PK献上の本田圭佑が汚名返上のPK弾! 前半6発の乱戦制したメルボルン6連勝《Aリーグ》

2018.12.14 19:50 Fri
Getty Images
▽元日本代表FW本田圭佑が所属するメルボルン・ビクトリーは14日、オーストラリア・Aリーグ第8節でブリスベン・ロアーとのアウェイ戦に臨み、4-2で勝利した。本田は開幕から8試合連続のスタメン。シーズン5得点目を記録した。

▽開始早々にセットプレーからピンチを迎えたメルボルン・ビクトリーだったが、決死の守備で辛うじて失点を免れると、13分に先制。本田のボール奪取からカウンターに持ち込み、トロイージの浮き球パスにバーバルーゼスが合わせ、敵地でリードする。

▽そのメルボルン・ビクトリーは21分、相手に退場者が出たことで数的優位に立ったが、相手にセットプレーを許した26分に自陣ボックス内で本田がPKを献上。これをキッカーのタガートに決められ、10人のブリスベン・ロアー相手に追いつかれてしまう。
▽それでも、メルボルン・ビクトリーは32分、味方との好連携で左サイドを攻略したオトゥールのクロスからトイヴォネンがワンタッチシュートを決めて2-1。続く39分、PKのチャンスからキッカーの本田が左足で決め、ブリスベン・ロアーを突き放した。

▽42分に相手のFKからトイヴォネンのオウンゴールで1点差に詰め寄られたメルボルン・ビクトリーだったが、47分に本田が右CKをショートコーナーに。その流れからバーバルーゼスがゴールを陥れ、ブリスベン・ロアーの追随を許さない。
▽迎えた後半も数的優位のアドバンテージを生かしてゴールを目指したメルボルン・ビクトリーは、86分に左サイドの本田が左足で上げたクロスから5点目のお膳立てを狙うが、味方がミスショット。前半とはうって変わり、ゴールが遠い。

▽結局、ゴールラッシュの前半が勝敗を分け、メルボルン・ビクトリーが6連勝。2試合ぶりとなる得点の本田もシーズン5得点目を挙げ、依然として好調をキープしている。

ブリスベン・ロアー 2-4 メルボルン・ビクトリー
【ブリスベン・ロアー】
タガート(前27[PK])
OG(前42)
【メルボルン・ビクトリー】
バーバルーゼス(前13)
トイヴォネン(前32)
本田圭佑(前40[PK])
バーバルーゼス(前45+2)

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