赤い悪魔のレジェンドがまた一人…? シュマイケル氏がFD就任を考慮
2018.12.24 16:41 Mon
▽かつて、マンチェスター・ユナイテッドで活躍したピーター・シュマイケル氏が古巣のフットボール・ディレクター(FD)就任を考慮しているようだ。イギリス『BBC』が伝えている。
▽18日に、成績不振を理由にジョゼ・モウリーニョ監督の解任に踏み切ったユナイテッドは暫定後任にオーレ・グンナー・スールシャール氏を招へい。現役時代に1996年から2007年にかけてユナイテッドでプレーしたノルウェー人指揮官は初陣となったプレミアリーグ第18節のカーディフ戦で、恩師サー・アレックス・ファーガソン氏以来となる5得点を奪い大勝を収めた。
▽流れが変わりつつあるユナイテッドは新たにFDの採用に着手する模様。この立場の人材を雇っていないユナイテッドだが、ライプツィヒでFDを務めるポール・ミッチェル氏がその役職に就くのではないかと『BBC』が報じている。
▽だが、シュマイケル氏もFD就任に意欲的だ。「私は確かにそこに署名をしようかと考えている」と語る同氏は、「いつの日か再びフットボールに関わりたいと真剣に思っていた。歳は取ったが、また違う人生を始める機会だ」と、古巣への復帰に積極的な姿勢を示した。
▽シュマイケル氏は1991年から1999年にかけてユナイテッドで活躍。公式戦通算339試合を数え、5回のプレミアリーグ優勝やFAカップ、チャンピオンズリーグ制覇など果たしたレジェンドだ。ファーガソン監督時代のユナイテッドを知る元デンマーク代表GKはこうも語っている。
「『自分にその素質があるのか?』と真剣に考えた。もしその答えが見つかったらこの仕事に立候補しようと思う」
「このことについてよく考えて、クリスマスや新年明けに気持ちを固めるよ」
▽18日に、成績不振を理由にジョゼ・モウリーニョ監督の解任に踏み切ったユナイテッドは暫定後任にオーレ・グンナー・スールシャール氏を招へい。現役時代に1996年から2007年にかけてユナイテッドでプレーしたノルウェー人指揮官は初陣となったプレミアリーグ第18節のカーディフ戦で、恩師サー・アレックス・ファーガソン氏以来となる5得点を奪い大勝を収めた。
▽流れが変わりつつあるユナイテッドは新たにFDの採用に着手する模様。この立場の人材を雇っていないユナイテッドだが、ライプツィヒでFDを務めるポール・ミッチェル氏がその役職に就くのではないかと『BBC』が報じている。
▽シュマイケル氏は1991年から1999年にかけてユナイテッドで活躍。公式戦通算339試合を数え、5回のプレミアリーグ優勝やFAカップ、チャンピオンズリーグ制覇など果たしたレジェンドだ。ファーガソン監督時代のユナイテッドを知る元デンマーク代表GKはこうも語っている。
「本当に大切なことは、マンチェスター・ユナイテッドが文化とアイデンティティを取り戻すことだ。かつてここでプレーした誰かがサー・アレックスの意思をクラブ全体に取り戻してくれるところを見てみたい」
「『自分にその素質があるのか?』と真剣に考えた。もしその答えが見つかったらこの仕事に立候補しようと思う」
「このことについてよく考えて、クリスマスや新年明けに気持ちを固めるよ」
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