開催国ロシアが守護神アキンフェエフの活躍で優勝候補スペインをPK戦の末に撃破!《ロシアW杯》
2018.07.02 02:00 Mon
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦、スペイン代表vsロシア代表が1日に行われ、1-1で120分が終了した。そしてPK戦を4-3で制したロシアが準々決勝進出を決めている。
▽W杯開幕前日にロペテギ前監督を電撃解任し、イエロ監督を新指揮官に据えたスペインは、ポルトガル、イラン、モロッコが同居したグループBを1勝2分けの首位で通過した。そのスペインは2-2で引き分けた直近のモロッコ戦のスタメンから3選手を変更。イニエスタ、チアゴ、カルバハルに代えてアセンシオ、コケ、ナチョを起用した。
▽一方、ウルグアイ、サウジアラビア、エジプトが同居したグループAを大会前の低い下馬評を覆して2位でグループステージを突破したロシアは、0-3で完敗した直近のウルグアイ戦のスタメンから4選手を変更。主力のチェリシェフ、ガジンスキーらが外れ、ゴロビン、ジルコフ、マリオ・フェルナンデス、クジャイェフを起用した。
▽守備重視の5バックを採用してきたロシアに対し、アセンシオを右ウイングに、シルバをトップ下に配す[4-2-1-3]で臨んだスペインが敵陣でボールを保持する展開で立ち上がっていく。
▽すると12分、ナチョが得た右サイドからのFKをアセンシオがインスウィングのボールで蹴り込むと、セルヒオ・ラモスをマークしていたイグナシェビッチのかかとにボールが当たってゴールに吸い込まれた。
▽そのスペインに対し、36分にようやく分厚い攻めを見せたロシアはゴロビンがボックス左からコントロールシュートを狙う決定機。これは惜しくも枠の右に外れたが、40分にPKを獲得する。右CKからジューバのヘディングシュートが右手を上げていたピケの腕に当たった。これをキッカーのジューバが枠の右に決めて試合を振り出しに戻した。
▽1-1で迎えた後半、ジルコフに代えてグラナトを左センターバックに投入してきたロシアは、クドリャショフを左サイドバックに回した。その後半もスペインがゆったりとボールを保持する展開で推移していく。
▽こう着状態が続いたことからロシアは61分にサメドフに代えてチェリシェフを左サイドに投入。右サイドにゾブニンが、セントラルMFにゴロビンが回った。さらにジューバに代えてスモロフを投入して攻撃に比重を置いた布陣に変更してきた。
▽一方のスペインはシルバに代えてイニエスタを、ナチョに代えてカルバハルを投入。さらに80分にはジエゴ・コスタを諦めてアスパスを投入した。
▽すると85分、スペインに勝ち越しのチャンス。左サイドのジョルディ・アルバのクロスをアスパスが胸で落とし、ボックス手前のイニエスタがボレーシュート。しかし、枠の左隅を捉えたシュートはGKアキンフェエフの好セーブに阻まれた。
▽90分で決着が付かず迎えた延長戦、引き続きスペインが押し込む展開が続くと、延長前半10分にアセンシオがミドルシュートでGKアキンフェエフを強襲。その後、アセンシオに代えてロドリゴを投入したスペインは、延長後半4分に決定機。ロドリゴがDFとうまく入れ替わって右サイドを独走しボックス内へ。しかし、シュートはGKアキンフェエフにセーブされた。結局、その後は目立ったチャンスを生み出せずに120分を終了。PK戦にもつれ込んだ。
▽そのPK戦では共に2人が成功して迎えたスペインの3番手のキッカー、コケが枠の左を狙うも、GKアキンフェエフがストップ。さらに5番手のキッカーを務めたアスパスが正面に蹴ったシュートもGKアキンフェエフが残した左足に当ててセーブし、ロシアが4-3で勝利。
▽優勝候補スペインを撃破し、準々決勝進出を決めた。なお、準々決勝ではクロアチアvsデンマークの勝者と対戦する。
スペイン 3-4 ロシア
1.イニエスタ 〇 〇 スモロフ
2.ピケ〇 〇 イグナシェビッチ
3.コケ × 〇 ゴロビン
4.セルヒオ・ラモス 〇 〇 チェリシュフ
5.アスパス ×
▽W杯開幕前日にロペテギ前監督を電撃解任し、イエロ監督を新指揮官に据えたスペインは、ポルトガル、イラン、モロッコが同居したグループBを1勝2分けの首位で通過した。そのスペインは2-2で引き分けた直近のモロッコ戦のスタメンから3選手を変更。イニエスタ、チアゴ、カルバハルに代えてアセンシオ、コケ、ナチョを起用した。
▽守備重視の5バックを採用してきたロシアに対し、アセンシオを右ウイングに、シルバをトップ下に配す[4-2-1-3]で臨んだスペインが敵陣でボールを保持する展開で立ち上がっていく。
▽すると12分、ナチョが得た右サイドからのFKをアセンシオがインスウィングのボールで蹴り込むと、セルヒオ・ラモスをマークしていたイグナシェビッチのかかとにボールが当たってゴールに吸い込まれた。
▽オウンゴールで早々に試合を動かしたスペインは、守備ブロックを崩さず自陣に構えるロシアに対し、その後も敵陣でポゼッションし試合をコントロール。
▽そのスペインに対し、36分にようやく分厚い攻めを見せたロシアはゴロビンがボックス左からコントロールシュートを狙う決定機。これは惜しくも枠の右に外れたが、40分にPKを獲得する。右CKからジューバのヘディングシュートが右手を上げていたピケの腕に当たった。これをキッカーのジューバが枠の右に決めて試合を振り出しに戻した。
▽1-1で迎えた後半、ジルコフに代えてグラナトを左センターバックに投入してきたロシアは、クドリャショフを左サイドバックに回した。その後半もスペインがゆったりとボールを保持する展開で推移していく。
▽こう着状態が続いたことからロシアは61分にサメドフに代えてチェリシェフを左サイドに投入。右サイドにゾブニンが、セントラルMFにゴロビンが回った。さらにジューバに代えてスモロフを投入して攻撃に比重を置いた布陣に変更してきた。
▽一方のスペインはシルバに代えてイニエスタを、ナチョに代えてカルバハルを投入。さらに80分にはジエゴ・コスタを諦めてアスパスを投入した。
▽すると85分、スペインに勝ち越しのチャンス。左サイドのジョルディ・アルバのクロスをアスパスが胸で落とし、ボックス手前のイニエスタがボレーシュート。しかし、枠の左隅を捉えたシュートはGKアキンフェエフの好セーブに阻まれた。
▽90分で決着が付かず迎えた延長戦、引き続きスペインが押し込む展開が続くと、延長前半10分にアセンシオがミドルシュートでGKアキンフェエフを強襲。その後、アセンシオに代えてロドリゴを投入したスペインは、延長後半4分に決定機。ロドリゴがDFとうまく入れ替わって右サイドを独走しボックス内へ。しかし、シュートはGKアキンフェエフにセーブされた。結局、その後は目立ったチャンスを生み出せずに120分を終了。PK戦にもつれ込んだ。
▽そのPK戦では共に2人が成功して迎えたスペインの3番手のキッカー、コケが枠の左を狙うも、GKアキンフェエフがストップ。さらに5番手のキッカーを務めたアスパスが正面に蹴ったシュートもGKアキンフェエフが残した左足に当ててセーブし、ロシアが4-3で勝利。
▽優勝候補スペインを撃破し、準々決勝進出を決めた。なお、準々決勝ではクロアチアvsデンマークの勝者と対戦する。
スペイン 3-4 ロシア
1.イニエスタ 〇 〇 スモロフ
2.ピケ〇 〇 イグナシェビッチ
3.コケ × 〇 ゴロビン
4.セルヒオ・ラモス 〇 〇 チェリシュフ
5.アスパス ×
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