「なぜガットゥーゾは分からない?」ミラン元会長ベルルスコーニ氏が不満を吐露

2018.10.15 15:35 Mon
セリエC(イタリア3部)モンツァのオーナーのシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が、古巣であるミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾを批判した。イタリアメディア『ANSA通信』が伝えている。

ベルルスコーニ氏は先日、ミラノ近郊に拠点を置くモンツァを買収。約1年半ぶりにサッカークラブ経営へと乗り出した。しかし今でも31年間にわたり名物会長として活躍した古巣ミランのことが頭を離れないようだ。2トップの後ろにトップ下の選手を置くフォーメーションを好む元会長は、1トップが主流のガットゥーゾの戦術に物申した。

「ガットゥーゾのミランは1トップでプレーしていても好きか? いや、私は嫌いだ。(ゴンサロ)イグアインは、ミランが長年、必要としていたストライカーと言える。だがなぜ、スソのようなセカンドトップのサポートをつけないのか理解に苦しむ」

ベルルスコーニ氏はセリエAへの興味を否定しつつ、21日に行われるインテルとのミラノダービーを観戦するようだ。

「私はサッカーが大好きなんだが、セリエC限定だよ。今はセリエAについて何も分からない。興味があるのはモンツァだけだ。ダービーは、ミランのフォーメーションや戦術にガッカリしながらテレビで観戦するつもりだよ。(2トップが良いことは)私でも分かる。(カルロ)アンチェロッティや(ファビオ)カペッロでもわかることなのに、なぜ現指揮官には理解できないのだろうね」


提供:goal.com

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現ミランにOBアルベルティーニ氏「継続性がないね」「スクデット可能?いいえ」「イタリア人選手が…」

ミランのOB、元イタリア代表MFデメトリオ・アルベルティーニ氏が古巣について言及した。 90年代のセリエA、ミラン、そしてアッズーリを彩ったアルベルティーニ氏。引退後はイタリアサッカー連盟(FIGC)の副会長を務め、民事再生後のパルマでアドバイザーを担った時期も。 懐かしの司令塔はこのたび、『Milannews.it』で古巣ミランに言及。あっさりと厳しめの言葉を並べた。 「パウロ・フォンセカがトップクラスのコーチになれるか? ああ、スクデットを獲ればなれるさ(笑) コーチの職は結果に依存する。フォンセカなら良い結果を出せると思っているよ」 「しかし、現チームには継続性がない。レアル・マドリーに勝ったかと思えば、あのカリアリ戦だ。並外れた試合の直後に勝ち点を失うのが、今のミランだ。望ましい結果を掴めぬことも大いにあり得るだろうね」 “ミランはスクデットを取り戻せますか?” 「何かを判断するには早いが、私の意見は『いいえ』としておこう」 「道のりは長い。ほかのチームのほうが、ミランより強固で、なおかつ諸々整備されている。状態が落ち込んだ時期にコーチがどうチームを管理するか…これが重要となるだろう」 現ミランを支える主力選手たちにも言及。 「タイアニ・ラインデルス。とても良い選手だね。最初は名前も知らなかったし、期待のしようもなかったが、とても良い意味で驚かされた。だが、フランク・ライカールト(同じオランダ代表)と比較するには早すぎる」 「やはり一貫性がないのは、ラファエル・レオンだ。これから改善されていく可能性は多いにあるだろうね。力強い選手だからこそ、プレッシャーがかかるのだ。平凡な選手にはプレッシャーのほうから用がない」 アルベルティーニ氏は最後に「私は帰属意識たるものを大事にする人間だ。ミランにはいま、イタリア人選手が少ない」と、古巣で活躍する自国選手が少なくなっていることを嘆いた。 2024.11.19 15:35 Tue
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中盤強化図るミランがトリノMFリッチ獲得に乗り出す? 来年1月の交渉を希望か

ミランがトリノのイタリア代表MFサムエレ・リッチ(23)獲得に向けて動き出す可能性があるようだ。 今シーズンは新たに就任したパウロ・フォンセカ監督の下、スタートダッシュこそ失敗したものの徐々に持ち直してきているミラン。現在はセリエAで7位につけているが、クラブは目標とする将来的なスクデット奪還のためにもチーム強化を模索している。 ミランが特に注目しているのが、トリノで評価を高めているリッチ。今シーズンはセリエAでここまで全試合に先発出場しているほか、イタリア代表でもポジションを勝ち取るなど存在感を高めている。 マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリがお手本と過去にコメントしていたリッチだが、現在はそのシティが獲得に関心との報道も。イタリア『スカイ・スポーツ』によると、こうした他クラブの動きを察知するミランが具体的な動きを見せているようだ。 とはいえ、来年1月の移籍市場でトリノが主軸を手放す可能性は低い模様。それに対してミランは、来夏の獲得を実現させるための早い段階での働きかけを検討しているという。 リッチとトリノの契約は2026年夏までとなっており、クラブは契約更新を希望中。リッチがどのような決断を下すかも含め、しばらくの間は移籍市場でも注目の存在になるだろう。 2024.11.20 15:50 Wed

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