バロテッリが自己分析「ネイマールやディバラのレベルにいる」

2018.03.31 23:57 Sat
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ニースの元イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、今も自分が世界トップレベルのストライカーであることを疑っていない。イタリア『スポーツウィーク』のインタビューで語った。

▽フランスでキャリアハイのシーズンを過ごしているバロテッリは、イタリア代表復帰も噂されたが、3月の代表戦では声がかからなかった。それでも、コンスタントにゴールを決めるバロテッリは、自信にあふれている。

▽バロテッリは「クリスティアーノ・ロナウドと(リオネル・)メッシは別のカテゴリーだ。ただ、ネイマール、(アントワーヌ・)グリーズマン、(パウロ・)ディバラの中にはいられるかもしれない。彼らの方がより多くのものを手にしているから、ちょっと上だろうけどね」と述べた。
▽イタリア中が注目しているイタリア代表監督選びについても話している。「(アントニオ・)コンテと(クラウディオ・)ラニエリはカリスマ性がある。でも、(ロベルト・)マンチーニはサッカーの面でオレのパパなんだ。彼が代表監督になったらうれしいよ。それは彼にとってであって、自分にとってではないけどね」と語った。

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ドルトムントとの関係は最悪…ムココのニース移籍が今夏中に成立へ

元ドイツ代表FWユスファ・ムココ(19)の新天地がようやく決まった。 カタールW杯のドイツ代表メンバーに18歳でサプライズ初招集、同大会限りでドイツ代表からフェードアウトしたムココ。 ドルトムントで定位置を確固たるものとできていないこと、契約を巡る“モノ言う代理人”が付いていること…現在、クラブとの関係は最悪と言って差し支えないレベルまで落ち込む。 開幕戦も当然のようにメンバー外で、もはや居場所なし。ただ、レアル・ベティスへの移籍は先方があっさりヴィトール・ロッキを選んだことで破談。ムココは個人間で合意も、ベティスに獲得への執念がなかったことが明白だ。 ともあれ、フランス『レキップ』いわく、リーグ・アンのニースが新天地になるとのこと。 1年ローンを軸に、現在も買い取り条項に関する協議が続いているそうだが、どのみちマーケット閉幕までには成立するとされ、ドルトムントも「買取義務」に執着していないそう。 ファブリツィオ・ロマーノ氏も買い取りオプションでの1年ローンになると伝えている。 2024.08.26 22:05 Mon
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伊東純也が攻撃牽引もニースの堅守破れず…中村敬斗も途中出場のS・ランスは2戦連続ドロー【リーグ・アン】

リーグ・アン第28節、スタッド・ランスvsニースが7日にスタッド・オーギュスト・ドローヌで行われ、0-0のドローに終わった。なお、ランスのMF伊東純也はフル出場、FW中村敬斗は63分から出場した。 前節、リヨンとのアウェイゲームを1-1のドローで終えた9位のランスは、5位のニースとのトップハーフ対決で2戦ぶりの白星を狙った。この試合では伊東が[3-5-2]の2トップの一角で先発となったが、中村はベンチスタートとなった。 ボールの主導権はニースが握ったものの、積極的にボールを引き出す伊東を起点にホームのランスも効果的なカウンターからチャンスを作り出す。 12分には伊東からパスを受けたアタンガナ・エドアがペナルティアーク付近から強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、これはGKブルカの好守に遭う。さらに、19分には伊東の絶妙なスルーパスに抜け出したムネツィがボックス右でGKをかわして角度のないところから右足シュートを狙うが、今度は枠の左に外れた。 以降はニースが押し込む時間が続く中、ボガやブダウィらに再三のシュートを打たれるが、GKディウフやDFアブデルハミドらの身体を張った対応で凌ぐランス。伊東も守勢の際には自陣深くまで下がって献身的に守備をサポート。その後、前半終了間際には左サイドを完璧に崩されてファーに流れたボールを回収したボガに決定的なシュートを打たれるが、これは枠を外れて事なきを得た。 ゴールレスで折り返した後半は中盤での潰し合いが目立つ拮抗した展開が続いていく。前半のように決定機は与えずも、攻撃が停滞するホームチームは60分過ぎに動く。 63分、アタンガナ・エドアを下げて中村をデ・スメットと共に投入した。中村は投入直後から積極的に仕掛ける姿勢を見せると、チームも攻勢を強めてディアキテやデ・スメットが際どいシュートを放っていく。 その後も一進一退の攻防が続く中、何とかゴールをこじ開けたいホームチームは、右のタッチライン際にポジションを移した伊東の突破やクロス、カウンターからニースの堅守攻略を目指したが、後半アディショナルタイムのカドラ、コネのシュートチャンスも相手守備に阻まれた。 そして、試合は0-0のままタイムアップを迎え、ランスは2試合連続ドローとなった。 2024.04.07 23:58 Sun
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ユナイテッド買収の『INEOS』にニース売却案か…検討と報道

マンチェスター・ユナイテッドの一部株式を取得したイギリスの化学大手メーカー『INEOS』は同じく所有するニースの売却を検討しているようだ。 ユナイテッドの株式27.7%を買収し、共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏の『INEOS』。そのユナイテッドでさっそく組織改革に着手し、現場レベルでの改革だけでなく、老朽化が進むスタジアムや練習施設のインフラ整備に動くといわれる。 そんな『INEOS』が所有するユナイテッドとニースはともに来季のヨーロッパリーグ(EL)に出場。ただ、欧州サッカー連盟(UEFA)のルール上、同一オーナーのクラブが同一大会に出場するのは禁じられており、片方が出られない可能性があるとされる。 イギリス『インデペンデント』によると、UEFAがその問題解決に1シーズンの猶予を設けるとみられるが、ラトクリフ氏は幼き頃からファンだったとするユナイテッドの経営に集中したい思いもあり、ニースの売却を視野に入れ始めているという。 この動きはまだ初期段階のようだが、UEFAは2025-26シーズンからこうした問題に対する規則をさらに厳格化する方針ということで、いずれにせよ、売却に前向きとされる。 2017年のFCローザンヌ・スポルトに続き、2019年にニースを買収し、新たにユナイテッドを姉妹クラブとした『INEOS』のラトクリフ氏。ユナイテッドの再建とともに、このマルチクラブ・オーナーシップに関するUEFAの規則をどう解消していくか注目だ。 2024.06.08 13:05 Sat

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