【ブンデス第29節プレビュー】バイエルン6連覇決定か、大迫ケルンvs武藤マインツの残留争い
2018.04.06 18:00 Fri
▽代表ウィーク明けに行われた前節はバイエルンがドルトムントとのデア・クラシカーを6-0と圧勝し、6連覇に王手を懸けた。チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いではシャルケが連勝を6に伸ばし、2位を堅守。そして、勝利を逃がしたレバークーゼンとフランクフルトの間隙を縫ってライプツィヒがCL圏内の4位に浮上している。迎える第29節はバイエルンの6連覇が決まるかというトピックの他、大迫ケルンvs武藤マインツの残留争い、ライプツィヒvsレバークーゼンのCL出場権争いが注目される。
▽前半で5ゴールを奪う圧巻の戦いぶりを見せ、ドルトムントとの格の違いを見せ付けたバイエルン(勝ち点69)は、10位アウグスブルク(勝ち点36)とのアウェイ戦を勝利すれば、シャルケの結果に関係なく6連覇が決まる。そのバイエルンは火曜日に行われたCL準々決勝1stレグのセビージャ戦を苦戦しながらも敵地で2-1と逆転勝利し、ベスト4進出に近づいている。良い流れが続く中、前人未到の6連覇を決めてセビージャとの2ndレグに臨みたい。
▽大迫ケルンvs武藤マインツの残留を争う日本人対決も注目だ。前節ホッフェンハイム戦を0-6と惨敗し、降格へまた一歩近づいてしまった17位ケルン(勝ち点20)は、6ポイント差のマインツに勝利すれば奇跡の残留に望みを繋げられる状況。3戦連発弾を狙ったもののホッフェンハイム戦では見せ場を作れなかった大迫としては、この大一番で結果を残し、チームの救世主となりたい。
▽一方、ボルシアMGに手堅くゴールレスで引き分け、勝ち点1を積み上げた16位マインツ(勝ち点26)は、引き分けでも十分な結果。負けない戦いをして残留に近づきたい。ボルシアMG戦を負傷欠場した武藤は引き続き欠場予想となっている。
▽CL出場権争いでは、月曜日に4位ライプツィヒ(勝ち点46)と5位レバークーゼン(勝ち点45)が激突する。ハノーファーとの打ち合いを制して4位に浮上したライプツィヒは、木曜日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグのマルセイユ戦を1-0と先勝。ベスト4に近づいた中、レバークーゼン撃破で4イ死守となるか。
▽前節フライブルク戦を2-0と押し切って6連勝とした2位シャルケ(勝ち点52)は、最下位ハンブルガーSV(勝ち点19)とのアウェイ戦に臨む。CL出場権獲得が見えてきた中、泥沼状態の相手を下して連勝をさらに伸ばせるか。
▽一方、シュツットガルト戦を引き分けて15試合勝利のない最下位HSV(勝ち点19)は、酒井高が引き続き右サイドバックで先発予想。途中出場となった伊藤も先発復帰予想となっているが、久々の勝利を掴めるか。
▽バイエルンに完膚なきまでに粉砕された3位ドルトムント(勝ち点48)は、8位シュツットガルト(勝ち点38)とのホーム戦に臨む。大敗のショックを引きずらず、8戦負けのない好調シュツットガルトを下すことはできるか。香川は引き続き欠場予想となっている。
▽前節ブレーメン戦を守護神フラデツキーの痛恨ミスで1-2と競り負け、4位から6位に後退したフランクフルト(勝ち点45)は、7位ホッフェンハイム(勝ち点42)とのホーム戦に臨む。ブレーメン戦ではボランチとリベロをこなし、クラブとの1年間の契約延長が発表された長谷部は、リベロで先発予想となっている。ライプツィヒとレバークーゼンが潰し合う中、CL圏内再浮上となるか。
※スタメン予想はドイツ『キッカー』参照
◆ブンデスリーガ第29節
▽4/6(金)
《27:30》
ハノーファー vs ブレーメン
▽4/7(土)
《22:30》
アウグスブルク vs バイエルン
ケルン vs マインツ
フランクフルト vs ホッフェンハイム
ボルシアMG vs ヘルタ・ベルリン
《25:30》
ハンブルガーSV vs シャルケ
▽4/8(日)
《22:30》
ドルトムント vs シュツットガルト
《25:00》
フライブルク vs ヴォルフスブルク
▽4/9(月)
《27:30》
ライプツィヒ vs レバークーゼン
▽前半で5ゴールを奪う圧巻の戦いぶりを見せ、ドルトムントとの格の違いを見せ付けたバイエルン(勝ち点69)は、10位アウグスブルク(勝ち点36)とのアウェイ戦を勝利すれば、シャルケの結果に関係なく6連覇が決まる。そのバイエルンは火曜日に行われたCL準々決勝1stレグのセビージャ戦を苦戦しながらも敵地で2-1と逆転勝利し、ベスト4進出に近づいている。良い流れが続く中、前人未到の6連覇を決めてセビージャとの2ndレグに臨みたい。
▽大迫ケルンvs武藤マインツの残留を争う日本人対決も注目だ。前節ホッフェンハイム戦を0-6と惨敗し、降格へまた一歩近づいてしまった17位ケルン(勝ち点20)は、6ポイント差のマインツに勝利すれば奇跡の残留に望みを繋げられる状況。3戦連発弾を狙ったもののホッフェンハイム戦では見せ場を作れなかった大迫としては、この大一番で結果を残し、チームの救世主となりたい。
▽CL出場権争いでは、月曜日に4位ライプツィヒ(勝ち点46)と5位レバークーゼン(勝ち点45)が激突する。ハノーファーとの打ち合いを制して4位に浮上したライプツィヒは、木曜日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグのマルセイユ戦を1-0と先勝。ベスト4に近づいた中、レバークーゼン撃破で4イ死守となるか。
▽一方、アウグスブルクを攻略できずにゴールレスドローに終わった5位レバークーゼン(勝ち点45)は、2戦勝利から見放されている。CL出場権獲得へ、正念場の一戦を制すことができるか。ライプツィヒとの日程面でのアドバンテージを生かしたいところだ。
▽前節フライブルク戦を2-0と押し切って6連勝とした2位シャルケ(勝ち点52)は、最下位ハンブルガーSV(勝ち点19)とのアウェイ戦に臨む。CL出場権獲得が見えてきた中、泥沼状態の相手を下して連勝をさらに伸ばせるか。
▽一方、シュツットガルト戦を引き分けて15試合勝利のない最下位HSV(勝ち点19)は、酒井高が引き続き右サイドバックで先発予想。途中出場となった伊藤も先発復帰予想となっているが、久々の勝利を掴めるか。
▽バイエルンに完膚なきまでに粉砕された3位ドルトムント(勝ち点48)は、8位シュツットガルト(勝ち点38)とのホーム戦に臨む。大敗のショックを引きずらず、8戦負けのない好調シュツットガルトを下すことはできるか。香川は引き続き欠場予想となっている。
▽前節ブレーメン戦を守護神フラデツキーの痛恨ミスで1-2と競り負け、4位から6位に後退したフランクフルト(勝ち点45)は、7位ホッフェンハイム(勝ち点42)とのホーム戦に臨む。ブレーメン戦ではボランチとリベロをこなし、クラブとの1年間の契約延長が発表された長谷部は、リベロで先発予想となっている。ライプツィヒとレバークーゼンが潰し合う中、CL圏内再浮上となるか。
※スタメン予想はドイツ『キッカー』参照
◆ブンデスリーガ第29節
▽4/6(金)
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ハノーファー vs ブレーメン
▽4/7(土)
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ケルン vs マインツ
フランクフルト vs ホッフェンハイム
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《25:30》
ハンブルガーSV vs シャルケ
▽4/8(日)
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ドルトムント vs シュツットガルト
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