日本代表新監督に就任した森保一監督が所信表明「覚悟と感謝の気持ちで職責を全うする」《就任会見》
2018.07.26 22:08 Thu
▽日本サッカー協会(JFA)は26日、日本代表の森保一新監督の就任会見を行った。
◆森保一監督(日本代表)
「先ほどA代表の監督に就任させていただいたことはお伝えさせていただきましたが、兼任監督ということで、東京オリンピック代表チームも監督をさせていただきながら、日本のサッカー界に貢献していければと思います」
「2つの代表を監督するのは、本当に困難なことだと思います。1人でやるのであれば、不可能なことだと思いますが、日本サッカー界、日本代表を支えてくださる多くの方の力をお借りしながらチームを作っていけば、その不可能が可能に変わり、2つのチームを同時に見ていくことが大きな成果に繋がっていくと思っています」
「この2つの代表をやっていくには、本当に覚悟が必要だと思います。そして、我々日本代表が多くの方に支えられて、活動できることを感謝しながら、覚悟と感謝の2つの気持ちを持って、職責を全うしていきたいと思います」
「今の思いは、感謝の気持ちが凄く強いです。今回もこうやって素晴らしい仕事をいただき、私が大好きなサッカーに携わって仕事ができるのも、ここにおられるお二人、そして日本サッカー協会の皆さんの覚悟があるからこそ、私が2つの代表の監督をすることができています。その覚悟に、期待に応えられるように、自分の全てを出して職責を全うしていきたいと思っています」
「そして、日本サッカー界、日本代表を支えてくださっている、ファン・サポーターの皆様、日本国民の皆さん、オフィシャルパートナーのキリン様、オフィシャルサプライヤーのアディダスジャパン様、サポーティングカンパーニの皆様の支えがあって、我々は活動できると思いますので、みなさんの支援・応援に感謝します。みなさんの期待に応えられるように全力を尽くしていきたいと思います」
「私は少年時代から、そして今日こうやって日本代表の監督に就任させていただくところまで、本当に多くの指導者や関係者の方々、色々な方に指導していただき、教育していただきました。少年時代に指導教育していただいた方々、まだ私が高校を卒業して、広島に出てサッカー選手を目指そうというときは、日本のサッカー界はアマテュアの日本リーグでした。そこからJリーグができて、プロという夢を見させていただいて、日本代表としてもプレーさせていただき、その後、Jリーグで監督をさせていただき、その経験があったからこそ、今のこの場所に居られると思って居ます。感謝したいと思います」
「そして、私は現役を引退してから、サンフレッチェ広島の育成部の巡回コーチをしながら、日本サッカー協会でもトレセンコーチとして活動させていただきました。その経験は、今の私にとても大きな経験となりました」
「まずは、会長もおっしゃっていましたが、色々なカテゴリーの活動を見させていただきました。地方を回って、グラスルーツのところから、指導者の方々がプロでお金をもらってサッカーを教えている方はごくわずかで、大勢の方々は仕事もあり家庭もあり、そして自チームの選手を見て、トレセン活動や選抜活動をしていく。ボランティアの精神で、自己犠牲を払って、選手を育ててくれているということ。そういった活動をクラブでも、日本サッカー協会でも見させていただきました」
「そういった方々の努力があって、選手は育ち、私が今仕事をさせていただいている日本代表や東京オリンピック代表のところへ選手を送り込んでいただいています。全ての指導者の努力があって、そして環境を整えてくださる方々の努力があって、我々は素晴らしい選手たちを見ることができる、日本を代表して戦うことができるということを忘れてはいけません。そういった方々の気持ちを背負って、いつも戦うんだということを肝に命じていきたいと思います」
「日本のサッカー界も長い歴史があると思います。多くの先輩たちが本当に大変な努力をしてくださって、経験を重ね、経験を積み上げていただき、今の自分たちの活動があると思います。日本サッカーに携わり、経験された全ての方々に尊敬と感謝の気持ちで自分の仕事をしていきたいと思います」
「そして、そういった先輩方にしていただいたこと、繋げていただいたことを次の人にしっかりと伝えていけるように、しっかりとバトンタッチしていきたいと思います」
「先日は、ロシア・ワールドカップをコーチとして経験させていただきました。西野監督は本当に素晴らしい監督だと思いました。西野監督の裁量ももちろんですが、本当に色々な方々の日本サッカー界の歴史を踏まえて、日本らしいサッカー、日本人の良さを生かしたサッカーということでチーム作りをされて居ました」
「西野監督の前であるハリルホジッチさんから、西野さんは日本人に足りないところ、デュエルの部分やゴールに素早く向かっていくところは、日本人の良さプラス、色々なことを学びながらプラスアルファしながらチーム作りをされて居ました。考えていることが大きく、日本人に合うにはどうしたらいいのかを常に考えてチーム作りをされていました」
「そういった西野監督からバトンを受け継ぎ、日本人らしく、日本人の良さを出して戦い、世界と向き合っていきたいと思います。ただ、世界だけを考えている前に、アジアがあります。我々はしっかりとしたチーム作りをしてアジアを戦い抜き、世界との戦いに向かっていきたいと思います。西野監督がやられたオールジャパンで戦うチーム作りを、私も継承して進化させていきたいと思います」
「オリンピックでは2年間、そして次のワールドカップでは4年間。選手とスタッフとともに、最高のチームを作り上げていきたいと思います。しかしながら、現場の選手とスタッフだけでは、強いチーム、強い日本代表は作れません」
「ここにおられるメディアのみなさんを始め、日本代表を支えてくださる全てのみなさんの力を貸していただき、力を結集して、強い日本代表が世界に打って出れると思います。どうぞ、我々と一緒に戦っていただければと思います」
「常にその時のベストを尽くして戦って参りたいと思いますので、支援・応援の程、そして一緒に戦っていっていただければと思います」
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▽ロシア・ワールドカップ(W杯)でベスト16入りを果たした日本代表。次なる2022年カタールW杯に向けて同日、U-21日本代表監督を務める森保一氏が就任することを発表した。▽東京オリンピック代表との兼任となる森保監督は、緊張した面持ちながら所信表明を行い、監督を兼任することや、将来へ繋げていくことを宣言した。「先ほどA代表の監督に就任させていただいたことはお伝えさせていただきましたが、兼任監督ということで、東京オリンピック代表チームも監督をさせていただきながら、日本のサッカー界に貢献していければと思います」
「2つの代表を監督するのは、本当に困難なことだと思います。1人でやるのであれば、不可能なことだと思いますが、日本サッカー界、日本代表を支えてくださる多くの方の力をお借りしながらチームを作っていけば、その不可能が可能に変わり、2つのチームを同時に見ていくことが大きな成果に繋がっていくと思っています」
「日本代表の監督をするにあたって、たくさんのことをしなければいけないと思っています。1つは日本代表の勝利のために、そして先ほども田嶋会長、関塚技術委員長からもお話があったと思いますが、世代交代、年代間の融合を図るということ。そして、日本代表だけでなく、日本サッカー界全体の発展に繋がるように、そして私も多くの先輩からバトンを受け継いできました。今私がやらなければいけない任務を全うして、次の日本代表、日本サッカー界、次の人へバトンタッチできるように、今を全力で頑張っていきたいと思います」
「この2つの代表をやっていくには、本当に覚悟が必要だと思います。そして、我々日本代表が多くの方に支えられて、活動できることを感謝しながら、覚悟と感謝の2つの気持ちを持って、職責を全うしていきたいと思います」
「今の思いは、感謝の気持ちが凄く強いです。今回もこうやって素晴らしい仕事をいただき、私が大好きなサッカーに携わって仕事ができるのも、ここにおられるお二人、そして日本サッカー協会の皆さんの覚悟があるからこそ、私が2つの代表の監督をすることができています。その覚悟に、期待に応えられるように、自分の全てを出して職責を全うしていきたいと思っています」
「そして、日本サッカー界、日本代表を支えてくださっている、ファン・サポーターの皆様、日本国民の皆さん、オフィシャルパートナーのキリン様、オフィシャルサプライヤーのアディダスジャパン様、サポーティングカンパーニの皆様の支えがあって、我々は活動できると思いますので、みなさんの支援・応援に感謝します。みなさんの期待に応えられるように全力を尽くしていきたいと思います」
「私は少年時代から、そして今日こうやって日本代表の監督に就任させていただくところまで、本当に多くの指導者や関係者の方々、色々な方に指導していただき、教育していただきました。少年時代に指導教育していただいた方々、まだ私が高校を卒業して、広島に出てサッカー選手を目指そうというときは、日本のサッカー界はアマテュアの日本リーグでした。そこからJリーグができて、プロという夢を見させていただいて、日本代表としてもプレーさせていただき、その後、Jリーグで監督をさせていただき、その経験があったからこそ、今のこの場所に居られると思って居ます。感謝したいと思います」
「そして、私は現役を引退してから、サンフレッチェ広島の育成部の巡回コーチをしながら、日本サッカー協会でもトレセンコーチとして活動させていただきました。その経験は、今の私にとても大きな経験となりました」
「まずは、会長もおっしゃっていましたが、色々なカテゴリーの活動を見させていただきました。地方を回って、グラスルーツのところから、指導者の方々がプロでお金をもらってサッカーを教えている方はごくわずかで、大勢の方々は仕事もあり家庭もあり、そして自チームの選手を見て、トレセン活動や選抜活動をしていく。ボランティアの精神で、自己犠牲を払って、選手を育ててくれているということ。そういった活動をクラブでも、日本サッカー協会でも見させていただきました」
「そういった方々の努力があって、選手は育ち、私が今仕事をさせていただいている日本代表や東京オリンピック代表のところへ選手を送り込んでいただいています。全ての指導者の努力があって、そして環境を整えてくださる方々の努力があって、我々は素晴らしい選手たちを見ることができる、日本を代表して戦うことができるということを忘れてはいけません。そういった方々の気持ちを背負って、いつも戦うんだということを肝に命じていきたいと思います」
「日本のサッカー界も長い歴史があると思います。多くの先輩たちが本当に大変な努力をしてくださって、経験を重ね、経験を積み上げていただき、今の自分たちの活動があると思います。日本サッカーに携わり、経験された全ての方々に尊敬と感謝の気持ちで自分の仕事をしていきたいと思います」
「そして、そういった先輩方にしていただいたこと、繋げていただいたことを次の人にしっかりと伝えていけるように、しっかりとバトンタッチしていきたいと思います」
「先日は、ロシア・ワールドカップをコーチとして経験させていただきました。西野監督は本当に素晴らしい監督だと思いました。西野監督の裁量ももちろんですが、本当に色々な方々の日本サッカー界の歴史を踏まえて、日本らしいサッカー、日本人の良さを生かしたサッカーということでチーム作りをされて居ました」
「西野監督の前であるハリルホジッチさんから、西野さんは日本人に足りないところ、デュエルの部分やゴールに素早く向かっていくところは、日本人の良さプラス、色々なことを学びながらプラスアルファしながらチーム作りをされて居ました。考えていることが大きく、日本人に合うにはどうしたらいいのかを常に考えてチーム作りをされていました」
「そういった西野監督からバトンを受け継ぎ、日本人らしく、日本人の良さを出して戦い、世界と向き合っていきたいと思います。ただ、世界だけを考えている前に、アジアがあります。我々はしっかりとしたチーム作りをしてアジアを戦い抜き、世界との戦いに向かっていきたいと思います。西野監督がやられたオールジャパンで戦うチーム作りを、私も継承して進化させていきたいと思います」
「オリンピックでは2年間、そして次のワールドカップでは4年間。選手とスタッフとともに、最高のチームを作り上げていきたいと思います。しかしながら、現場の選手とスタッフだけでは、強いチーム、強い日本代表は作れません」
「ここにおられるメディアのみなさんを始め、日本代表を支えてくださる全てのみなさんの力を貸していただき、力を結集して、強い日本代表が世界に打って出れると思います。どうぞ、我々と一緒に戦っていただければと思います」
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AFC U23アジアカップウズベキスタン2022予選に臨むU-22日本代表が22日からトレーニングを開始した。 2022年6月にウズベキスタンで開催が予定されている同大会。日本は、10月26日にカンボジア代表と、28日に香港代表と対戦し、本大会出場を目指す。 22日のトレーニング初日には、9名が集合。大学所属のGK杉本光希(立正大学),、DF山原怜音(筑波大学)、MF松井蓮之(法政大学)、MF佐藤恵允(明治大学)、高校所属のDFチェイス・アンリ(尚志高校)、MF松木玖生(青森山田高校)、MF中村仁郎(ガンバ大阪ユース)、MF甲田英將(名古屋グランパスU-18)のユース組に加え、DF角田涼太朗(横浜F・マリノス)が参加した。 トレーニング後、メディアのオンライン取材に応対した佐藤は、初めての国際試合に向けて代表招集された心境を明かした。 「最初は選ばれた時は今までやってきたことが間違いでなかったと感じています。大学で明治に入り、ずっと積み重ねてきたものを出してアピールしてここに繋がったと思っています」 「意気込みとしては、初めての国際試合で、国を代表してということなので、自覚と誇りと責任を持って、大学生らしく貪欲にチャレンジしていきたいと思います」 10月のトレーニングキャンプにも招集されていた佐藤。トレーニングマッチの横浜FM戦では、ドリブルで独走してのゴールを見せるなど、持ち味を発揮していた。 自身のゴールシーンについては「ゴールシーンを振り返って、自分の得意としているものが全面に出た得点だと思います。そこは自分自身、自信もついて継続していこうと思いました」とコメント。自信をうかがわせた一方で「決定機を結構外していて、それは課題だと思います。そこに関しては、代表が終わった期間でも突き詰めてきたので、課題を克服した姿を見せられればと思います」と、しっかりと決定機を生かしていきたいと語った。 今回の大会でのパフォーマンスについては「前への推進力を武器としているので、一番大きなものとしてはゴールに直結するプレー、ゴールを決めることで自分を示していければと思っています」と語り、「求められているのは攻撃だけじゃないと思いますし、守備の部分でも泥臭く守れるというか、チームのためになるプレーをしていきたいと思います」と、攻撃だけではなく、前線からの守備でも貢献したいと語った。 今回の代表招集に関しては「自分の100%のアピールができたからか分からないですが、自分の中ではそれほどビックリしなかったです」と、前回のトレーニングキャンプで手応えがあったと語った佐藤。[4-3-3]の右ウイングで起用される可能性があるが「個の部分で相手を剥がすということは比較的できていたので自信になっていますが、冨樫さんからも個で剥がすだけじゃなく、味方と繋がったり、仕掛けやすいポジショニングを取ったりとアドバイスをいただいて、良い刺激をいただいて、成長できたかなと思うので、この国際大会で成長した部分を見せられたらと思います」と、冨樫剛一監督からのアドバイスをしっかりと結果で示したいと語った。 小学生の時以来となる国際試合と語る佐藤。特有の激しさについても語り、「国際試合なので、相手も国を代表しているわけなので、球際は強く来ると思いますし、ケガに注意しながら、自分の持ち味はゴリゴリ行くことなので、負けじと自分もパワーで相手をねじ伏せるというか、パワーとスピードで相手の守備を崩せればと思います」と、相手の強度の高さに負けないようにすると意気込んだ。 実践学園高校から明治大学へと進学した佐藤。決してサッカーエリートというキャリアではないが、大学で大きな成長を果たしている。明治大学での成長については「明治に入って今までの基準を大きく変えられて、明治が大事にしている球際、切り替え、運動量という三原則を毎日積み上げたことがここに繋がったと思います」とコメント。「明治でやってきたことが間違いじゃないなと自覚しています」と、世代別代表に招集された理由は明治で積み上げてきたものがあるとした。 明治大学といえば、長友佑都や室屋成など日本代表選手を始め、多くのJリーガーを輩出している。毎年のようにJリーガーが誕生し、佐藤に近い先輩もJリーグ入りを果たしているが、先輩の姿は刺激になっているようだ。 「先輩方の存在というのは大きくて、先輩方も1年生の頃から自分と同じようなことを言われ続けていて、サッカーではなく人間形成をされて、結果としてプロサッカー選手になっています」 「サッカー選手になりたくて明治に入っていますが、学校やサッカーとの両立を先輩方は4年間しっかり続けてプロになっているので、その背中を見てああなりたいと思ってやってきているので、先輩の存在は大きいものだなと感じています」 そんな先輩たちの中でも一番影響を受けたのは同じFWでプレーするFW小柏剛(北海道コンサドーレ札幌)とFW佐藤凌我(東京ヴェルディ)だという。 「自分はFWなので、小柏剛先輩と佐藤凌我先輩は1年の頃から見ていて、攻撃ももちろん凄いんですが、守備の貢献度が凄く、本当に勉強になるものがありました。本当に尊敬しています」 先輩たちはそれぞれのチームでチームの得点源として活躍するだけでなく、前線からの守備のスイッチ役にもなっている。佐藤もこのU-22日本代表で先輩たちに負けないプレーを見せられるのかに注目だ。 2021.10.22 22:10 Fri2
「全ての監督が日本人を指導すべき」守田英正に感銘を受けたスポルティング監督が絶賛「良いことしか言えない」
スポルティングCPのルベン・アモリム監督が、日本代表MF守田英正を絶賛した。ポルトガル『A Bola』が伝えた。 今夏サンタ・クララからスポルティングに完全移籍した守田。念願の移籍を果たし、ポルトガル国内でのステップアップを果たした。 ポルトガル3強の一角に加入したが、開幕戦から出場機会を得ると、プリメイラ・リーガ6試合全てに出場。チャンピオンズリーグ(CL)でも初戦のフランクフルト戦に出場し、アシストを記録した。 新天地でも順調なスタートを切り、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けて準備を進めている守田だが、指揮官も大きな信頼を寄せている様子。日本人選手への評価が大きく変わっているようだ。 「全ての監督が日本人選手を指導すべきだと思う。常にチームを助け、どんなポジションでもプレーし、1日に1000回も謝る選手が、どのようなものであるかを理解するためにだ」 「守田には良いことしか言えない。テクニックのある選手だ。彼は6番でプレーしに来たが、8番でもプレーすることができる」 「私は彼にとても満足している。我々が守田を選んだ日、その価値と人柄をよく表している」 監督も絶賛する守田は、アンカーだけでなくインサイドハーフでもプレー。13日に予定されているトッテナムとのCL第2節でも先発が予想されており、さらに力をつけて日本代表にも貢献してもらいたいところだ。 <span class="paragraph-title">【動画】CLデビュー戦で守田が飛び出しから見事なアシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tvsV4ByUmUo";var video_start = 15;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.09.13 21:17 Tue3
「不公平」、「八百長」と炎上中の佐藤隆治主審、物議醸した判定に不服のマレーシアサッカー協会が公式の意見書を提出
マレーシアサッカー協会(FAM)は29日、佐藤隆治主審の判定についてASEANサッカー連盟(AFF)に公式の意見書を提出したことを発表した。 問題が起きたのは12月27日に行われたAFFチャンピオンシップ(三菱電機カップ)のグループステージ、グループB第3節のベトナム代表vsマレーシア代表の試合だった。 今シーズン限りでJリーグの主審を引退した佐藤主審。東南アジアの王者を決める大会で主審を務めた中、59分に問題が起こる。 ベトナムがリードした中で迎えたシーンでは、数的不利の中で相手陣地深い位置までボールを追ったベトナム代表のドアン・バン・ハウが、マレーシア代表のアザム・アズミとコンタクト。両者はそのままもつれるようにピッチの外へと転がった。 佐藤主審はしばらく様子をうかがったのちにプレーを止め、副審との協議を経てアザム・アズミにレッドカードを提示。ベトナムにPKを与えた。 この判定にはマレーシア側が激怒。マレーシアの各メディアが佐藤主審をバッシング。またサポーターと思われる人たちからも、「不公平なゲーム」、「八百長」などと声が寄せられた。 判定に納得がいかないFAMは、意見書を公式に提出したと声明を発表している。 「この措置は、FAMの副会長がFAMレフェリー評価委員会の意見を聞いた後に行われたFAMの委員会で決まった」 「その後、試合中のレフェリーの行動と決定に対するFAMの不満を表明する意見書が、今日の午後、AFF事務局長に送られ、更なる行動を取れるようにしました」 なお、ファウルのシーンだけを見れば誤審とも思われるが、ピッチの外に出た後、アザム・アズミがドアン・バン・ハウの顔面を蹴る姿が収められた動画があり、このプレーの判定だと思われる。 報復行為であり乱暴な行為という点で考えれば、レッドカードに相当することは考えられ、その場合は競技規則で定められている通り、今回の場合はPKになることが妥当だ。 その前の時点のファウルを取っていない以上、この判断は妥当とも言えるが、AFFはどのような裁定を下すのか注目を集める。 <span class="paragraph-title">【動画】佐藤主審が担当し物議を醸した、ベトナムvsマレーシアのレッドカードとPK判定シーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">AFF Mitsubishi Electric Cup | Kumpulan B<br><br>Vietnam 1-0 Malaysia<br><br>Kad Merah <br><br>Azam Azmi 62'<br><br>Saksikan semua perlawanan AFF Mitsubishi Electric Cup secara langsung hanya di Astro!<a href="https://twitter.com/hashtag/HariHariMauMenang?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#HariHariMauMenang</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jomtunjukbelang?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#jomtunjukbelang</a> <a href="https://t.co/LufQORTIgR">pic.twitter.com/LufQORTIgR</a></p>— ASTRO ARENA (@ASTROARENA) <a href="https://twitter.com/ASTROARENA/status/1607737454529843200?ref_src=twsrc%5Etfw">December 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】物議を醸したPK判定シーン、ピッチサイドからの映像</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Close-up of the situation leading to the card and penalty of the Malaysian team <a href="https://twitter.com/hashtag/vietnam?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#vietnam</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/malaysia?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#malaysia</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/ryujisato?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ryujisato</a> <a href="https://t.co/fPPQka7ReR">pic.twitter.com/fPPQka7ReR</a></p>— ngh (@YuH_aig16) <a href="https://twitter.com/YuH_aig16/status/1607753216275681280?ref_src=twsrc%5Etfw">December 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.30 23:40 Fri4
主力としてオランダ1部優勝争い。満を持して代表右SB一番手を取りに行く菅原由勢【新しい景色へ導く期待の選手/vol.6】
第2次森保ジャパンの初陣となる24・28日のウルグアイ・コロンビア2連戦(東京・大阪)。3年後の2026年北中米W杯に向けた強化がいよいよスタートする。 そのメンバー26人が発表されたが、30代はシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)、遠藤航(シュツットガルト)、伊東純也(スタッド・ランス)の3人だけ。大幅な若返りが図られた印象だ。 右サイドバック(SB)はその筆頭ではないか。2014年ブラジル・2018年ロシア・2022年カタールと3度のW杯に参戦した32歳の酒井宏樹(浦和レッズ)と29歳の山根視来(川崎フロンターレ)が揃って外れ、20代前半の3人が名を連ねることになったからだ。 最年長は23歳の橋岡大樹(シント=トロイデン)だが、彼も2019年E-1選手権(釜山)で2試合に出場しただけ。22歳の菅原由勢(AZ)にしても、欧州組だけで挑んだ2020年10月のカメルーン戦(ユトレヒト)で終盤にピッチに立ったのみである。半田陸(ガンバ大阪)に至ってはパリ五輪世代でA代表実績は皆無。3人のバトルは見ものだ。 こうした中、森保監督が最も注目していると見られるのが菅原だろう。実際、2月の欧州視察時には、アルクマールまで直々に出向いている。現地を訪れたのは、2月10日のエクセルシオール戦。翌11日にはフライブルク対シュツットガルト戦を見に行っているから、凄まじい強行日程だったのは間違いない。そこまでリスクを冒しても、菅原のパフォーマンスをその目で確認したかったということになる。やはり期待値は非常に高いのだ。 「由勢のチームの中での立ち位置が明らかに変わっているなと感じました。以前はレギュラーを取るために戦っていましたが、今はチームの中心選手として周囲から信頼されている。しかも、AZはオランダという素晴らしいリーグで優勝争いをしている。欧州5大リーグに近いレベルの国でトップを争うチームで戦っているのはすごく評価できるところ。簡単なことではない」と森保監督も語っており、成長した姿を代表で見せつけてほしいと願っているのだ。 もともと菅原は10代の頃から「内田篤人(JFAロールモデルコーチ)の後継者」と目され、2017年U-17W杯(インド)・2019年U-20W杯(ポーランド)を経験してきたエリートだ。メディアの質問にも自分の言葉で理路整然と答えられる賢さとコミュニケーション力を備えており、19歳で赴いたオランダでもすぐさま適応できる社交性も持ち合わせていた。東京五輪は2000年生まれで一番下の学年ということもあって惜しくも選外となったものの、本人は挫折を糧に成長を続け、着実にスケールアップしている。 この4シーズンでほぼコンスタントに国内リーグ戦に出続けているうえ、2019-20シーズンはヨーロッパリーグ、2021-22・2022-23シーズンにはヨーロッパ・カンファレンスリーグに参戦しているという欧州舞台の経験値も魅力。それは他の右SB陣が持ち合わせていないものだ。 こうした実績もあり、カタールW杯直前に中山雄太(ハダースフィールド・タウン)が負傷離脱した際にも「左右SBのできる菅原を追加招集すべき」という声が挙がったほどだ。結果的には町野修斗(湘南ベルマーレ)が選ばれ、本人は東京五輪に続く落選を味わったわけだが、負けず嫌いの男は「ここから巻き返してやる」と誓ったに違いない。 今回は同じ2000年生まれの谷晃生(ガンバ大阪)、瀬古歩夢(グラスホッパー)、中村敬斗(LASKリンツ)も名を連ねている。それも本人にとって心強い点だろう。彼らに久保建英(レアル・ソシエダ)を加えた2000・2001年生まれの5人はU-12世代からともに代表活動をしてきた仲間。森山佳郎監督の下でインドネシアやインド、ウズベキスタンなどアジアの環境の悪い国々に転戦し、タフさを養ってきた。そういった経験値がある分、メンタル的に強い人間が揃っている。 ドイツ5部からブンデスリーガ1部に這い上がった上月壮一郎(シャルケ)もその一員ではあるが、日本人の若者としては少し異質な人材が出てくるのも不思議ではないのだ。年齢や国籍に関係なくバチバチできるメンタリティをぜひとも新生・森保ジャパンに還元してほしいもの。すでにA代表歴のある菅原はその筆頭にならなければいけない。 さらに言うと、名古屋ユースの大先輩・吉田麻也(シャルケ)が外れた今、偉大な先陣から託されたものを受け継ぎ、ピッチで示すことも彼に託される重要タスク。菅原はそういうことを考えて行動に移せる人間である。だからこそ、こちらも大いに期待したくなる。 A代表から離れていた約2年半で、彼がどのような変貌を遂げたのかをしっかりとチェックすることが、初陣2連戦の大きなテーマ。「内田二世」と評されてきた男が見る者の度肝を抜くような仕事をやってのけることを今から楽しみに待ちたい。 2023.03.16 18:30 Thu5