シティの息の根を止めたのはやはりサラー! 連勝リバプールが10年ぶり準決勝進出!!《CL》
2018.04.11 05:50 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝、マンチェスター・シティvsリバプールの2ndレグが10日に行われ、1-2でリバプールが勝利。この結果、2戦合計スコア1-5でリバプールが準決勝に進出した。
▽アンフィールドで行われた1stレグでは、直近の公式戦16試合無敗(12勝4分け)という、要塞アンフィールドの地の利を生かしたリバプールが3-0で完勝。大きなアドバンテージを得てシティ・オブ・マンチェスターに舞台を移す2ndレグを迎えた。
▽3点差をひっくり返すという難題を突き付けられているシティは、直近のプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で、前半を2点リードで折り返したものの、後半に3失点を許し逆転負け。勝てばリーグ優勝が決まる大事な試合でのショッキングな敗戦から4選手を変更。[3-5-2]の布陣に、GKエデルソン、3バックには右からウォーカー、オタメンディ、ラポルテ。中盤はアンカーにフェルナンジーニョ、ウイングバックの右にベルナルド・シウバ、左にザネを置き、デ・ブライネとシルバが1列前の位置に構えた。最前線にはスターリングとガブリエウ・ジェズスが起用された。
▽対するリバプールは直近のエバートン戦では0-0で引き分けたものの、その試合で休ませたサラーが復帰。3点のアドバンテージに加え、1stレグで1ゴール1アシストの活躍で勝利に導いた“ファラオ”が帰還し万全の状態で挑んだ。フォーメーションは[4-3-3]。GKカリウスにディフェンスラインは右からアーノルド、ファン・ダイク、ロブレン、ロバートソン。アンカーにワイナルドゥムを置き、チェンバレンとミルナーがインサイドハーフの位置に。3トップは、右からサラー、フィルミノ、マネと言う顔ぶれになった。
▽凄まじい熱気に包まれた中始まった試合はいきなり動く。2分、右サイドでスターリングの激しいチェックから生まれたファン・ダイクのミスパスを奪ったデ・ブライネが、すぐさまスターリングにスルーパス。ボックス右に侵攻したスターリングのクロスをガブリエウ・ジェズスが落ち着いて押し込んでシティが先制。合計スコアを1-3とした。
▽攻撃の主導権を握るシティは19分、スターリングがボックス右深くに侵攻しゴール前に折り返すが、先にリバプールDFが触りシュートは打てなかった。その後もサイド攻撃を中心にリバプールを攻め立てるシティだが、リバプールも集中した守りで跳ね返す。
▽30分には、左サイドに流れたデ・ブライネのクロスを受けたベルナルド・シウバが、ボックス左から2度続けてシュートを放つがゴール前の壁に阻まれる。39分には、ボックス右で受けたベルナルド・シウバがロバートソンをかわして左足でシュートを放つが惜しくも枠の外。
▽ここまで守勢を強いられてきたリバプールも41分、中央突破を図ったチェンバレンがシュートを放つもGKの正面。その直後、今度はシティが反撃。ベルナルド・シウバが左ポスト直撃の強烈なシュートを放つと、デ・ブライネのクロスのこぼれ球をザネが押し込んでネットを揺らすが、オフサイドを取られノーゴールの判定に。
▽前半終了間際には再びチェンバレンにチャンスが訪れたが、難しい角度からのシュートは大きく枠を越えた。前半終了後に審判に対して執拗に抗議を行ったグアルディオラ監督が退席処分に。
▽合計スコア1-3で迎えた後半、リバプールがサラーを右から中央にポジションを入れ替えると56分、そのサラーがボックス右のマネに展開。マネがドリブルで仕掛けてこぼれたボールを拾ったサラーがGKをかわして無人のゴールに流し込んだ。
▽一気に逆転が厳しくなったシティは60分に、デ・ブライネがボックスの外から狙うがGKの正面へ。66分にはシルバを下げてアグエロ、74分にはベルナルド・シウバを代えてギュンドアンを投入。76分には、ザネのクロスにアグエロが飛び込むが枠を捉えることができない。
▽すると77分、オタメンディがボールの処理を誤りフィルミノに奪われてしまう。フィルミノはそのままボックス左に侵入。右ポストに跳ね返りながらもゴールに流し込み、合計スコアを1-5とした。
▽絶望的な状況のシティ。直後にギュンドアンがネットを揺らすが、手前のザネがオフサイド。前半の疑惑のオフサイドの判定が響いたか、シティの攻撃は徐々に勢いを弱め、プレミア勢同士の対決となった準々決勝はリバプールに軍配。2ndレグも1-2で勝利したリバプールが2戦合計スコア1-5で、10年ぶりにベスト4入りを果たしている。
▽アンフィールドで行われた1stレグでは、直近の公式戦16試合無敗(12勝4分け)という、要塞アンフィールドの地の利を生かしたリバプールが3-0で完勝。大きなアドバンテージを得てシティ・オブ・マンチェスターに舞台を移す2ndレグを迎えた。
▽3点差をひっくり返すという難題を突き付けられているシティは、直近のプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で、前半を2点リードで折り返したものの、後半に3失点を許し逆転負け。勝てばリーグ優勝が決まる大事な試合でのショッキングな敗戦から4選手を変更。[3-5-2]の布陣に、GKエデルソン、3バックには右からウォーカー、オタメンディ、ラポルテ。中盤はアンカーにフェルナンジーニョ、ウイングバックの右にベルナルド・シウバ、左にザネを置き、デ・ブライネとシルバが1列前の位置に構えた。最前線にはスターリングとガブリエウ・ジェズスが起用された。
▽凄まじい熱気に包まれた中始まった試合はいきなり動く。2分、右サイドでスターリングの激しいチェックから生まれたファン・ダイクのミスパスを奪ったデ・ブライネが、すぐさまスターリングにスルーパス。ボックス右に侵攻したスターリングのクロスをガブリエウ・ジェズスが落ち着いて押し込んでシティが先制。合計スコアを1-3とした。
▽両者のプライドがぶつかる激しい試合は15分頃、マネがオタメンディに対して危険なタックルをしたとしてイエローカード。このラフプレーに苛立ちを見せたGKエデルソンにもイエローカードが提示され、早くも1枚すつ警告が両チームに出された。
▽攻撃の主導権を握るシティは19分、スターリングがボックス右深くに侵攻しゴール前に折り返すが、先にリバプールDFが触りシュートは打てなかった。その後もサイド攻撃を中心にリバプールを攻め立てるシティだが、リバプールも集中した守りで跳ね返す。
▽30分には、左サイドに流れたデ・ブライネのクロスを受けたベルナルド・シウバが、ボックス左から2度続けてシュートを放つがゴール前の壁に阻まれる。39分には、ボックス右で受けたベルナルド・シウバがロバートソンをかわして左足でシュートを放つが惜しくも枠の外。
▽ここまで守勢を強いられてきたリバプールも41分、中央突破を図ったチェンバレンがシュートを放つもGKの正面。その直後、今度はシティが反撃。ベルナルド・シウバが左ポスト直撃の強烈なシュートを放つと、デ・ブライネのクロスのこぼれ球をザネが押し込んでネットを揺らすが、オフサイドを取られノーゴールの判定に。
▽前半終了間際には再びチェンバレンにチャンスが訪れたが、難しい角度からのシュートは大きく枠を越えた。前半終了後に審判に対して執拗に抗議を行ったグアルディオラ監督が退席処分に。
▽合計スコア1-3で迎えた後半、リバプールがサラーを右から中央にポジションを入れ替えると56分、そのサラーがボックス右のマネに展開。マネがドリブルで仕掛けてこぼれたボールを拾ったサラーがGKをかわして無人のゴールに流し込んだ。
▽一気に逆転が厳しくなったシティは60分に、デ・ブライネがボックスの外から狙うがGKの正面へ。66分にはシルバを下げてアグエロ、74分にはベルナルド・シウバを代えてギュンドアンを投入。76分には、ザネのクロスにアグエロが飛び込むが枠を捉えることができない。
▽すると77分、オタメンディがボールの処理を誤りフィルミノに奪われてしまう。フィルミノはそのままボックス左に侵入。右ポストに跳ね返りながらもゴールに流し込み、合計スコアを1-5とした。
▽絶望的な状況のシティ。直後にギュンドアンがネットを揺らすが、手前のザネがオフサイド。前半の疑惑のオフサイドの判定が響いたか、シティの攻撃は徐々に勢いを弱め、プレミア勢同士の対決となった準々決勝はリバプールに軍配。2ndレグも1-2で勝利したリバプールが2戦合計スコア1-5で、10年ぶりにベスト4入りを果たしている。
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