バイエルン、リベリの老獪な一撃でライプツィヒ撃破! 終盤に1人ずつ退場者出すも4連勝達成!《ブンデスリーガ》
2018.12.20 06:31 Thu
▽ブンデスリーガ第16節、バイエルンvsRBライプツィヒが19日にアリアンツ・アレーナで行われ、ホームのバイエルンが1-0で勝利した。
▽リーグ3位のバイエルン(勝ち点30)と、4位のライプツィヒ(勝ち点28)による上位対決。
▽前節、最下位のハノーファーを一蹴してリーグ3連勝中のバイエルンはライプツィヒ、フランクフルトと続く上位勢との年内2試合を勝利で飾り、首位ドルトムントとの差を少しでも詰めて新年を迎えたいところ。そして、コバチ監督はハノーファーと同じスタメンを採用し、前線はレヴァンドフスキ、ミュラー、コマン、ニャブリという構成となった。
▽ボールを保持するバイエルンと連動したプレッシングで応戦するライプツィヒという、互いの持ち味が反映されるトランジションゲームとなったこの試合。立ち上がりはバイエルンが押し込む展開が続くが、時間の経過と共にライプツィヒが得意の高速カウンターで相手ゴール前に迫っていくが、互いになかなか決定機まで持ち込めない。
▽その後も鍔迫り合いが続く中、ようやく20分過ぎに両チームを通じて最初の決定機が訪れる。24分、右サイドのハーフスペースで縦に仕掛けたニャブリからのスルーパスに抜け出したレヴァンドフスキがGKと一対一になるが、枠の左隅を狙ったシュートはGKグラーチの見事な反応に阻まれ左ポストを叩いた。
▽ゴールレスで折り返した試合は後半も行ったり来たりの落ち着かない展開に。ボールを保持するものの攻め切れないバイエルンは幾度かレヴァンドフスキやリベリがゴール前に侵入する場面を作るが、相手の素早い寄せに阻まれる。
▽流れを変えたいバイエルンは61分、コマンを諦めてレナト・サンチェスを2枚目のカードとして投入。チーム全体の活動量を上げていくと、77分にはセットプレーで相手GKのファンブルに反応したジューレが押し込みにかかるが、枠を外す。直後の79分にも右サイドでミュラーが入れた浮き球のクロスをファーでレヴァンドフスキが頭で折り返し、ゴール右のキミッヒが頭で合わせるが、今度はGKグラーチのビッグセーブにはじき出された。
▽後半半ばを過ぎてゴールを予感させる仕掛けが出てきたものの先制点が遠いバイエルン。しかし、ベテランアタッカーの冷静さがゴールをもたらす。83分、ボックス中央で足下にボールを収めたレナト・サンチェスが強引な反転からシュート。これはGKの正面を突きこぼれ球をDFがかきだす。これをボックス左で拾ったリベリが巧みな切り返しでDF2枚を滑らせてGKの重心をずらすと、空いたニアサイドに蹴り込んだ。
▽その後、セットプレーからユスフ・ポウルセンのヘディングシュートでゴールを脅かされたバイエルンだが、ハビ・マルティネスをピッチに送り込んで逃げ切り態勢に入る。後半アディショナルタイムにはイルザンカーのチアゴへの危険なラフタックルをキッカケに両軍入り乱れる乱闘に。ここでイルザンカーに一発レッド、イルザンカーを突き飛ばしたレナト・サンチェスに2枚目のカードが出て互いに退場者を出す後味の悪い形で試合は閉幕した。
▽それでも、難敵相手のタフなゲームを勝ち切ったバイエルンがリーグ戦4連勝を飾り、首位ドルトムントとの勝ち点差を「6」に縮めた。
▽リーグ3位のバイエルン(勝ち点30)と、4位のライプツィヒ(勝ち点28)による上位対決。
▽前節、最下位のハノーファーを一蹴してリーグ3連勝中のバイエルンはライプツィヒ、フランクフルトと続く上位勢との年内2試合を勝利で飾り、首位ドルトムントとの差を少しでも詰めて新年を迎えたいところ。そして、コバチ監督はハノーファーと同じスタメンを採用し、前線はレヴァンドフスキ、ミュラー、コマン、ニャブリという構成となった。
▽その後も鍔迫り合いが続く中、ようやく20分過ぎに両チームを通じて最初の決定機が訪れる。24分、右サイドのハーフスペースで縦に仕掛けたニャブリからのスルーパスに抜け出したレヴァンドフスキがGKと一対一になるが、枠の左隅を狙ったシュートはGKグラーチの見事な反応に阻まれ左ポストを叩いた。
▽絶好機を逸したバイエルンはさらにこのプレーで足を痛めたニャブリがプレー続行不可能となり、28分にリベリの緊急投入を余儀なくされる。このアクシデントもあってやや流れを失ったバイエルンは36分、相手セットプレーからウパメカーノに決定機を許すがヘディングシュートはクロスバーを叩き事なきを得た。
▽ゴールレスで折り返した試合は後半も行ったり来たりの落ち着かない展開に。ボールを保持するものの攻め切れないバイエルンは幾度かレヴァンドフスキやリベリがゴール前に侵入する場面を作るが、相手の素早い寄せに阻まれる。
▽流れを変えたいバイエルンは61分、コマンを諦めてレナト・サンチェスを2枚目のカードとして投入。チーム全体の活動量を上げていくと、77分にはセットプレーで相手GKのファンブルに反応したジューレが押し込みにかかるが、枠を外す。直後の79分にも右サイドでミュラーが入れた浮き球のクロスをファーでレヴァンドフスキが頭で折り返し、ゴール右のキミッヒが頭で合わせるが、今度はGKグラーチのビッグセーブにはじき出された。
▽後半半ばを過ぎてゴールを予感させる仕掛けが出てきたものの先制点が遠いバイエルン。しかし、ベテランアタッカーの冷静さがゴールをもたらす。83分、ボックス中央で足下にボールを収めたレナト・サンチェスが強引な反転からシュート。これはGKの正面を突きこぼれ球をDFがかきだす。これをボックス左で拾ったリベリが巧みな切り返しでDF2枚を滑らせてGKの重心をずらすと、空いたニアサイドに蹴り込んだ。
▽その後、セットプレーからユスフ・ポウルセンのヘディングシュートでゴールを脅かされたバイエルンだが、ハビ・マルティネスをピッチに送り込んで逃げ切り態勢に入る。後半アディショナルタイムにはイルザンカーのチアゴへの危険なラフタックルをキッカケに両軍入り乱れる乱闘に。ここでイルザンカーに一発レッド、イルザンカーを突き飛ばしたレナト・サンチェスに2枚目のカードが出て互いに退場者を出す後味の悪い形で試合は閉幕した。
▽それでも、難敵相手のタフなゲームを勝ち切ったバイエルンがリーグ戦4連勝を飾り、首位ドルトムントとの勝ち点差を「6」に縮めた。
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