「イタリアにはもうワールドクラスがいない」 タレント不足を嘆くゾラ
2018.03.27 23:38 Tue
▽元イタリア代表のジャンフランコ・ゾラ氏が、アッズーリの問題点などを指摘した。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューで語っている。
▽イタリア代表はロシア・ワールドカップ(W杯)の出場権を逃した。そのため、今月の代表戦は新しいスタートとなっている。
▽ゾラ氏は「我々はW杯に出られない。それが事実だ」と切り出し、「今は再構築の時期だ。再び高いレベルに達するために、ベースを築かなければいけない」と述べた。
▽さらに同氏は「確かなことが一つある。ワールドクラスの選手がいないということだ」とイタリアにとって厳しい言葉を突きつけると、「イタリアにはインシーニェとヴェルディを除いて、1対1で突破していく選手が代表にいない。それはなぜか? 一言でいえば、タレントが欠けているからだ」と話している。
▽タレント不足にも原因がある。「今のユースセクターは、外国人選手がたくさんいる。成長ではなく結果ばかりを求めているからだ。アマチュアリーグは財政的な問題と厳しすぎる規則で粉々だ。なぜ、U-18に義務的に場所を与えながら、21~25歳の可能性を削っていくのだろうか。フィジカルもメンタルも、みんなが同じように成熟していくわけじゃない」と熱弁した。
▽イタリア代表はロシア・ワールドカップ(W杯)の出場権を逃した。そのため、今月の代表戦は新しいスタートとなっている。
▽さらに同氏は「確かなことが一つある。ワールドクラスの選手がいないということだ」とイタリアにとって厳しい言葉を突きつけると、「イタリアにはインシーニェとヴェルディを除いて、1対1で突破していく選手が代表にいない。それはなぜか? 一言でいえば、タレントが欠けているからだ」と話している。
▽タレント不足にも原因がある。「今のユースセクターは、外国人選手がたくさんいる。成長ではなく結果ばかりを求めているからだ。アマチュアリーグは財政的な問題と厳しすぎる規則で粉々だ。なぜ、U-18に義務的に場所を与えながら、21~25歳の可能性を削っていくのだろうか。フィジカルもメンタルも、みんなが同じように成熟していくわけじゃない」と熱弁した。
▽ロシアW杯のベスト4予想で「アルゼンチン、スペイン、ドイツ、ベルギー」のタレント集団を挙げたゾラ氏は、イタリアの復権を願っている。
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