難敵中国を撃破したなでしこが2連覇に王手! 決勝はオーストラリアとの再戦に!!《AFC女子アジアカップヨルダン2018》
2018.04.18 04:04 Wed
▽なでしこジャパン(女子日本代表)は17日、AFC女子アジアカップヨルダン2018準決勝で中国女子代表と対戦し、3-1で勝利した。この結果、なでしこが2大会連続の決勝進出を決めた
▽1勝2分けでグループBを2位で通過したなでしこは、グループAを3連勝で首位通過した中国と激突。13日に行われたオーストラリア女子代表戦(1-1の引き分け)から先発を5人入れ替えたなでしこは、いつもの[4-4-2]から[4-2-3-1]に布陣を変更。GKに池田咲紀子、最終ラインは右から清水梨紗、熊谷紗希、三宅史織、有吉佐織。中盤はボランチに隅田凜、宇津木瑠美。2列目は右から中島依美、増矢理花、長谷川唯。1トップは岩渕真奈が起用された。
▽立ち上がりから集中した入りを見せたなでしこは、中国と主導権争いを繰り広げた。その序盤の7分、長谷川のパスをボックス左深くで受けた増谷がマイナスの折り返しを供給すると、これを走り込んだ宇津木がダイレクトシュート。ジャストミートしなかったボールは相手GKのセーブに阻まれた。
▽一進一退の展開が続く中、なでしこは39分に決定機。ボックス右手前でボールを受けた岩渕がダイアゴナルなドリブルでボックス内に侵入しシュート。これが相手GKの手を弾き飛ばし、ゴールネットを揺らした。
▽なでしこリードで迎えた後半、先にチャンスを迎えたのは中国。48分、ボックス右手前でボールを受けたソン・ドゥアンが少ないタッチからミドルシュート。これは、左ポストをかすめ、難を逃れた。
▽主導権を奪い返したいなでしこは、68分に中島を下げて川澄奈穂美を投入。さらに73分には、長谷川を下げて横山久美をピッチに送り出し、フォーメーションを[4-4-2]に変更した。すると85分、ボックス左手前で受けた横山がドリブルで持ち上がりシュートを放つと、これがゴール右に吸い込まれた。
▽待望の追加点を奪ったなでしこは、87分にも川澄の落としを受けた横山がペナルティアーク内からシュート。これがワン・シャンシャンのハンドを誘いPKを獲得すると、横山がゴール左隅に沈め、試合を決定付ける3点目を奪った。
▽その後、なでしこは中国にPKを与えて1点を返されたが、最後までリードを守り抜き、3-1で勝利。なでしこが2大会連続の決勝進出を果たした。なお、決勝戦は同日に行われたオーストラリア女子代表vsタイ女子代表でPK戦の末に勝利したオーストラリアと対戦する。
▽1勝2分けでグループBを2位で通過したなでしこは、グループAを3連勝で首位通過した中国と激突。13日に行われたオーストラリア女子代表戦(1-1の引き分け)から先発を5人入れ替えたなでしこは、いつもの[4-4-2]から[4-2-3-1]に布陣を変更。GKに池田咲紀子、最終ラインは右から清水梨紗、熊谷紗希、三宅史織、有吉佐織。中盤はボランチに隅田凜、宇津木瑠美。2列目は右から中島依美、増矢理花、長谷川唯。1トップは岩渕真奈が起用された。
▽立ち上がりから集中した入りを見せたなでしこは、中国と主導権争いを繰り広げた。その序盤の7分、長谷川のパスをボックス左深くで受けた増谷がマイナスの折り返しを供給すると、これを走り込んだ宇津木がダイレクトシュート。ジャストミートしなかったボールは相手GKのセーブに阻まれた。
▽なでしこリードで迎えた後半、先にチャンスを迎えたのは中国。48分、ボックス右手前でボールを受けたソン・ドゥアンが少ないタッチからミドルシュート。これは、左ポストをかすめ、難を逃れた。
▽中国に押し込まれる時間があったものの、集中した守りでこれを凌ぐなでしこは、66分に決定機。ゴールエリア左付近でパスを受けた長谷川がトラップで相手マークを剥がし、シュート。しかし、これはゴール右に外れた。
▽主導権を奪い返したいなでしこは、68分に中島を下げて川澄奈穂美を投入。さらに73分には、長谷川を下げて横山久美をピッチに送り出し、フォーメーションを[4-4-2]に変更した。すると85分、ボックス左手前で受けた横山がドリブルで持ち上がりシュートを放つと、これがゴール右に吸い込まれた。
▽待望の追加点を奪ったなでしこは、87分にも川澄の落としを受けた横山がペナルティアーク内からシュート。これがワン・シャンシャンのハンドを誘いPKを獲得すると、横山がゴール左隅に沈め、試合を決定付ける3点目を奪った。
▽その後、なでしこは中国にPKを与えて1点を返されたが、最後までリードを守り抜き、3-1で勝利。なでしこが2大会連続の決勝進出を果たした。なお、決勝戦は同日に行われたオーストラリア女子代表vsタイ女子代表でPK戦の末に勝利したオーストラリアと対戦する。
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