酒井代表初弾もPK献上…ベネズエラとドローの森保ジャパン、史上初の初陣4連勝ならず《キリンチャレンジカップ》

2018.11.16 21:30 Fri
Getty Images
▽日本代表は16日、大分スポーツ公園総合競技場でキリンチャレンジカップ2018のベネズエラ代表戦に臨み、1-1で引き分けた。

▽初陣からの3試合で全勝を収めている森保ジャパン。初陣のコスタリカ代表戦、続くパナマ代表戦をどちらも3-0で制すと、先月行われた強豪ウルグアイ代表との試合でも4-3での勝利を収めた。
▽日本代表監督としての就任初戦からの最多連勝記録は「3」。4戦4勝での記録更新に期待がかかる森保監督は、ウルグアイ戦からスタメンを3名変更し、GK東口、三浦、長友に代えて、GKシュミット・ダニエル、冨安、佐々木を起用した。GKシュミット・ダニエルにとっては、これが代表デビュー戦となった。

▽試合開始早々、日本がファーストシュートを浴びせる。3分、堂安が右サイド高い位置で抜け出し、ボックス左の中島にボールを渡す。中島がGKロモの位置を見てループ気味に放ったシュートは枠を外れたが、幸先の良い入りを見せた。

▽しかし、11分に日本はピンチを迎える。ベネズエラの選手がボックス手前中央からゴール前に浮き球のスルーパスを入れると佐々木が対処したが、GKシュミット・ダニエルへのバックパスは中途半端になり、反応したロンドンがボックス内フリーで一対一の状態に。すると、ロンドンが放ったシュートはGKシュミット・ダニエルの腕をすり抜けたが、冨安がゴールライン目前で決死のクリア。1点分の働きを披露する。
▽さらに13分、自陣内から打ち込んだ柴崎の縦パスがマチスに引っかけられ、ショートカウンターを仕掛けられてしまう。自らプレスに行った柴崎がボックス手前右でマチスを倒してしまい、ベネズエラボールのFKに。しかし、この位置からロンドンが直接狙ったシュートは壁が阻み、跳ね返りに再びロンドンが合わせたシュートも枠を外れていく。

▽相手の攻撃を凌ぎ続けている日本は、26分に決定機を作り出す。細かい連係からボックス手前中央の南野がボックス右の堂安にパスを送る。すると、堂安が華麗なターンでベネズエラDFのマークを剥がし一対一の状況に。しかし、右足のシュートはわずかに枠の左に外れた。先制点とはならなかったが、ここから盛り返し始める。さらに、34分にも大迫の縦パスに抜け出した中島がボックス左で一対一を迎えたが、GKロモのファインセーブに阻まれた。

▽そして、39分に待望の瞬間が訪れる。相手陣内右サイド浅い位置で得たFKの場面で、キッカーは中島。ファーにボールが蹴り込まれると、酒井が飛び込み右足の豪快なジャンピングボレーシュートをネットに突き刺した。なお、これが酒井にとっての代表初ゴールとなっている。

▽日本は、序盤こそベネズエラのフィジカルやスピードに苦しめられたものの、中島や大迫が前線でボールを引き出して徐々に応戦。良い流れでリードを奪い、1-0のスコアで試合の折り返しを迎えることに。

▽後半に入っても、日本が優位に試合を進行。51分にショートカウンターの流れから右サイドを駆け上がった柴崎が入れたクロスはGKロモのパンチングに遭ったが、日本は攻勢を緩めない。挽回しようとするベネズエラのビルドアップを許さず、前線からプレスをかけ続ける。

▽その後、お互いにペースを落とし中盤での攻防にシフトした試合は、チャンスの少ない時間帯が続く。1点を追うベネズエラは、65分に3枚替えを敢行。ロンドンらに代えて、ホセフ・マルティネスらを送り出した。対する日本も、直後にフレッシュな選手を投入。中島、大迫に代えて、原口、北川を起用する。

▽すると75分、ボックス左でボールを持った原口がそのままドリブルで侵攻。ゴール目前まで運んでGKロモの股下を狙ったシュートは決め切れなかったが、早速チャンスを作り出した。77分、日本は堂安、南野に代えて、杉本、伊東を投入。攻撃にカードを次々と切り追加点を奪いに行く。

▽しかし、80分にボックス内右で酒井が途中出場のルイス・ゴンザレスを倒してしまい、ベネズエラにPKが与えられる。これをキャプテンのリンコンが落ち着いて沈め、試合は振り出しに戻った。

▽試合終了間際の91分には原口が左サイドを突破しクロスを供給。すると、ボックス内でトラップした北川がベネズエラDFをかわしてシュートを放ったが、ブロックに遭い勝ち越し弾とすることはできず。

▽結局、試合は1-1のスコアで終了。この結果、日本代表史上初の新体制発足から4連勝とはならなかったが、無敗を継続した。日本は、20日に豊田スタジアムでキルギス代表と対戦する。
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