大迫の元相棒、ロシア王者移籍か

2018.08.08 14:31 Wed
Getty Images
▽ロコモティフ・モスクワが、天津権健所属のフランス人FWアントニー・モデスト(30)の獲得に動くようだ。フランス『レキップ』が伝えた。

▽ロコモティフ・モスクワは昨シーズン、14年ぶりのリーグ優勝を果たし、2004年以来となるチャンピオンズリーグ出場を決めた。現在はそのための戦力強化を計っているようで、欧州での実績もあるモデストに白羽の矢が立ったようだ。

▽2007年にニースでプロデビューしたモデストは、ボルドーやバスティアへの移籍を経て、2013年にホッフェンハイムに移籍しドイツに活躍の場を移した。2015年に加入したケルンでは日本代表FW大迫勇也の相棒として、加入初年度はリーグ戦34試合で15ゴール、2016-17シーズンは、ドルトムントFWピエール=エメリク・オーバメヤン(31ゴール)、バイエルンFWロベルト・レバンドフスキ(30ゴール)に続く25ゴールをマークし、チームを5位躍進に導くと共に25年ぶりのヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献した。そのシーズン終了後に中国の天津権健に3500万ユーロ(当時のレートで約45億2000万円)の移籍金で引き抜かれていた。
▽『レキップ』によれば、天津権健との契約を2020年12月まで残しているモデストだが、本人は1年ぶりの欧州復帰に前向きな姿勢を見せているという。

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