スポルティングのサポーターが許されざる愚行! 50人の集団が練習場襲撃でFWドストが頭部を負傷…

2018.05.16 04:16 Wed
Getty Images
▽スポルティング・リスボンの過激派サポーターグループが応援するクラブの選手たちを襲撃する許されざる愚行を働いた。ポルトガル『A Bola』など複数メディアが伝えている。

▽13日に行われたプリメイラ・リーグ最終節のマリティモ戦を1-2で落としたスポルティングは同日に宿敵で2位のベンフィカが勝利したこともあり、今シーズンのリーグ戦をチャンピオンズリーグ出場圏外の3位で終えることになった。

▽この不甲斐ないクラブの戦いぶりに激怒した過激派サポーターグループは15日午後、今週末に行われるタッサ・デ・ポルトガル決勝、アヴェス戦に向けてチームがトレーニングを行っているアルコシェテの練習場に無断で侵入。約50人と報じられている同サポーターグループは、フェイスマスクなどで顔を隠した状態で練習場に居た選手やスタッフを襲撃し、素手や道具を使って暴力行為に及んだ。さらに、ロッカールームなどで施設内の設備への破壊行為も行った。
▽そして、現地メディアの伝えるところによれば、オランダ代表FWバス・ドストが前頭部に裂傷を負うなど、一部選手やスタッフにケガ人も出ているようだ。

▽スポルティングは今回の過激派サポーターグループの暴挙を受けて、クラブ公式フェイスブックを通じて公式声明を発表。今回の犯罪行為に関与した人物の特定に向けて警察との連携を行うことを発表すると共に、断固として受け入れられない行為であると強く非難した。
「スポルティングは本日起きた事件に対して、強く非難する。プレーヤー、コーチ、スタッフに対する暴力行為、破壊行為、スポーツを尊重しない犯罪行為は到底受け入れられるべきものではない」

「スポルティングはこういった行為を強く否定し、こういった行為を決して許さない。我々は今回起きたことの究明と完全な責任を追及するために全力を注ぐ。同時に、このような哀れなやり方で事件を起こした人物に対して断固として厳正な処罰を求める」

▽まるでテロ行為や暴動を想起させる許されざる愚行を働いた、卑怯なサポーターグループには厳正な処分が下されることを願いたい。同時に、ドストを含めて心と身体に深い傷を負ったスポルティングの選手たちに対しては、適切なケアが施されることを期待したい。

◆まるでテロ集団のよう…
https://twitter.com/SiliconChip/status/996458453496487936

◆ドストが前頭部を負傷
https://twitter.com/transf_min/status/996454230025220096

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