投入。さらに、好調のゴンサロ・ラモスもピッチに送り出して攻勢を強める。そして、ハキミやデンベレを中心に厚みのある攻撃でゴールに迫っていく。 後半終盤にかけてはボールを握って押し込むPSG、カウンターでチャンスを作るモナコと緊迫感のある攻防が続く。そのなかで南野も80分にボックス内への侵入からゴールへ迫るが、ややパワー不足のシュートはGKドンナルンマにキャッチされた。 延長戦はなく即PK戦というレギュレーションもあり、モナコが守備を固めた後半最終盤はPSGの時間帯が続くと、土壇場で王者に劇的ゴールが生まれる。 92分、絶妙なランニングでオフサイドラインをかいくぐったファビアン・ルイスがボックス左で折り返すと、中央のゴンサロ・ラモスには合わずも、ファーにフリーで走り込んだデンベレがきっちり無人のゴールへ流し込んだ。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、モナコとの激闘を制したPSGが大会4連覇を達成した。 パリ・サンジェルマン 1-0 モナコ 【PSG】 ウスマーヌ・デンベレ(後47) 2025.01.06 04:00 Mon3
モナコのヒュッター監督が契約延長! ザルツブルク時代から南野拓実指導のオーストリア人指揮官
南野拓実が所属するモナコは4日、アディ・ヒュッター監督(54)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 2023年7月にフィリップ・クレメント前監督の後任としてモナコの新指揮官に就任したヒュッター監督。就任から1年半では60試合を指揮し、35勝11分け14敗の戦績。就任1年目のリーグ・アンを2位フィニッシュに導くと、今シーズンもここまでリーグ戦3位に、CLではここに来て失速もプレーオフ圏内の16位に位置している。 現行契約は今シーズン終了までとなっていたが、その手腕を評価するクラブは、パリ・サンジェルマンとのトロフェ・デ・シャンピオンを翌日に控えるタイミングで2年の延長を発表した。 ヒュッター監督は母国オーストリアのレッドブル・ザルツブルクで2014-15シーズン、国内リーグとカップの2冠を達成。この期間に南野も指導していた。その後、スイスのヤング・ボーイズで2017-18シーズンにリーグ優勝を果たした。 そして、フランクフルトでは鎌田大地、長谷部誠の指揮官としてヨーロッパリーグではベスト4、ブンデスリーガでは5位フィニッシュを果たすなど結果を残した。 直近ではボルシアMGを率いるも成績不振により2021-22シーズン終了後に解任され、フリーとなっていた。 2025.01.04 21:33 Sat4
今季初タイトル獲得のPSG、ルイス・エンリケ監督は「良い決勝だった」とご満悦
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が5日に行われ、1-0で競り勝ったトロフェ・デ・シャンピオン2024のモナコ戦を振り返った。 昨季国内2冠のPSGと、リーグ・アン2位によるモナコのトロフェ・デ・シャンピオン。王者PSGが優勢に試合を進めた中、後半追加タイムにFWウスマーヌ・デンベレのゴールが決まってPSGが劇的勝利を収め、4連覇とした。 ルイス・エンリケ監督は結果と試合内容に満足している。 「良いサッカーをする両チームによる素晴らしい試合だった。この結果は妥当で、フランスと欧州における我々の優位性を示している。良い決勝を戦えたし、PSGにとって重要なタイトルだ。カタールで決勝を戦えたのは特別なこと。そしてこのような形で2025年をスタートできたことをとても嬉しく思っている」 2025.01.06 12:30 Mon5