パルマ有利のジャッジ? 名物会長が判定に不満「調査すべきだ」

2018.04.04 03:00 Wed
Getty Images
▽セリエB・パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長のコメントが波紋を呼んでいる。クラブの公式サイトに掲載したコメントを、イタリア複数メディアが取り上げた。

▽パレルモは現地時間2日、セリエB第29節でパルマと対戦し、敵地で2-3と敗れている。ザンパリーニ会長は、判定がパルマ有利だったことを指摘した。

▽同会長は公式サイトで「恐れていたことが起きた。判定だ。いつもパルマの試合で起こる。昨季もそうだ。ペルデノーネ対パルマの試合で起きたことが、昨日の試合で起きたんだ」とコメント。「審判がミスをする。それはミスだ。ただ、それが1回、2回と続き、常にパレルモの不利に働くのであれば、調査するべきだろう」と述べた。
▽さらにザンパリーニ会長は「35年間サッカーの世界にいる。昨夜は汚い行為を受けた。連盟が動くべきだ」と話している。

▽パレルモ側はパルマの1点目がオフサイドだったと主張。2点目については、PKの判定が間違いだったとみているようだ。
▽パレルモは現在、セリエBで3位。4位パルマに敗れたことで、両者の差は勝ち点4に縮まった。首位のエンポリとは勝ち点9差あるものの、2位フロジノーネとは勝ち点1差と接戦で、名物会長もヒートアップしているのかもしれない。

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