ローマ殿堂入りのトッティ氏、「人生における象徴的な一日」
2018.11.29 02:30 Thu
▽ローマで史上28人目のクラブ殿堂入りを果たした元イタリア代表FWのフランチェスコ・トッティ氏(41)が27日に行われた殿堂入りセレモニー後に愛するロマニスタへのメッセージを送った。クラブ公式サイトが伝えている。
▽1993年のトップチームデビュー以降、一昨季限りで現役を引退するまで愛するローマのために25年ものフットボールキャリアを捧げてきたトッティ氏。同クラブで公式戦786試合に出場し、この間に1度のセリエA優勝、2度のコッパ・イタリア制覇を経験。また、イタリア代表では2006年のドイツ・ワールドカップ優勝を経験していた。
▽そのレジェンド中のレジェンドは27日にスタディオ・オリンピコで行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループG第5節のレアル・マドリー戦の試合前に殿堂入りセレモニーに参加していた。
▽そして、今回の殿堂入りを受けて偉大なカピターノは、愛するロマニスタへのメッセージを送った。
「今日は自分の人生における象徴的な一日となった。本当に特別な気持ちだよ」
「この場所でファンを前に立つことは自分にとって常にエモーショナルな気持ちにさせられる。彼らと共にいることは自分にとって毎日が殿堂入りのような気分なんだ。我々は常に団結していて兄弟や姉妹のようなものだ。私は彼らすべてを愛している」
「みんなは私にとって殿堂入りに値する人たちだ。そして、私にとっての宝物であり、これからもずっとだ」
▽1993年のトップチームデビュー以降、一昨季限りで現役を引退するまで愛するローマのために25年ものフットボールキャリアを捧げてきたトッティ氏。同クラブで公式戦786試合に出場し、この間に1度のセリエA優勝、2度のコッパ・イタリア制覇を経験。また、イタリア代表では2006年のドイツ・ワールドカップ優勝を経験していた。
▽そのレジェンド中のレジェンドは27日にスタディオ・オリンピコで行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループG第5節のレアル・マドリー戦の試合前に殿堂入りセレモニーに参加していた。
「今日は自分の人生における象徴的な一日となった。本当に特別な気持ちだよ」
「私はローマ人であり、ロマニスタだ。このひとつのクラブだけでプレーし、キャプテンまで務められた。この素晴らしい特権を言葉で表すことは難しい」
「この場所でファンを前に立つことは自分にとって常にエモーショナルな気持ちにさせられる。彼らと共にいることは自分にとって毎日が殿堂入りのような気分なんだ。我々は常に団結していて兄弟や姉妹のようなものだ。私は彼らすべてを愛している」
「みんなは私にとって殿堂入りに値する人たちだ。そして、私にとっての宝物であり、これからもずっとだ」
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