【リーグ・アン前半戦ベストイレブン】PSGから最多4選手にリヨンの若武者らを選出!

2019.01.11 19:40 Fri
©超ワールドサッカー
2018-19シーズンのリーグ・アンは第19節を消化しました。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。

◆前半戦ベストイレブン
GK:ルコント
DF:ドゥビュシー、マルキーニョス、チアゴ・シウバ、メンディ
MF:ペペ、アワール、エンドンベレ、ネイマール
FW:ムバッペ、サラ

GKバンジャマン・ルコント(27歳/モンペリエ)
リーグ・アン出場数:17(先発回数:17)/失点数:15
Getty Images
PSGに次ぐリーグ2位の堅守を支える安定感抜群の守護神。昨季、堅守速攻スタイルに大きく転換を図ったモンペリエの守備陣を支えるルコントは昨年9月に待望のレ・ブルー初招集を受けるなど、今季も充実のシーズンを過ごす。昨季の戦い方をベースに、より攻撃に力を注ぎ始めたチームにおいてピンチの数は間違いなく増えているが、抜群の反射神経と果敢な飛び出しを武器に再三の好守を披露。
DFマテュー・ドゥビュシー(33歳/サンテチェンヌ)
リーグ・アン出場数:11(先発回数:11)/得点数:2
Getty Images
アーセナルで不遇をかこったベテランDFが完全復活。昨年1月に加入したサンテチェンヌで復活のキッカケを掴んだ33歳は2年目となった今季、出場試合数こそ11試合に留まっているものの2ゴール2アシストを記録。リール時代やニューカッスル時代を思い起こさせる果敢な攻撃参加でMFカベラやFWハズリと共に新生サンテチェンヌの攻撃をけん引。ストラスブールDFケニー・ララも捨てがたいが、ベテランの復活を称えたい。

※画像はフランス代表
DFマルキーニョス(24歳/パリ・サンジェルマン)
リーグ・アン出場数:14(先発回数:14)/得点数:1
Getty Images
前半戦のリーグ最高DF。守備的MF不在のチーム事情で今季は中盤で起用される機会も増えているが、頼れる同胞チアゴ・シウバとのセンターバックコンビはまさに鉄壁。ゴールキーパーを併用し、サイドバックには守備の不得手なベルナトやムニエが起用される中でも、抜群の危機察知能力と優れた対人守備で個性派揃いの相手チームのアタッカーたちを封殺した。

DFチアゴ・シウバ(34歳/パリ・サンジェルマン)
リーグ・アン出場数:13(先発回数:13)/得点数:0
Getty Images
マルキーニョスの頼れる相棒。34歳とキャリア終盤に差し掛かり、身体能力の高い相手とのマッチアップで劣勢を強いられる場面も見受けられるが、豊富な経験に裏打ちされた抜群のプレーリードとポジショニングでその穴を補って余りある安定感を今季も見せている。

DFフェルラン・メンディ(23歳/リヨン)
リーグ・アン出場数:15(先発回数:15)/得点数:2
Getty Images
メガクラブ垂涎の攻撃的左サイドバック。同じファミリーネームでフランス代表の同僚であるマンチェスター・シティDFバンジャマン・メンディと同様に驚異的な加速力と突破力を兼ね備える23歳は、中央寄りでのプレーを得意とする前線のアタッカーに代わってチームの攻撃に幅を与える貴重な存在。とりわけ、ウイングバック起用時のイケイケの突破は相手チームのサイドバックの脅威に。

MFニコラ・ペペ(23歳/リール)
リーグ・アン出場数:19(先発回数:19)/得点数:12(PK:6)
Getty Images
今季のリーグ・アンを席巻する快足アタッカー。昨季、残留争いに巻き込まれたチームの残留に貢献した23歳は今季センターフォワードから本職の右ウイングに固定されると、圧倒的なスプリント能力、ドリブルテクニックを武器に躍動。リーグ2位の12ゴールに加えて、ここまで5アシストを挙げるなど課題のひとつだったアタッキングサードでの判断力も改善。より推進力に長けたストライカーながらレンヌ時代のMFウスマーヌ・デンベレを想起させるレフティは来季のビッグクラブ入りが確実だ。

MFフセム・アワール(20歳/リヨン)
リーグ・アン出場数:18(先発回数:16)/得点数:6
Getty Images
完全覚醒を果たしたフランスのイニエスタ。昨季、ブレイクを果たしたアルジェリア系フランス人は、イニエスタを髣髴とさせる相手の重心の逆を突く巧みなドリブルや、創造性溢れるパスセンスに加え、球際でも身体を張れる万能型MF。ほぼ同世代のエンドンベレと共に中盤の要をコントロールし、チーム最多の6ゴールを挙げる圧巻の活躍を披露。年内のレ・ブルー入りも確実視される。

MFタンギ・エンドンベレ(22歳/リヨン)
リーグ・アン出場数:16(先発回数:15)/得点数:0
Getty Images
圧倒的なフィジカルを武器に中盤を制圧。豊富な運動量と高い身体能力を生かしたボール奪取能力に加え、トリッキーな足技も兼ね備えた万能型MFは、アワールと共に今季のリーグ・アンで最も注目を集める若手MFの1人。大きなインパクトを残したマンチェスター・シティ戦などCLでのプレーに比べて、ややインパクトに欠けたものの前半戦の主役の1人だった。

MFネイマール(26歳/パリ・サンジェルマン)
リーグ・アン出場数:12(先発回数:12)/得点数:11(PK:4)
Getty Images
ピッチ内外で物議を醸すことが多かったもののパフォーマンスは圧巻の一言。ここまで12試合の出場でいずれもチーム2位となる11ゴール5アシストを記録するなど、開幕から無敗を継続するチームを牽引。懸念された戦術家トゥヘル監督ともまずまずの関係を築いており、チームの歯車として機能。

FWエミリアーノ・サラ(28歳/ナント)
リーグ・アン出場数:16(先発回数:14)/得点数:12(PK:2)
Getty Images
前半戦だけでキャリア最多タイの12ゴールを記録する躍動。屈強なフィジカルに加え、スピードも十分に備えており、得点以外の部分での貢献も見逃せない。名ストライカーだったハリルホジッチ監督の薫陶を受けて後半戦での更なる爆発を狙う。

FWキリアン・ムバッペ(20歳/パリ・サンジェルマン)
リーグ・アン出場数:12(先発回数:9)/得点数:13(PK:2)
Getty Images
前半戦のMVP。先発出場9試合ながらリーグトップの13ゴールを記録。相手の徹底マークに遭う中でも異次元のスピードとスキルで局面を打開すれば、ゴール前では百戦錬磨のベテランストライカーさながらの落ち着きで難なくゴールを陥れる末恐ろしいアタッカーに進化を遂げた。

パリ・サンジェルマンの関連記事

パリ・サンジェルマン(PSG)がジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)獲得に向け、ナポリと基本合意に至ったとのことだ。 ナポリの絶対的な主軸として活躍してきたクワラツヘリアだが、ナポリとの契約は2027年夏までとなる中で延長に向けた交渉は難航。アントニオ・コンテ監督によって選手の退団の意思が明らかに 2025.01.14 11:20 Tue
パリ・サンジェルマン(PSG)が今週半ばにもナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)を獲得する可能性が高まっているようだ。フランス『レキップ』が報じている。 11日にナポリを率いるアントニオ・コンテ監督がクワラツヘリアの退団希望を明かしていた中、12日に行われたセリエA第20節ヴェローナ戦では 2025.01.13 12:00 Mon
パリ・サンジェルマン(PSG)は12日、リーグ・アン第17節でサンテチェンヌをホームに迎え、2-1で勝利した。 先週行われたモナコとのトロフェ・デ・シャンピオンをデンベレの後半追加タイム弾で制した首位PSG(勝ち点40)は、主将のマルキーニョスが負傷欠場、移籍が噂されるコロ・ムアニがベンチ外となった中、3トップは 2025.01.13 06:48 Mon
パリ・サンジェルマン(PSG)やリバプールが獲得に迫っているナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)が、アントニオ・コンテ監督に退団の意思を伝えた。 12日に行われるセリエA第20節ヴェローナ戦前日会見に臨んだコンテ監督は、残留を願いながらも退団する決意を固めたクワラツヘリアに失望している。 2025.01.12 10:20 Sun
パリ・サンジェルマン(PSG)がジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)獲得の動きを本格化させている。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏ら複数メディアが報じている。 ナポリとの契約が2027年夏までとなっている23歳は、昨年から契約延長交渉が行われている一方、昨夏の段階からP 2025.01.10 15:16 Fri

パリ・サンジェルマンの人気記事ランキング

1

マンチェスター・Cやレアル・マドリーが関心…ウズベキスタン代表の20歳CBが移籍へ RCランス幹部「今月で離れるだろう」

RCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が1月中にステップアップへ。ウズベキスタン『UZA』が伝える。 クサノフは186cmの右利きセンターバックで、現市場価値は1200万ユーロ(約19.6億円)。 母国の名門ブニョドコルから、ベラルーシのクラブを経て、2023年夏にRCランスへ加入。欧州5大リーグ1年目の2023-24シーズンは控えながらもチャンピオンズリーグ(CL)を経験し、今季に入ってガッチリ定位置を確保した。 また、U-23ウズベキスタン代表としてパリ五輪の全3試合にフル出場し、A代表では19歳から主軸に定着。W杯初出場へアジア最終予選を戦う現チームの根幹たる存在となっている。 昨秋以降、トッテナムやパリ・サンジェルマン(PSG)といった欧州強豪からの関心が明るみになり、次第にマンチェスター・シティやアーセナル、チェルシー、レアル・マドリーといった列強がリストに含めていることも判明した。 一方、RCランスは財政状況が厳しく、2500万〜3000万ユーロ(約41億〜49.2億円)のオファーが届くならすんなり受諾する見通し…と報じられ、このたび幹部が売却の意向を明言。 最高経営責任者(CEO)のピエール・ドレオッシ氏が取材対応で「いずれにしても彼は今月でクラブを離れる。行き先は決まっていないがね。あらゆる提案を検討中だ」とコメントした。 近年新世代が次々と台頭するウズベク。その筆頭格がビッグクラブへ向かうことになりそうだ。 2025.01.07 21:05 Tue
2

PSGやリバプールから関心のクワラツヘリア、コンテ監督に退団の意思を明言

パリ・サンジェルマン(PSG)やリバプールが獲得に迫っているナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)が、アントニオ・コンテ監督に退団の意思を伝えた。 12日に行われるセリエA第20節ヴェローナ戦前日会見に臨んだコンテ監督は、残留を願いながらも退団する決意を固めたクワラツヘリアに失望している。 「彼は言葉を濁さず、クラブに自分を売却をするよう要請したと私に伝えてきた。個人的に非常に残念だ。なぜならこの6カ月、クヴィチャにはプロジェクトの中心に居ると感じてもらうよう努め、彼と協力して何か素晴らしいことを成し遂げられることを示し、クラブと契約更新に向けて努力してきたからだ」 「私にとっては大きな失望だ。今日、私は一歩後退しなければならない。移籍を望む選手を縛り付けておくことはできない。私は夏以降、解決策を見つけるために全ての関係者を説得するために6カ月動いていた。このニュースが突然の出来事だったことは承知しているが、今は一歩引いてクラブと彼の代理人が状況を解決するのを待ちたい。クヴィチャはヴェローナ戦でプレーしない。重要な選手を失うことになるが、今はヴェローナ戦に集中しよう」 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏ら複数メディアによると、PSGとナポリは8000万ユーロ(約130億円)前後の金額での交渉を行っており、選手サイドとはナポリで受け取る現行給与の4倍近くの好条件を掲示されているようだ。 2025.01.12 10:20 Sun
3

PSGがクワラツヘリア獲得へ本腰! クラブ間・個人間で交渉が進行中

パリ・サンジェルマン(PSG)がジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)獲得の動きを本格化させている。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏ら複数メディアが報じている。 ナポリとの契約が2027年夏までとなっている23歳は、昨年から契約延長交渉が行われている一方、昨夏の段階からPSGから熱視線が注がれていた。さらに、ここにきてマンチェスター・ユナイテッドなどプレミアリーグのクラブも獲得レースに参戦の構えを見せている。 そんななか、フランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(26)の今冬退団が濃厚とみられるPSGは、前線補強を画策。昨夏からのターゲット獲得へ本腰を入れ始めている。 報道によると、PSGとナポリは8000万ユーロ(約130億円)前後の金額での交渉を行っており、選手サイドとはナポリで受け取る現行給与の4倍近くの好条件を掲示。クラブ間・個人間の双方で交渉を進めている段階だ。 なお、一部ではPSGが構想外であるスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)の譲渡を契約に盛り込むことで、移籍金の減額を目指しているとの報道もあるが、ナポリ側はあくまで前述の移籍金を売却条件に設定している模様だ。 また、クワラツヘリアの流出を覚悟するナポリでは、リールのコソボ代表FWエドン・シェグロヴァ(25)、トッテナムのスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ(24)、ユベントスからリバプールにレンタル中のイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)らを後釜候補としてリストアップしているという。 2025.01.10 15:16 Fri
4

クワラツヘリアのPSG移籍が今週半ばにも決定か、移籍金は100億円超えの模様

パリ・サンジェルマン(PSG)が今週半ばにもナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)を獲得する可能性が高まっているようだ。フランス『レキップ』が報じている。 11日にナポリを率いるアントニオ・コンテ監督がクワラツヘリアの退団希望を明かしていた中、12日に行われたセリエA第20節ヴェローナ戦では招集外となったクワラツヘリア。 『レキップ』によると今週半ばにも移籍金6500万ユーロ(約104億8000万円)から7000万ユーロ(約112億8000万円)の間でPSGとナポリが合意に達すると報じている。 無名の存在だった中、2022年夏にディナモ・バトゥミからナポリに加入したクワラツヘリアは公式戦107試合30ゴール29アシストを記録。移籍初年度の2022-23シーズンにはナポリを33季ぶりのスクデットに導いていた。今季もここまでセリエA17試合5ゴール3アシストを記録し、首位に立つナポリを牽引していた。 一方、PSGではフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(26)がユベントス、ドルトムントへの移籍が報じられている。 2025.01.13 12:00 Mon
5

リバプール退団がちらつくサラー、PSGが夏に獲得か?

リバプールとの契約に関して話題を呼んでいるエジプト代表FWモハメド・サラー(32)だが、フランスの巨人が目をつけているようだ。フランス『レキップ』が伝えた。 リバプールのエースとしてチームを長らく牽引してきたサラー。ここまで、リバプールでは公式戦369試合に出場し224ゴール100アシストを記録している。 今シーズンもプレミアリーグで13試合に出場し11ゴール7アシストと首位を走るチームを牽引。現在は6試合連続ゴール中と絶好調だ。 そのサラーは今シーズン限りでリバプールとの契約が満了を迎える中、契約延長の話がある一方で、本人はクラブからの話はなく、退団する流れだとコメントし、大きな話題をさらった。 まだまだ衰えを見せないサラーだが、サウジアラビアへの移籍が度々報じられる中、パリ・サンジェルマン(PSG)も関心を寄せているという。 PSGは夏にエースのフランス代表FWキリアン・ムバッペがレアル・マドリーへと移籍。2023年夏にはロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)、2024年夏にはクヴィチャ・クワラツヘリア(ナポリ)とストライカー獲得に動いていた中、今はサラーに注目しているという。 まずは、来夏フリーになるということ。そして、ウインガーが欲しいというクラブ事情があり、リバプールに残留する可能性が下がっていると感じているサラーは、新天地としてPSGに扉を開く可能性があるという。 ただ、PSGはコスト削減にここ数年動いており、ネイマール、リオネル・メッシ、ムバッペ、アンヘル・ディ・マリア、セルヒオ・ラモス、ケイロル・ナバス、マルコ・ヴェッラッティと高額サラリーの選手が軒並みチームを去っている。 1月には交渉が可能となるサラーだが、果たして本人の気持ちはもうリバプールから離れているのか。リバプールも一体どういった態度をとるのかが注目される。 2024.12.02 21:25 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly