“ペルーの英雄”が帰還!! スポーツ仲裁裁判所がゲレーロの出場停止期間を再び6カ月に軽減する判決を下す

2018.06.01 06:19 Fri
Getty Images
▽フラメンゴのペルー代表主将FWホセ・パオロ・ゲレーロ(34)のロシア・ワールドカップ(W杯)への出場が可能となったようだ。イギリス『BBC』や『ESPN』などが報じている。

▽ゲレーロは、2017年10月に行われたロシアW杯南米予選第17節のアルゼンチン代表戦に出場した後に受けたドーピング検査で、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の禁止リストであるコカインを検出。FIFAは、同年12月8日に1年間の出場停止処分を下したが、ゲレーロ側の控訴により同月22日に処分期間を6カ月に軽減した。

▽この裁定により6月に開幕するロシア・ワールドカップ(W杯)の出場が可能と思われたゲレーロだが、今月14日にスポーツ仲裁裁判所(CAS)が出場停止期間を14カ月に延長すると発表。これによりゲレーロのロシアW杯欠場が決定した。
▽ペルーサッカー連盟(FPF)はこれを受け、FIFAにゲレーロとの会談を要請。ジャンニ・インファンティーノ会長が会談に応じると、ゲレーロはペルーのポピュラーな飲み物である『コカ茶』を飲んだことがコカイン検出の原因になったと釈明した。インファンティーノ会長はゲレーロの釈明を受け入れたものの、今回の処分がFIFAではなくCASの決定であるため、裁定を覆すことはできないと説明。依然として同選手のW杯出場は許可されていなかった。

▽このことに疑問を覚えた、ペルー代表とグループCで同居するフランス代表、オーストラリア代表、デンマーク代表の主将であるGKウーゴ・ロリス、MFミル・ジェディナク、DFシモン・ケアーは、FIFAに対して処分取り消しを求める共同嘆願書に署名するなど、国境を越えて“ペルーの英雄”の帰還を求める声が多く集まっていた。
▽今回の報道によれば、WADAの裁定についてゲレーロが控訴すると、Casは14カ月に延長するというWADAの訴えを覆し、再び処分期間を6カ月に軽減する判決を下した。この結果、ゲレーロは14日後に開幕するロシアW杯出場が可能となった。

▽1982年以来のW杯出場となるペルー代表は、グループCに入り、フランス代表、オーストラリア代表、デンマーク代表と対戦する。

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