新星クライファートがゼコの劇的決勝点を演出! ローマがトリノに辛勝で開幕白星スタート《セリエA》
2018.08.20 03:30 Mon
▽2018-19シーズンのセリエA開幕節、トリノvsローマが19日にスタディオ・グランデ・トリノで行われ、アウェイのローマが1-0で勝利した。
▽昨季、セリエA3位にしてチャンピオンズリーグ(CL)のベスト4チームのローマは今夏、守護神アリソンと主力MFナインゴランを放出したものの、クライファートやパストーレ、エンゾンジ、オルセン、クリスタンテなど12人の新戦力を獲得。トリノとの開幕戦に向けては新守護神オルセン、パストーレの2人の新戦力がスタメンに名を連ねた一方、マノラスやデ・ロッシ、ストロートマン、ゼコ、ジェンギズ・ウンデルや昨季の主力がピッチに立った。
▽立ち上がりは相手の前からの圧力に晒されて押し込まれる入りを強いられたローマだが、時間の経過と共にフロレンツィとコラロフの両サイドバックの攻撃参加を生かして反撃に出る。17分と18分にはボックス内でパストーレ、コラロフと良い形でフィニッシュまで持ち込むが相手のブロックなどに阻まれて先制点とはならない。
▽一方、立ち上がりこそベロッティとファルケの2トップを起点に相手陣内深くまで侵攻したトリノだが、その後は守勢に回る展開に。さらに26分には脇腹を痛めたデ・シルベストリがプレー続行不可能となり、チェルシーからの新戦力のオラ・アイナが緊急投入された。
▽前半半ばから終盤にかけても拮抗した状況が続く中、39分にはトリノのカウンターからボックス右でキープしたファルケからのマイナスパスをリンコンがダイレクトシュートするが、これはクロスバーの上部を掠める。前半終了間際にはローマがセットプレーの二次攻撃からボックス手前でクリアボールに反応したフロレンツィが右足の見事なハーフボレーを放つが、これはGKシリグのビッグセーブに阻まれた。
▽一方、後半も動きの重さや連係ミス、イージーミスが目立つローマは60分にエル・シャーラウィを下げて新戦力のクリスタンテを投入。この交代でインサイドハーフのパストーレが左ウイングにポジションを移す。65分には左CKの二次攻撃からボックス右でジェンギズが右足のシュートを枠に飛ばすがGKシリグの好守に遭う。
▽敵地とはいえど白星スタートが求められるローマは70分、ジェンギズを諦めてクライファートをデビューさせる。すると73分、そのクライファートがショートカウンターから中央を持ち上がってDFを引き付けてボックス左に走り込むパストーレにラストパス。だが、パストーレの決定機はバゼッリのブロックに遭う。その直後にはトリノのカウンターからメイテに決定的なシュートを許すが、ここは新守護神オルセンがビッグセーブで救う。
▽その後、76分にパストーレを下げてシックを最後の交代カードとして投入したローマは79分にコラロフの左サイドからのFKをゼコが頭で合わすが、これは右ポストを叩く。この直後にはトリノのカウンターからボックス内でファルケとDFファシオが接触するが、ここはノーファウルの判定。これに激昂したマッツァーリ監督が退席処分となる事態となった。
▽その後はややトリノペースが続くも0-0の均衡が保たれたまま試合は最終盤に突入。すると、引き分け濃厚と思われた中、投入直後から抜群の存在感を放っていた19歳のオランダ代表FWが劇的ゴールを演出する。89分、ボックス手前でボールを持ったクライファートは複数のDFに囲まれながらも馬力のある仕掛けで右サイド深くにボールを運ぶ。そして、緩急をつけた縦への仕掛けから浮き球のクロスをファーサイドに送ると、これをゼコが見事な左足のボレーで合わせると、GKの手を弾いたボールがネットを揺らした。
▽そして、試合終盤の相手の猛攻を何とか凌ぎ切ったローマは大苦戦を強いられながらも新星クライファートとエースの活躍で1-0の勝利を収め、開幕白星スタートとなった。
▽昨季、セリエA3位にしてチャンピオンズリーグ(CL)のベスト4チームのローマは今夏、守護神アリソンと主力MFナインゴランを放出したものの、クライファートやパストーレ、エンゾンジ、オルセン、クリスタンテなど12人の新戦力を獲得。トリノとの開幕戦に向けては新守護神オルセン、パストーレの2人の新戦力がスタメンに名を連ねた一方、マノラスやデ・ロッシ、ストロートマン、ゼコ、ジェンギズ・ウンデルや昨季の主力がピッチに立った。
▽立ち上がりは相手の前からの圧力に晒されて押し込まれる入りを強いられたローマだが、時間の経過と共にフロレンツィとコラロフの両サイドバックの攻撃参加を生かして反撃に出る。17分と18分にはボックス内でパストーレ、コラロフと良い形でフィニッシュまで持ち込むが相手のブロックなどに阻まれて先制点とはならない。
▽前半半ばから終盤にかけても拮抗した状況が続く中、39分にはトリノのカウンターからボックス右でキープしたファルケからのマイナスパスをリンコンがダイレクトシュートするが、これはクロスバーの上部を掠める。前半終了間際にはローマがセットプレーの二次攻撃からボックス手前でクリアボールに反応したフロレンツィが右足の見事なハーフボレーを放つが、これはGKシリグのビッグセーブに阻まれた。
▽互いに開幕戦という硬さが目立った前半を経て試合は0-0のまま後半に突入。すると、立ち上がりの46分にトリノに絶好機。ボックス左でボールを持ったバゼッリが右足を振り抜くとボールはGKオルセンの正面に飛ぶがこれをオルセンがパンチングミスもボールはわずかに枠の右に。この直後にはボックス右に抜け出したアイナの折り返しをゴール前フリーのファルケが冷静に流し込むが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による検証の結果、アイナがオフサイドを取られてゴールは認められず。
▽一方、後半も動きの重さや連係ミス、イージーミスが目立つローマは60分にエル・シャーラウィを下げて新戦力のクリスタンテを投入。この交代でインサイドハーフのパストーレが左ウイングにポジションを移す。65分には左CKの二次攻撃からボックス右でジェンギズが右足のシュートを枠に飛ばすがGKシリグの好守に遭う。
▽敵地とはいえど白星スタートが求められるローマは70分、ジェンギズを諦めてクライファートをデビューさせる。すると73分、そのクライファートがショートカウンターから中央を持ち上がってDFを引き付けてボックス左に走り込むパストーレにラストパス。だが、パストーレの決定機はバゼッリのブロックに遭う。その直後にはトリノのカウンターからメイテに決定的なシュートを許すが、ここは新守護神オルセンがビッグセーブで救う。
▽その後、76分にパストーレを下げてシックを最後の交代カードとして投入したローマは79分にコラロフの左サイドからのFKをゼコが頭で合わすが、これは右ポストを叩く。この直後にはトリノのカウンターからボックス内でファルケとDFファシオが接触するが、ここはノーファウルの判定。これに激昂したマッツァーリ監督が退席処分となる事態となった。
▽その後はややトリノペースが続くも0-0の均衡が保たれたまま試合は最終盤に突入。すると、引き分け濃厚と思われた中、投入直後から抜群の存在感を放っていた19歳のオランダ代表FWが劇的ゴールを演出する。89分、ボックス手前でボールを持ったクライファートは複数のDFに囲まれながらも馬力のある仕掛けで右サイド深くにボールを運ぶ。そして、緩急をつけた縦への仕掛けから浮き球のクロスをファーサイドに送ると、これをゼコが見事な左足のボレーで合わせると、GKの手を弾いたボールがネットを揺らした。
▽そして、試合終盤の相手の猛攻を何とか凌ぎ切ったローマは大苦戦を強いられながらも新星クライファートとエースの活躍で1-0の勝利を収め、開幕白星スタートとなった。
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