PK失敗のシグルドソン「キャリアの中で最もつらい瞬間」苦しい胸の内を明かす
2018.06.23 07:45 Sat
現地時間22日に行われたロシア・ワールドカップ、グループDで、アイスランドはナイジェリア相手に0-2で敗れた。2点ビハインドの83分、PKのチャンスを逸したアイスランド代表MFギルフィ・シグルドソンが、苦しい心情を『Goal』記者に明かしてくれた。
「とても厳しい出来事だ。僕のキャリアの中で、最もつらい瞬間だったことは間違いない」
「この試合は前半と後半でまったく異なる試合内容になったと思う。守勢を強いられたけど、僕らはよく相手攻撃陣を防ぎ、前半を終えることができた。だけど、後半の立ち上がりに失点し、そこから徐々にバランスを欠いていたと思う」
シグルドソンは「この試合は勝たなくてはならない試合だった。実際、前半途中には勝てるんじゃないかと感じていたからね。この結果にはとても失望している」と発言。
これまで、“小国”アイスランドは大舞台に縁がなかったが、シグルドソンが主軸となった近年は地力を付け、ユーロ2016では本戦初出場ながらベスト8に進出。そしてロシア・ワールドカップでのヨーロッパ予選では、クロアチアと同じグループながら首位で通過。初めてワールドカップ本大会に挑み、初戦はアルゼンチンと引き分け。2戦目はナイジェリアに0-2で敗れる結果となった。
アイスランドの司令塔としてチームをけん引する立場のシグルドソンにとって、ナイジェリア戦でのPK失敗は悔やんでも悔やみきれないワンシーンとなったようだ。
提供:goal.com
「とても厳しい出来事だ。僕のキャリアの中で、最もつらい瞬間だったことは間違いない」
「この試合は前半と後半でまったく異なる試合内容になったと思う。守勢を強いられたけど、僕らはよく相手攻撃陣を防ぎ、前半を終えることができた。だけど、後半の立ち上がりに失点し、そこから徐々にバランスを欠いていたと思う」
シグルドソンは「この試合は勝たなくてはならない試合だった。実際、前半途中には勝てるんじゃないかと感じていたからね。この結果にはとても失望している」と発言。
これまで、“小国”アイスランドは大舞台に縁がなかったが、シグルドソンが主軸となった近年は地力を付け、ユーロ2016では本戦初出場ながらベスト8に進出。そしてロシア・ワールドカップでのヨーロッパ予選では、クロアチアと同じグループながら首位で通過。初めてワールドカップ本大会に挑み、初戦はアルゼンチンと引き分け。2戦目はナイジェリアに0-2で敗れる結果となった。
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