【引退会見①】アントラーズ愛溢れるMF小笠原満男の願い「タイトルを獲り続けるチームであって欲しい」、引退試合は「やりたくない(笑)」
2018.12.28 18:10 Fri
▽28日、2018シーズン限りで現役引退を発表した鹿島アントラーズの元日本代表MF小笠原満男(39)の引退会見が行われた。
◆MF小笠原満男(鹿島アントラーズ)
──現役を引退すると決めた理由と今の心境は
「辞めると決断した最大の理由としては、今シーズン1年を振り返ってみて、なかなか試合に出る機会が少なくなり、ピッチの上でチームを勝たせることができなくなってきたということです」
「それが今後アントラーズが強くなるために必要なことだと思ったので、自分は身を引くときかなと思い決断しました」
──たくさんの試合に出て、たくさんのタイトルを獲得されましたが、思い出に残っている試合は
「このチームで数多くのタイトルを獲得させていただきましたし、すごく良い思いもさせてもらいましたが、自分の中では良い思い出よりも悔しい思い出の方が多くて、自分のせいで負けた試合も沢山ありますし、あと一歩で獲れなかったタイトルも数多くあるので、そっちの思い出の方が強いです」
「だから、来シーズンいるアントラーズの選手たちには、タイトルを獲り続けるチームであって欲しいし、常に勝利を目指して数多くのタイトルを積み重ねて欲しいなと思います」
──今後の活動予定とファン・サポーターへ
「今後については、鹿島アントラーズにここまで育ててもらったので、これからは自分が恩返しして行きたい気持ちが強くなりました。具体的なことはこれから話をさせてもらいますが、アントラーズが強くなるために、もっともっと成長していくために、そこの力になれることを自分なりに見つけたいと思います」
「これまで応援していただいたサポーターの皆さんには感謝の気持ちしかないですし、良い時も悪い時も鹿島アントラーズ、または自分を応援してくれて、その声援のおかげでここまでやってこれました。すごく感謝していますし、これからも鹿島アントラーズを応援していって欲しいなと思います」
──鹿島アントラーズに入って長い時間を過ごしましたが、選手として成長する上でチームはどのような存在だったか
「本当に多くのことを学ばせていただきましたし、まずはジーコからの教えで、『このチームは常にタイトルを獲らなくてはいけない』と言われ続けて、そのために24時間サッカーのことを考え、練習で100%やり、試合につなげ、勝利を目指せということが一番教わったことです」
「あとは、いざ自分が辞めると決めた時に感じたことは、これまで色々なものを築いてきたクラブスタッフ、OBの方が、最後までこのチームでやり遂げた姿を見てきたので、自分もそれをすべきだと思いました。だからこそ、このクラブは強くあり続けると思うので、その伝統は受け継いでいってもらいたいと思います」
──引退を決めた時期、チームメイトやスタッフへどう伝えたか
「日付がいつというのはないですが、自分の思いとしてはピッチでプレーしたい、勝ちたいという思いが強いので、それができなくなってきた時には身を引くというのは、だいぶ前から決めていたことです。今シーズンの1年を振り返った時に、その時がきたなという感じです。ここというのはないですが、前から決めていたことではありました」
「選手、スタッフの皆さんにはシーズン途中に伝えるべきだったのかもしれませんが、自分としては最後の最後までやって、全てを終えてからみんなに報告したくて、クラブ・ワールドカップの3位決定戦のリーベル・プレート戦が終わった後に、クラブスタッフと選手の皆さんに挨拶させてもらいました」
──ジーコさんにはどのタイミングで引退を伝えたか
「ジーコにも一番最後に伝えようと思っていましたが、ブラジルに帰国する飛行機の都合で、リーベル戦の試合前に伝えました」
「嬉しかったのは、『自分がここまでやってきたこと、そして最後までやり遂げたことに拍手を送りたい』と言われたことはすごく嬉しかったです」
「今後の相談をした時に、アントラーズに恩返しがしたいと言ったら、ジーコも『そうすべきだ』と言ってくれて、今後はジーコからも色々と学びたいと思いますし、ジーコがここまで積み上げて来たものを引き継いで、アントラーズのために色々なことをやってみたいなと思っています」
──クラブへの恩返しということですが、将来的に監督になりたいという思いは
「ずっと選手として突っ走って来たので、今すぐ何かをやりたいというのはまだないです。具体的な話はこれからチームの方とさせてもらえたらなと思っています」
──クラブが悲願としていたアジア制覇を成し遂げました。タイトルを獲った時に昌子源選手からトロフィーを渡されていましたが、その時の心境は
「本当に悲願のACLタイトルを獲れて素直に嬉しく思います。みなさん美談にしてくれますが、恥ずかしくて本当に嫌でした。本音としてはピッチに立って貢献したかったというのがあったので、ちょっと恥ずかしかったです」
──今のアントラーズの若い選手に身につけて欲しいことなどは
「本当にタイトルを獲り続けるチームであって欲しいですし、クラブ・ワールドカップで負けた悔しさが最後に残ったので、ああいったところで勝って欲しいです」
「そのためには練習の質、熱というものを上げていかなければと思います。そのために何をすべきかを整理して、自分は違った立場で還元していければと思います。とにかく、タイトルを獲り続けるチームであって欲しいので、そこに向けてみんなで頑張ってもらいたいなと思います」
──今後の具体的なことはこれからという話だが、イメージとして指導者やフロントなどどの方向に進むのか
「自分にはこれといった武器がないので、色々なものを見て、どの道に進みたいかを整理したいと思います。選手をやめて、それ以外のことは素人なので、まずは色々なものを見て勉強したいという思いがあります」
「何をやるというのは、自分の気持ちだけで決められるものではないので、クラブに相談させてもらいながらですけど、まずは色々な勉強をしたいという思いです。(指導者のライセンスは?)持ってないです」
──今後、引退試合やファン・サポーターと触れ合う機会はあるのか
「その辺については、自分の意向でどうなるものではないので、クラブと話しながらどうするのがいいのかを相談させてもらいたいなと思いますが、個人的に引退試合はやりたくないです(笑)」
「あまり人前に出て目立つのは嫌なので、やるのなら自分は真剣勝負がしたいので、個人の思いとしてはそういったことはしたくないです」
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▽1998年に大船渡高校から鹿島に入団した小笠原は1年目にJリーグデビュー。2年目以降は出場機会を増やしてき、その後はレギュラーとしてプレーした。▽引退会見には、多くの報道陣が駆けつけ、小笠原は長年プレーした本拠地の県立カシマサッカースタジアムで引退への思いや、鹿島アントラーズへの愛を語った。──現役を引退すると決めた理由と今の心境は
「辞めると決断した最大の理由としては、今シーズン1年を振り返ってみて、なかなか試合に出る機会が少なくなり、ピッチの上でチームを勝たせることができなくなってきたということです」
「今の心境としてはサッカーが大好きだし、アントラーズが大好きだし、まだまだサッカーをやりたいという気持ちがあるっていうのが正直な気持ちですけれども、チームが好きだからこそ、このチームがさらに強くなっていくためには、自分が出場するより、もっとこれから若い選手、これからの選手にピッチに立って欲しいと思ったのも一つです」
「それが今後アントラーズが強くなるために必要なことだと思ったので、自分は身を引くときかなと思い決断しました」
──たくさんの試合に出て、たくさんのタイトルを獲得されましたが、思い出に残っている試合は
「このチームで数多くのタイトルを獲得させていただきましたし、すごく良い思いもさせてもらいましたが、自分の中では良い思い出よりも悔しい思い出の方が多くて、自分のせいで負けた試合も沢山ありますし、あと一歩で獲れなかったタイトルも数多くあるので、そっちの思い出の方が強いです」
「だから、来シーズンいるアントラーズの選手たちには、タイトルを獲り続けるチームであって欲しいし、常に勝利を目指して数多くのタイトルを積み重ねて欲しいなと思います」
──今後の活動予定とファン・サポーターへ
「今後については、鹿島アントラーズにここまで育ててもらったので、これからは自分が恩返しして行きたい気持ちが強くなりました。具体的なことはこれから話をさせてもらいますが、アントラーズが強くなるために、もっともっと成長していくために、そこの力になれることを自分なりに見つけたいと思います」
「これまで応援していただいたサポーターの皆さんには感謝の気持ちしかないですし、良い時も悪い時も鹿島アントラーズ、または自分を応援してくれて、その声援のおかげでここまでやってこれました。すごく感謝していますし、これからも鹿島アントラーズを応援していって欲しいなと思います」
──鹿島アントラーズに入って長い時間を過ごしましたが、選手として成長する上でチームはどのような存在だったか
「本当に多くのことを学ばせていただきましたし、まずはジーコからの教えで、『このチームは常にタイトルを獲らなくてはいけない』と言われ続けて、そのために24時間サッカーのことを考え、練習で100%やり、試合につなげ、勝利を目指せということが一番教わったことです」
「あとは、いざ自分が辞めると決めた時に感じたことは、これまで色々なものを築いてきたクラブスタッフ、OBの方が、最後までこのチームでやり遂げた姿を見てきたので、自分もそれをすべきだと思いました。だからこそ、このクラブは強くあり続けると思うので、その伝統は受け継いでいってもらいたいと思います」
──引退を決めた時期、チームメイトやスタッフへどう伝えたか
「日付がいつというのはないですが、自分の思いとしてはピッチでプレーしたい、勝ちたいという思いが強いので、それができなくなってきた時には身を引くというのは、だいぶ前から決めていたことです。今シーズンの1年を振り返った時に、その時がきたなという感じです。ここというのはないですが、前から決めていたことではありました」
「選手、スタッフの皆さんにはシーズン途中に伝えるべきだったのかもしれませんが、自分としては最後の最後までやって、全てを終えてからみんなに報告したくて、クラブ・ワールドカップの3位決定戦のリーベル・プレート戦が終わった後に、クラブスタッフと選手の皆さんに挨拶させてもらいました」
──ジーコさんにはどのタイミングで引退を伝えたか
「ジーコにも一番最後に伝えようと思っていましたが、ブラジルに帰国する飛行機の都合で、リーベル戦の試合前に伝えました」
「嬉しかったのは、『自分がここまでやってきたこと、そして最後までやり遂げたことに拍手を送りたい』と言われたことはすごく嬉しかったです」
「今後の相談をした時に、アントラーズに恩返しがしたいと言ったら、ジーコも『そうすべきだ』と言ってくれて、今後はジーコからも色々と学びたいと思いますし、ジーコがここまで積み上げて来たものを引き継いで、アントラーズのために色々なことをやってみたいなと思っています」
──クラブへの恩返しということですが、将来的に監督になりたいという思いは
「ずっと選手として突っ走って来たので、今すぐ何かをやりたいというのはまだないです。具体的な話はこれからチームの方とさせてもらえたらなと思っています」
──クラブが悲願としていたアジア制覇を成し遂げました。タイトルを獲った時に昌子源選手からトロフィーを渡されていましたが、その時の心境は
「本当に悲願のACLタイトルを獲れて素直に嬉しく思います。みなさん美談にしてくれますが、恥ずかしくて本当に嫌でした。本音としてはピッチに立って貢献したかったというのがあったので、ちょっと恥ずかしかったです」
──今のアントラーズの若い選手に身につけて欲しいことなどは
「本当にタイトルを獲り続けるチームであって欲しいですし、クラブ・ワールドカップで負けた悔しさが最後に残ったので、ああいったところで勝って欲しいです」
「そのためには練習の質、熱というものを上げていかなければと思います。そのために何をすべきかを整理して、自分は違った立場で還元していければと思います。とにかく、タイトルを獲り続けるチームであって欲しいので、そこに向けてみんなで頑張ってもらいたいなと思います」
──今後の具体的なことはこれからという話だが、イメージとして指導者やフロントなどどの方向に進むのか
「自分にはこれといった武器がないので、色々なものを見て、どの道に進みたいかを整理したいと思います。選手をやめて、それ以外のことは素人なので、まずは色々なものを見て勉強したいという思いがあります」
「何をやるというのは、自分の気持ちだけで決められるものではないので、クラブに相談させてもらいながらですけど、まずは色々な勉強をしたいという思いです。(指導者のライセンスは?)持ってないです」
──今後、引退試合やファン・サポーターと触れ合う機会はあるのか
「その辺については、自分の意向でどうなるものではないので、クラブと話しながらどうするのがいいのかを相談させてもらいたいなと思いますが、個人的に引退試合はやりたくないです(笑)」
「あまり人前に出て目立つのは嫌なので、やるのなら自分は真剣勝負がしたいので、個人の思いとしてはそういったことはしたくないです」
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C--Rw7Ys-k5/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">上田綺世/Ayase Ueda(@bee18_official)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.08.23 17:52 Fri2
小笠原満男氏の長男・小笠原央も招集! U-15日本代表候補メンバーが発表
日本サッカー協会(JFA)は16日、国内トレーニングキャンプに臨むU-15日本代表候補メンバーを発表した。 キャンプは19日から23日まで開催され、キャンプ中には日体大柏高校、市立船橋高校とのトレーニングマッチも実施される。 メンバーには、元日本代表MFで鹿島アントラーズで活躍した小笠原満男氏の長男であるFW小笠原央(鹿島アントラーズジュニアユース)が招集。鹿島ジュニアユースからはDF倉橋幸暉、MF滝澤周生、MF岩土そら、FW髙木瑛人が招集。鹿島アントラーズつくばジュニアユースのGK大下幸誠も招集されている。 ◆U-15日本代表候補メンバー GK 佐々木翔大(ブラウブリッツ秋田U-15) 大下幸誠(鹿島アントラーズつくばジュニアユース) 長井京志郎(ロアッソ熊本ジュニアユース) DF エゼモクェチメヅェ海(セレッソ大阪西U-15) 伊藤優(三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニアユース) 岡崎葵(セレッソ大阪西U-15) 石田慶次(アビスパ福岡U-15) 倉橋幸暉(鹿島アントラーズジュニアユース) 西野陽向(ジュビロ磐田U-15) 佐々木陽生(ヴィッセル神戸U-15) 相馬陸人(FC東京U-15むさし) MF 長南開史(柏レイソルU-15) 滝澤周生(鹿島アントラーズジュニアユース) 岩土そら(鹿島アントラーズジュニアユース) 齋藤太陽(名古屋グランパスU-15) 和田武士(浦和レッズジュニアユース) 山根璃久(サガン鳥栖U-15) 北原槙(FC東京U-15むさし) 佐伯俊哉(横浜F・マリノスジュニアユース追浜) 小枝朔太郎(ジュビロ磐田U-15) FW 永添功樹(セレッソ大阪U-15) 小笠原央(鹿島アントラーズジュニアユース) 高橋成海(徳島ヴォルティスジュニアユース) 髙木瑛人(鹿島アントラーズジュニアユース) 2024.02.16 22:22 Fri3
引退の鹿島GK曽ヶ端準がライバルGKクォン・スンテを語る「出会えなければここまでやれなかった」、台頭のGK沖悠哉らにも言及
27日、2020シーズン限りで現役を引退する鹿島アントラーズのGK曽ヶ端準(41)が引退会見を実施した。 地元の鹿嶋市出身で、鹿島ユース出身の曽ヶ端は、1998年にトップチームに昇格。小笠原満男、中田浩二、本山雅志らと同期入団だった曽ヶ端だが、当初は出場機会を得られなかった。 その後、2001年に正守護神のGK高桑大二朗に代わってレギュラーの座を奪うと、2017年まで正守護神の座を守り、2008年2014年までの7シーズンはフル出場を果たしていた。 今シーズンは明治安田J1で1試合、YBCルヴァンカップ1試合の出場に終わっていた。 来シーズンからはアシスタントGKコーチに就任する曽ヶ端は、今季台頭したGK沖悠哉(21)や元韓国代表GKクォン・スンテ(36)、GK山田大樹(18)、そして明治大学からの来季加入内定が発表されているGK早川友基(22)について言及した。 「沖だけに限らないですが、またシーズンが変わって、今年レギュラーをとって迎える新たなシーズンという難しさも、もちろんあると思います」 「(クォン・)スンテに関してもレギュラーを奪われて、ここからまたレギュラーを取り返すという気持ちが、また自分自身を成長させてくれると思います」 「山田も今年1年目ですけどチャンスをもらって、その中で良いプレーだったり、チームの結果として勝ちが取れなかったりという中で、チャンスをもらえたこと、少なかったですが、来シーズンに向けてチャンスをモノにできるように良いライバル関係でチームでやってほしいです。このまま引き下がる選手ではないと思います」 「大学から早川選手が入ってきて、1年目のプロの難しさはあると思いますが、自分の良さを出してほしいですし、刺激しあって、GKのチームとして良い結果を残せるようにみんなで戦っていければと思います」 特に、クォン・スンテは、全北現代モータースでAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を連覇するなど実績を誇り、加入した2017年には一時レギュラーに。しかし、曽ヶ端がポジションを取り返す結果となった。 2018年以降はポジションを明け渡すこととなったが、ここまで現役を続けられたのもクォン・スンテのおかげだったと語った。 「僕が36、37の歳の2017年に来てから、僕自身もう1度レギュラーを取り返そうとか、負けたくないという気持ちを強く持ちました」 「そこで自分自身ももう1回モチベーションであったり、自分自身の成長を感じられる日々だったので、その辺りのライバルというか、そういった選手がいた、30代後半で出会えたことは幸せですし、出会えなければここまでやれなかったと思います」 今後は、鹿島でプレーするGKを育てていく立場になる曽ヶ端。求めるGK像については「現役の時も言っていましたが、チームを勝たせられる選手を多く育成できればと思います。そのためには、簡単な技術練習というのも大事ですし、実戦も大事です」とコメントした。 ポイントについては「人それぞれ課題は違うと思いますが、どれという訳ではなく、全体のレベルアップは必要だと思いますし、手助けできればと思います」と語り、「キャッチ1つ取っても完璧はあり得ないですし、そこをどれだけ上達して完璧に近づいていくかは、現役中のみんなの課題だと思います。それはキャッチだけではなく、全てのプレーだと思います」と語り、全ての能力を高める指導をしたいとした。 23年間チームに身を捧げた曽ヶ端。その大事さについては「海外移籍というのは僕らがプロになりたての頃よりは多くなっていますし、色々なルール変更でしやすくなっていると思います」と語り、「そういう向上心は大事だと思いますが、契約しているチームに対する愛情であったり、そのチームのためにプレーするということは僕自身すごく大事だと思います」とコメント。「そういうところも僕自身は在籍する選手には伝えていきたいと思いますし、そういう選手が数多く出てきてくれることを願っています」と語り、自身のように鹿島にキャリアを捧げる選手が出て欲しいと語った。 また、地元の子供たちに向けても「僕自身、地元茨城、鹿島というプロチームに入れた幸せを感じています」とし、「身近に素晴らしいチームがあるので、コロナで難しい状況はありますが、スタジアムに来て、身近に感じてモチベーションにしてサッカーをしてもらいたいと思います」と語り、自身が歩んだ道をこれからの子供たちに託したいと語った。 2020.12.27 16:12 Sun4
鹿島が功労賞3名を発表! 本山雅志氏、岩政大樹監督、青木剛氏が認定され合計24名に…9月のC大阪戦で記念盾授与式
鹿島アントラーズは15日、本山雅志アカデミースカウト、岩政大樹監督、青木剛氏の3名にアントラーズ功労賞に認定された。認定者は合計24人目となった。 本山氏は東福岡高校から1998年に鹿島に入団。2015年までプレーすると、その後ギラヴァンツ北九州、マレーシアのクランタン・ユナイテッドでプレーし、2022年に現役を引退した。 鹿島ではJ1通算365試合38得点、リーグカップ57試合9得点、天皇杯で53試合12得点。 岩政監督は東京学芸大学から2004年に入団。2013年までプレーし、2014年にタイのテロ・サーサナ(現:ポリス・テロFC)へ移籍。2015年からはファジアーノ岡山、2017年からは東京ユナイテッドFCでプレーし、2018年に現役を引退した。2022年からトップチームのコーチに就任。シーズン途中から監督に就任していた。 鹿島ではJ1通算290試合35得点、リーグカップで49試合4得点、天皇杯で27試合4得点を記録していた。 ちなみに、岩政監督は2022年の功労選手賞が発表された際に「なぜいただけないのか」と投稿していたが、見事に受賞となった。 青木氏は前橋育英高校から2001年に鹿島に入団。2016年途中まで鹿島でプレーし、2016年途中にサガン鳥栖へ移籍。その後ロアッソ熊本、南葛SCでプレー。現在はフットゴルフ選手として活躍している。 鹿島ではJ1通算376試合に出場し8得点、リーグカップで73試合、天皇杯44試合3得点を記録していた。 アントラーズ功労賞は、クラブの発展に寄与した人物をたたえるため2008年に制定されたもの。認定者の記念品は、カシマサッカーミュージアム内のメインスペースに展示される。 なお、3名に関しては、9月16日のセレッソ大阪戦で記念盾授与式&スペシャルトークショーが実施される。 ◆アントラーズ功労賞認定者(五十音順) 青木剛 秋田豊 新井場徹 アルシンド 岩政大樹 内田篤人 小笠原満男 オズワルド・オリヴェイラ 黒崎久志 ジーコ ジョルジーニョ 相馬直樹 曽ヶ端準 ダニー石尾 トニーニョ・セレーゾ 中田浩二 名良橋晃 野沢拓也 長谷川祥之 ビスマルク 本田泰人 宮本征勝 本山雅志 柳沢敦 2023.08.15 16:45 Tue5
「最初が鹿島アントラーズで良かった」鹿島で始めたプロキャリアの幕を閉じる興梠慎三、18歳時の決断振り返る「本当に良い選択をした」
現役引退を表明した浦和レッズの元日本代表FW興梠慎三(38)が、古巣の鹿島アントラーズについて語った。 プロ入りは2005年で、鵬翔高校から鹿島アントラーズに入団した興梠。1年目から出番を得ると、鹿島のエースへと成長し、2013年に浦和へ完全移籍するまでチームをけん引した。 鹿島では在籍8年で通算283試合出場71得点を記録。2007年から2009年までJ1を3連覇、リーグカップ連覇も経験し、天皇杯でも2度優勝している。 31日に引退会見を実施した興梠は、鹿島に加わった18歳当時を回想。あえて厳しい環境に身を置いて自分を磨くため、名手揃いのチームを選んだと振り返っている。 「高校を卒業して、鹿島アントラーズに行きました。何チームかオファーはありました。本当に悩んで、1つ上の先輩である増田誓志という存在がいて、その人が鹿島にいたので、同じポジションで1つ上の先輩と同じチームに行くということに、本当にこれでいいのかなとずっと思っていました」 「でも、その当時の鹿島はすごく強くて、当時いた小笠原満男さん、本山(雅志)さん、曽ヶ端(準)さん、中田浩二さん。凄いメンツがいる中で一緒に練習できる。今すぐ試合に出たいという気持ちもありましたけど、そういう人たちと一緒に練習することで自分自身が成長するんじゃないかと思って鹿島を選びました」 「自分自身、今考えれば最初が鹿島アントラーズで良かったなと思っています。だからこそ18歳の自分に伝えることがあるとすれば、鹿島アントラーズを選んで良かったなと。それがなければ、浦和レッズに出会うこともなかったと思いますし、本当に良い選択をしたなと言ってあげたいです」 また、「自分が活躍しなくても、自分が犠牲になってチームが勝てればいいという思いでここまで来ました」と述べた興梠。このスタイルを貫くことになったきっかけは、背番号「13」を受け継いだ元日本代表FWだったと明かした。 「一番は身近で一緒にプレーしてきた柳沢敦さんの存在が大きかったと思います。直接指導を受けたわけではないですが、2年間一緒に鹿島でやりました。ヤナさんも個人で打開するというよりは、味方、周りを上手く使ってプレーしていました」 「ヤナさんが言っていたのは、自分がセンタリングが上がった時にニアで潰れても、ファーの空いたスペースで味方が決めてくれれば、チームの力になると。自分が動けばどこかが空くから、そのスペースを味方が上手く使ってくれれば、自分の仕事がちゃんとできているというのを聞いたことがあります」 「若い自分にとっては、結果しか求めてきていなかった自分として、その言葉はそこまで刺さらなかったですが、改めて日が経つにつれて、どういうFWであるべきかを考えたときに、ヤナさんの言葉が自分の中ですごくマッチして、こういうプレースタイルになろうと思ったのが、鹿島からレッズに来るぐらいの時にそういうプレースタイルで行こうと決めました。柳沢敦さんのプレーはすごく参考になりましたし、本当に感謝しています」 2024.07.31 20:24 Wed鹿島アントラーズの人気記事ランキング
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【Jリーグ出場停止情報】報復退場の鈴木優磨が“反スポーツ的な行為”で1試合出場停止 千葉DF松田陸の処分は持ち越さず
Jリーグは11日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1リーグからは8選手が対象に。ファウルで止めにかかった名古屋グランパスMF椎橋慧也に胸をぶつけ、乱暴な行為で一発退場の鹿島アントラーズFW鈴木優磨は1試合停止が確定した。Jリーグは「ボールとは関係の無いところで相手競技者を突き飛ばし押し倒した行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』に該当すると判断、1試合の出場停止処分とする」と説明した。 また、J1残留争いのジュビロ磐田からDF鈴木海音が次節の横浜F・マリノス戦で警告の累積による1試合停止となるほか、川崎フロンターレDF高井幸大や、セレッソ大阪MF田中駿汰らも次戦の欠場が決まった。 そして、先週末にレギュラーシーズン終了のJ2リーグではジェフユナイテッド千葉DF松田陸が最終節のモンテディオ山形戦で一発退場。Jリーグは1試合の出場停止としつつ、扱いについて「出場停止処分の対象となる同レベルの大会がないこと、また停止処分となる対象試合が1試合で翌シーズンへ繰り越さないことから、同選手の出場停止試合は無しとする」と記した。 【明治安田J1リーグ】 FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 第29節 vs京都サンガF.C.(11/17) 今回の停止:1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF渡邊泰基(横浜F・マリノス) 第29節 vsジュビロ磐田(11/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF鈴木海音(ジュビロ磐田) 第29節 vs横浜F・マリノス(11/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFアピアタウィア久(京都サンガF.C.) 第29節 vs鹿島アントラーズ(11/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF田中駿汰(セレッソ大阪) 第37節 vs鹿島アントラーズ(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF原田亘(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J3リーグ】 FWシラス(いわてグルージャ盛岡) 第37節 vs奈良クラブ(11/17) 今回の停止:1試合停止 DF齊藤隆成(FC大阪) 第37節 vsSC相模原(11/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF金浦真樹(ガイナーレ鳥取) 第37節 vsツエーゲン金沢(11/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF内田瑞己(カマタマーレ讃岐) 第37節 vsツエーゲン金沢(11/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span class="paragraph-title">【動画】鈴木優磨の報復退場シーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ncLfF5odAJM";var video_start = 315;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.11 18:44 Mon2
今季7ゴールの鹿島FWチャヴリッチが治療のため帰国…7月に負傷したヒザ関節および足関節脛腓じん帯損傷から回復できず
鹿島アントラーズは20日、FWアレクサンダル・チャヴリッチの帰国を発表した。 クラブの発表によると、チャヴリッチは7月20日(土)に行われた明治安田J1リーグ第24節のFC東京戦で負傷。ヒザ関節および足関節脛腓じん帯損傷と診断されていた。 4カ月が経過したものの戦列復帰はできておらず、11月18日(月)にセルビアへ帰国したとのこと。母国で治療に努めるという。 チャヴリッチは、スロバキアのスロヴァン・ブラチスラヴァから今シーズン期限付き移籍で加入。明治安田J1リーグで25試合に出場し7得点、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 2024.11.20 18:45 Wed3
ひと桁順位、ACLE権奪取…それぞれ目標を持つ京都vs鹿島は攻め合うもゴール生まれず【明治安田J1第29節】
明治安田J1リーグ第29節延期分の1試合が17日にサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、京都サンガF.C.vs鹿島アントラーズは0-0に終わった。 残留が決まった15位京都がACLE出場争いを演じる5位鹿島を迎え撃った一戦。京都は今夏加入で13戦11発と残留の導き手と言っていい活躍ぶりが光るラファエル・エリアスが今節もスタートから出場し、鈴木優磨が出場停止の鹿島は注目の1トップに師岡柊生を抜擢した。 立ち上がりこそ鹿島が押し込む形を作るが、残留が決まった今、22年ぶりのJ1ひと桁順位フィニッシュを目指す京都も徐々に押し返し、9分にまずチャンス。高い位置でのボール奪取をカウンターにつなげ、川崎颯太が右足フィニッシュを放つが、相手GKの正面を突く。 続く19分にも平戸太貴とマルコ・トゥーリオが立て続けにフィニッシュに持ち込み、攻めに転じる京都は20分に敵陣左でのボール回収から佐藤響が折り返し、ラファエル・エリアスが足を振るシーンも。その後もラファエル・エリアスがミドルを狙ったりと前がかる。 鹿島も前半の終盤にかけて師岡が起点作りに徹するなどで攻め返すが、0-0でハーフタイムに。後半から田川亨介を送り込み、こじ開けにかかった鹿島だが、京都が強力3トップを起点に素早い仕掛けで効率よくゴールに向かっていき、なかなかチャンスを作れない。 そのなかで、攻め込む時間を作る鹿島は69分にバイタルエリア右からのクロスに安西が右足で合わせるが、GK太田岳志が好守。今度は78分の京都にチャンスが巡り、川崎の縦パスで前を向いたラファエル・エリアスがバイタルエリア中央から左足を振るも左に外れる。 82分にもラファエル・エリアスが左からの折り返しに徹すると、福岡慎平がワンタッチで合わせるが、ここも相手GKの正面。続く86に左からの折り返しにボックス中央に差しかかったところで反応した知念が振り向きざまのフィニッシュに持ち込むが、これもネットを揺らせず。 その後も鹿島にターレス・ブレーネルの決定機があったりと最後まで攻めの姿勢を貫いた両者だが、互いに2試合連続のドローに。京都は暫定13位に浮上した一方で、5位で変わらずの鹿島は1ポイント差の4位ガンバ大阪を抜けず、3位FC町田ゼルビアに4ポイント差となった。 京都サンガF.C. 0-0 鹿島アントラーズ <span class="paragraph-title">【動画】鹿島の攻撃に太田岳志が立ちはだかる!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">試合終盤、太田岳志がチームを救うビッグセーブ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E5%B2%B3%E5%BF%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#太田岳志</a> <a href="https://t.co/XE036iyhAQ">pic.twitter.com/XE036iyhAQ</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1858047850770477452?ref_src=twsrc%5Etfw">November 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.17 16:13 Sun4
帰化&中国代表入りに向かう元J1鹿島のセルジーニョ、現役代表選手を多数擁する北京国安に移籍へ
「帰化して中国代表入りへ」と伝えられる元鹿島アントラーズのブラジル人MFセルジーニョ(29)は、所属する長春亜泰を退団する可能性が強まっているとのことだ。 セルジーニョは2018〜19年にJ1鹿島でプレーし、攻撃の中心として活躍。2020年から中国スーパーリーグ(超級)の長春亜泰へ移籍し、現在では背番号「10」のキャプテンとして、チームの不沈を左右する存在となっている。 中国在住は5年…このところ帰化しての中国代表入りが伝えられるわけだが、実現するか否かの前に、クラブキャリアで移籍へ。中国『東方体育日報』によると、北京国安、成都蓉城がセルジーニョの獲得に乗り出しているそうだ。 どうやら、多数の現役中国代表選手を擁する北京国安への移籍に近い模様。 北京国安は元アーセナルの“帰化組”元中国代表MFニコ・イェナリス(31/李可)が退団し、中国からも離れることが決定的に。現地の言葉でいう「帰化組市場」の本命ターゲットとして、セルジーニョに白羽の矢が立ったそうだ。 北京国安は11月の中国代表に、FWチャン・ユーニンら所属選手6名を送り込んでいる。 2024.11.09 13:15 Sat5