ピャニッチの華麗ボレー弾などでユーベがラツィオに快勝《セリエA》

▽セリエA第2節ユベントスvsラツィオが25日に行われ、2-0でユベントスが快勝した。

▽開幕戦のキエーボ戦を一時逆転されながらも後半追加タイムのベルナルデスキ弾で辛勝したユベントスは、キエーボ戦のスタメンから3選手を変更。ディバラ、ドグラス・コスタ、クアドラードに代えてマンジュキッチ、ベルナルデスキ、マテュイディを起用した。

▽一方、インモービレ弾で先制しながらもナポリに逆転負けを喫したラツィオは、ナポリ戦のスタメンから3選手を変更。バデリ、カセレス、ルイス・フェリペに代えてワラセ、出場停止明けのルーカス・レイバとルリッチを起用した。
▽3トップに右からベルナルデスキ、C・ロナウド、マンジュキッチと並べる[4-3-3]で臨んだユベントスがポゼッションする流れで立ち上がっていく。

▽ゆったりボールを動かすユベントスはラツィオの守備網を崩せずにいたが、19分に最初の決定機。ボヌッチのロングフィードを起点に、C・ロナウドのラストパスを受けたボックス右のケディラのシュートが右ポストを直撃した。▽そして30分、ユベントスが先制する。ベルナルデスキのクロスがルーズになったところをボックス手前中央のピャニッチが完璧なボレーシュートで一閃。見事にミートされたシュートがゴール右隅に突き刺さった。

▽ハーフタイムにかけてもラツィオの攻撃を最終ラインを中心に凌いだユベントスが1点をリードしたまま前半を終えた。

▽迎えた後半、自陣に引いてラツィオにポゼッションを明け渡したユベントスは、59分にL・アルベルトに際どいミドルシュートを浴びる。

▽やや受けに回り過ぎていたユベントスは直後、ベルナルデスキに代えてドグラス・コスタをそのまま右サイドに投入。

▽64分にL・アルベルトとパローロに代えてコレアとバデリを投入したラツィオに対し、ピャニッチに代えてジャンを投入したユベントスが流れを渡さずにいると71分、C・ロナウドが魅せる。ボックス手前左でパスを受けたC・ロナウドが強烈なミドルシュートを浴びせると、ボールは枠の右上を捉えた。だが、GKストラコシャのファインセーブに阻まれてしまった。

▽それでも75分、ユベントスが追加点を奪い切った。ボックス右に侵入したカンセロの折り返しをC・ロナウドは押し込みきれなかったものの、ルーズボールをマンジュキッチがボレーで蹴り込んだ。

▽終盤にかけてもユベントスが主導権を渡さずに2-0で快勝。2連勝スタートとしている。