インシーニェの2Gにヴェルディ移籍後初ゴールのナポリがトリノに完勝!ハムシクセリエA400試合目を勝利で飾る!《セリエA》

2018.09.23 21:33 Sun
Getty Images
ナポリは23日、セリエA第5節でトリノとアウェイで対戦し、3-1で勝利した。

▽第4節終了時点で3勝1敗の4位ナポリと、1勝2分け1敗の12位トリノの対戦。前節、強敵フィオレンティーナを相手に1-0で逃げ切ったナポリは、その勢いのままチャンピオンズリーグ開幕節に臨んだ。しかし、死の組といわれる中で最も楽な相手と考えられていたツルヴェナ・ズヴェズダの堅い守備を崩せず、ゴールレスドロー。その苦みを払拭したい今節は、クリバリやハムシク、メルテンス、インシーニェなどの主力がスタメンに名を連ねた。ハムシクはセリエA通算400試合目の出場となった。

▽試合は早々に動く。4分、敵陣でのFKから再開したナポリは左サイドのルペルトに展開。深くまで上がったルペルトはグラウンダーのクロスを上げると、相手に当たってボールはインシーニェの下へ。ボックス左のインシーニェはそこからGKの頭上を破る豪快なシュートを突き刺し、ナポリが先制した。
▽さらにナポリは7分、今度はカウンターからチャンスを演出。後方からのスルーパスを受けたインシーニェはヴェルディにラストパスを送るも、GKが絶妙な飛び出しで距離を詰め、ヴェルディのシュートは阻まれた。攻勢続くナポリはさらに10分には、右に流れたメルテンスのクロスが、クリアを試みた相手DFに当たりあわやオウンゴールというシーンも。

▽15分にはセットプレーの流れからゴール前に残っていたクリバリがヘディングで強烈なシュートを見舞うがGKの正面に。先制後も攻撃の手を緩めないナポリ。追加点はすぐに生まれた。20分、敵陣中央でヴェルディが左のメルテンスに預け自身はゴール前へ。すかさずメルテンスはクロスを供給。ドンピシャで入ってきたヴェルディは難しいハーフボレーを上手く沈めて、移籍後初ゴールを記録した。
▽これで2点のリードを得たナポリ。守っては22分、バゼッリにゴール前からシュートを打たれるがオスピナがファインセーブ。その後はナポリの迫力も徐々に薄まっていったものの、危なげない試合運びでリードを守ったまま試合を折り返した。

▽後半は前半とは違う形で試合が動く。51分、ナポリはボックス左に侵入を許したベレンゲルを止めに行ったルペルトが正面からぶつかりに行ってしまいPKを献上。これをベロッティに決められ、1点差に詰め寄られてしまった。

▽それでもすぐに突き放す。59分、カウンターからボックス右でパスを受けたカジェホンがシュート。これは左ポストに弾かれたが、そのボールがゴール前のインシーニェへ繋がり、またラッキーな形でインシーニェはゴールを奪った。

▽再び2点差としたナポリはそこからトーンダウン。相手の攻撃をいなしつつカウンターで応戦していく。だが65分にリンコンに決定機を迎えられるなどピンチの場面も。

▽終盤には何度もカウンターでいとも簡単にトリノゴール前へ攻め込むがついアk店は奪えず試合終了。鑑賞のナポリが今季4勝目を手にした。

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