フローニンヘンGK、電車ルールを知らず?無賃乗車扱いに納得できず暴行で逮捕

2018.09.25 19:25 Tue
フローニンヘンの守護神GKセルジオ・パッドが暴行の疑いで逮捕され、24日に釈放されていた。『Goal』の取材により明らかになった。

日本代表MF堂安律が所属するフローニンヘンの守護神は23日、ホームで行われたエールディヴィジ第6節AZ戦に出場していたが3得点を献上し、チームは1-3で敗れ、最下位に転落した。試合終了後、パッドは気が高ぶっていたのか、電車で移動中に車掌から切符の提示を求められるとトラブルに発展した。

現地では、電車に乗る前に、購入した切符の刻印が求められているが、フローニンヘンの主将はこれを行っておらず無賃乗車扱いとなり、車掌により罰金が科されることを告げられた。するとパッドは車掌に反抗して唾を吐きかけ、警備員に襲い掛かったとみられる。このため電車は最寄りの駅に停車し、28歳GKは現地警察に逮捕された。その後、24日の午後に釈放されている。パッドは普段、電車に乗らないため、ルールを理解していなかったと釈明している。

「切符を刻印しなければならないことを知らなかった。電車には頻繁に乗らないので、こういった勘違いは起こりうることだ。僕は切符を持っていたので自分の主張が正しいと思っていた。だが僕がバカだった。それから警察に連行され、24日の朝に聴取を受けたあと、帰宅を許された」

捜査は現在も続けられており、フローニンヘンの主将は、キャプテンマークを返上する意向を示している。また電車を利用した理由についても明かしている。

「これまで誇りをもって(キャプテンマークを)身に着けてきたが、23日にこのような振る舞いをしてしまった以上、主将を続けることはできない。だから返却する。落ち込んでいたわけではないが、アルコールを飲んだ後だったので、運転するべきではないと考えた。これからすべてがインターネットに載って、僕や家族についていろんなことを言われるのだろう。すべてを受け入れるつもりだ。過ちを犯したので責任は負うつもりだ」


提供:goal.com

フローニンヘンの関連記事

NECナイメヘンの日本代表FW小川航基が2ゴールの活躍を見せた。 3日、エールディビジ第11節が行われ、NECはホームにフローニンヘンを迎えた。 この試合では小川と佐野航大が先発出場。塩貝健人は79分から途中出場を果たした。 試合は立ち上がりからNECペース。開始6分にPKを獲得すると、小川が落ち着い 2024.11.04 23:40 Mon
日本代表FW小川航基が好調だ。 小川が所属するNECナイメヘンは3日のエールディビジ第11節でフローニンヘンとホームで対戦し、6-0の快勝でリーグ戦2試合ぶり白星。小川とともにMF佐野航大も先発し、FW塩貝健人は79分から出場した。 小川は6分のPKチャンスでゴール真ん中に蹴り込み、先制ゴールをマークし、カ 2024.11.04 09:25 Mon
オランダ1部・エールディビジでも有数のGKに、中東イランの強豪クラブから好条件で契約オファーが届いたという。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 欧州5大リーグに準ずるオランダのトップディビジョン、エールディビジ。この舞台で今季確かな評価を確立し、王者PSVやフェイエノールトも獲得 2024.06.21 12:30 Fri
10日、エールステ・ディビジ(オランダ2部)の最終節が行われた。 既にヴィレムⅡの優勝とエールディビジ昇格が決まっていたエールステ・ディビジ。2位の座を争うローダとフローニンヘンが最終節で直接対決するという異例の事態が起きた。 2位で最終節を迎えたローダは、勝ち点75、得失点差「+35」という成績。3位のフ 2024.05.11 23:12 Sat
ミランが補強に成功した。オランダ『Algemeen Dagblad』が報じた。 メジャーリーグ・サッカー(MLS)行きが加速しているフランス代表FWオリヴィエ・ジルーの後釜探しなど、来シーズンに向けた選手補強を画策しているミラン。その一方、スカウト陣の強化に成功したようで、フローニンヘンのスカウト部長を務めるオル 2024.03.26 17:37 Tue

エールディビジの関連記事

AZは15日、CDグアダラハラのU-23メキシコ代表DFマテオ・チャベス(21)が今夏に加入することを発表した。契約期間は2030年6月30日までとなる。 グアダラハラの下部組織で育ったチャベスは、2022年夏にリザーブチームのタパティオに昇格を果たすと、2024年1月にトップチームデビュー。左サイドを主戦場にこ 2025.05.16 09:50 Fri
フェイエノールトの日本代表FW上田綺世が、今季のリーグ戦7点目を記録した。 14日、エールディビジ第33節でフェイエノールトはRKCワールワイクと対戦した。 シーズンも残り2節となった中、フェイエノールトは来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)予選への切符を守るために勝利したいところだった。 上田は 2025.05.15 12:10 Thu
今夏の移籍が噂されていたヘントのDF渡辺剛(28)だが、フェイエノールトへの移籍はどうやら消滅したようだ。 渡辺はFC東京から2022年1月にコルトレイクに完全移籍しベルギーでのキャリアをスタート。2023年7月にヘントに完全移籍した。 ヘントでは守備の要として躍動。これまで公式戦100試合に出場し6ゴール 2025.05.14 13:25 Wed
クラブの不手際により、選手たちが目指した夢が潰えることとなってしまった。 エールディビジを戦うフォルトゥナ・シッタートは13日に声明を発表。2025-26シーズンのヨーロッパの大会への出場権獲得を目指していた中、申請の不備により可能性が潰えていることを発表した。 今シーズンのフォルトゥナは、2節を残して現在 2025.05.13 23:50 Tue
フェイエノールトが獲得を目指しているというヘントのDF渡辺剛(28)だが、短期間の穴埋めとしての考えが強いのかもしれない。 渡辺はFC東京から2022年1月にコルトレイクに完全移籍しベルギーでのキャリアをスタート。2023年7月にヘントに完全移籍した。 ヘントでは守備の要として躍動。これまで公式戦98試合に 2025.05.02 23:30 Fri

フローニンヘンの人気記事ランキング

1

日本人がオランダで活躍できる理由…フローニンヘン堂安律「2つが大きな要因」

フローニンヘンに所属する日本代表MF堂安律が、日本人がオランダリーグで活躍できる理由について自身の考えを明かした。 昨夏にガンバ大阪からフローニンヘンに加入して以来、センセーショナルな活躍を続ける堂安。公式戦10ゴール4アシストを記録し、完全移籍を勝ち取ると、今シーズンも5ゴール3アシストを記録した。また、2018年9月にデビューを飾った日本代表でもキャップ数はすでに13。日本の若きアタッカーとして、期待を集めている。 オランダではかつて元日本代表MF小野伸二(現・北海道コンサドーレ札幌)がフェイエノールトで、元同国代表MF本田圭佑(現メルボルン・ビクトリー)、日本代表DF吉田麻也(現・サウサンプトン)らがVVVフェンロで活躍。現在では堂安の他、ヘーレンフェーンの同国代表MF小林祐希やズウォレのDF中山雄太たちがオランダの地で日々しのぎを削っている。 オランダリーグで日本人が活躍できる要因とは。『DAZN』でのインタビューで堂安は、自身が思う2つの理由を明かした。 「これといった理由を僕がハッキリと言えるか分からないですけど、まずは日本人にポテンシャルがあるということは間違いないと思います。それプラス、オランダ人の人柄が、日本人が来ても助け合うということをしてくれます」 「それは僕がフローニンヘンに来た時も感じましたし、その2つが大きな要因かなと思います」 <div id="cws_ad"><script src="//player.performgroup.com/eplayer.js#44a12140e3dda008f998a5a1a9.1tybkqliqmgvi1ndbmyxnzxqc3$videoid=5t3ujt9yq2de1w89mgjkb6sso" async></script> </div> 2019.05.22 15:05 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly