スウェーデン主将グランクビストに第2子誕生! “強い妻”は一時帰宅を望まず

2018.07.06 19:40 Fri
Getty Images
スウェーデン代表でキャプテンを務めるDFアンドレアス・グランクビスト(33)に待望の第2子となる女の子が誕生した。イギリス『ガーディアン』が伝えている。

▽今大会で“死のグループ”と評されたグループFを2勝1敗で首位通過したスウェーデンは、ラウンド16でグループE2位通過のスイス代表と対戦し1-0で勝利。この結果、6大会ぶりとなるベスト8進出を果たし、7日にイングランド代表との準々決勝に挑む。

▽そのスウェーデンの快進撃を攻守に支えてきたキャプテンのグランクビストだが、同選手の家庭にはそれ以上に頼もしい人物が控えているようだ。
▽グランクビストは6日、自身の『インスタグラム』で「自分の妻のことを誇りに思うし、今は本当にハッピーな気分だ。母子ともに健康な状態だ」というコメントと共に、妻のソフィーさんが第2子となるミカちゃんを出産したことを発表した。

▽今週に予定日を迎えていたため、グランクビストはソフィーさんと出産に立ち会うため一時代表を離脱することに関して話していたという。しかし、ソフィーさんは同選手がW杯の戦いに集中するためチームに留まることを望んでいたそうだ。
「僕の家にはとても強い妻がいるんだ。彼女は僕が出産に立ち会うためスウェーデンに戻ることを望まなかった。彼女は僕がここでフットボールをプレーすることを望んだんだ」

「だから、僕は彼女の希望を聞くだけだ。そして、この場所で自分のベストを尽くすつもりだ。もちろん、何か緊急事態が起きれば、僕たちは再び話し合うつもりだけど、僕はイングランドとの準々決勝でプレーするつもりだ」

▽また、代表キャプテンをW杯の戦いに集中させる内助の功を見せたソフィーさんの姿勢に感銘を受けたスウェーデンサポーターは、クラウドファンディングでソフィーさんへのプレゼントを購入するための寄付を募り、最終的に4500ユーロ(約58万円)に到達。ただ、グランクビスト夫妻はこの寄付金をクリスマスツリーを買う余裕がない人たちを助ける慈善団体に寄付する予定だ。

▽なお、グランクビストはスウェーデン語でクリスマスツリーの材料に使われるトウヒの小枝という意味があり、同選手は“グラネン(トウヒ)”のニックネームにちなんで今回の寄付を考えたようだ。

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