ローマ指揮官、薄氷を踏む勝利に「全員が成長を」ジェコは自画自賛「最高のゴール」
2018.08.20 23:06 Mon
ローマは19日、トリノとの開幕戦に1-0で勝利したが、指揮官のエウゼビオ・ディ・フランチェスコは、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じた。勝利を喜ぶとともに、ローマの課題点を指摘している。
昨シーズンを3位で終えたローマは、開幕戦においてアウェイでトリノと対戦。試合は終盤までスコアレスの状態が続いたが、89分のエースFWエディン・ゼコの決勝点により勝利を飾った。
「ゼコのゴール?ときには簡単なゴールを失敗することもあるが、今回のように殊勲のゴールを挙げることにも慣れている。後半はやや苦しめられたので、(ユスティン)クライファートを投入した。フレッシュな選手が必要だったし、彼なら準備ができていると思っていた。素晴らしいクオリティを持っていることを証明してくれたね」
また指揮官は、チームの課題も指摘しつつ、ライバルクラブを警戒している。
「今のローマは攻撃的なチームだが、攻守両面において改善しなければならない。守備陣はよくやっていたが、前線では冷静さに欠けた。誰が合格とか不合格とは言わない。ただ全員、成長しなければならない。ミラノの2クラブは補強され、特にインテルは大きく戦力が上がった。ローマからは重要な選手が何人か退団してしまった。だが代わりの選手は加入している」
一方、決勝点を挙げたゼコもインタビューに応じ、自身の今シーズン初ゴールを自画自賛した。
「クライファートが素晴らしいクロスを入れてくれたけど、それを上回る素晴らしいゴールが生まれた。自分のキャリアにおいても最高のゴール3本のうちに入ると思う」
提供:goal.com
昨シーズンを3位で終えたローマは、開幕戦においてアウェイでトリノと対戦。試合は終盤までスコアレスの状態が続いたが、89分のエースFWエディン・ゼコの決勝点により勝利を飾った。
「ゼコのゴール?ときには簡単なゴールを失敗することもあるが、今回のように殊勲のゴールを挙げることにも慣れている。後半はやや苦しめられたので、(ユスティン)クライファートを投入した。フレッシュな選手が必要だったし、彼なら準備ができていると思っていた。素晴らしいクオリティを持っていることを証明してくれたね」
また指揮官は、チームの課題も指摘しつつ、ライバルクラブを警戒している。
「今のローマは攻撃的なチームだが、攻守両面において改善しなければならない。守備陣はよくやっていたが、前線では冷静さに欠けた。誰が合格とか不合格とは言わない。ただ全員、成長しなければならない。ミラノの2クラブは補強され、特にインテルは大きく戦力が上がった。ローマからは重要な選手が何人か退団してしまった。だが代わりの選手は加入している」
一方、決勝点を挙げたゼコもインタビューに応じ、自身の今シーズン初ゴールを自画自賛した。
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