ライプツィヒに逆転負けの主力温存バイエルン、6連覇王手ならず《ブンデスリーガ》
2018.03.19 03:57 Mon
▽ブンデスリーガ第27節、ライプツィヒvsバイエルンが18日に行われ、2-1でライプツィヒが勝利した。
▽前節シュツットガルト戦をゴールレスドローで終え4試合勝利のない6位ライプツィヒ(勝ち点40)は、3日前に敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)のゼニト戦を1-1で引き分け、ベスト8進出を決めた。そのゼニト戦のスタメンから6選手を変更。ヴェルナーやフォルスベリ、オルバンら主力がベンチスタートとなってY・ポウルセンやサビツァー、カンプルらが先発となった。
▽一方、前節ハンブルガーSV戦をレヴァンドフスキのハットトリックとリベリのドッペルパックなどで6発圧勝した首位バイエルン(勝ち点66)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のベシクタシュ戦を主力を投入して3-1と快勝。難なくベスト8入りを決めた。そのバイエルンはベシクタシュ戦のスタメンから大幅に7選手を変更。レヴァンドフスキやリベリ、J・ボアテングら主力がベンチスタートとなってワグナーやルディ、ベルナトらバックアッパーが先発となった。
▽勝利すれば6連覇へ王手となるバイエルンは、3トップに右からミュラー、ワグナー、ベルナトと配置。5バックを敷いてきたライプツィヒが10分に負傷したサビツァーに代えてヴェルナーを投入してきた中、12分に先制する。ミュラーのパスを受けて右サイドに流れたハメス・ロドリゲスがボックス右角付近から左足で上げた正確なクロスをワグナーが頭で押し込んだ。
▽失点直後、ライプツィヒはY・ポウルセンがロングボールに抜け出してGKと一対一となるも、シュートはウルライヒにセーブされてしまう。さらに19分、ヴェルナーのヘディングシュートでオンターゲットを記録すると、27分にはN・ケイタが直接FKで同点ゴールに迫るが、GKウルライヒのファインセーブに阻まれてしまう。
▽後半もライプツィヒが主導権を握ると、57分に逆転する。ゴールキックの流れからルーズボールを拾ったN・ケイタのスルーパスにヴェルナーが反応。ディフェンスライン裏に抜け出したヴェルナーはGKウルライヒとの一対一を制した。
▽追う展開となったバイエルンはベルナトに代えてリベリを、ハメス・ロドリゲスに代えてレヴァンドフスキを投入したのに対し、攻勢を維持しにかかるライプツィヒはN・ケイタに代えてフォルスベリを投入した。
▽しかし、終盤にかけてもバイエルンのギアは上がりきらずにライプツィヒが2-1で逃げ切り。5試合ぶりの勝利でCL出場権争いに踏みとどまっている。一方でバイエルンは次節に自力での優勝を決める条件を手にするには至らなかった。
▽前節シュツットガルト戦をゴールレスドローで終え4試合勝利のない6位ライプツィヒ(勝ち点40)は、3日前に敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)のゼニト戦を1-1で引き分け、ベスト8進出を決めた。そのゼニト戦のスタメンから6選手を変更。ヴェルナーやフォルスベリ、オルバンら主力がベンチスタートとなってY・ポウルセンやサビツァー、カンプルらが先発となった。
▽一方、前節ハンブルガーSV戦をレヴァンドフスキのハットトリックとリベリのドッペルパックなどで6発圧勝した首位バイエルン(勝ち点66)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のベシクタシュ戦を主力を投入して3-1と快勝。難なくベスト8入りを決めた。そのバイエルンはベシクタシュ戦のスタメンから大幅に7選手を変更。レヴァンドフスキやリベリ、J・ボアテングら主力がベンチスタートとなってワグナーやルディ、ベルナトらバックアッパーが先発となった。
▽失点直後、ライプツィヒはY・ポウルセンがロングボールに抜け出してGKと一対一となるも、シュートはウルライヒにセーブされてしまう。さらに19分、ヴェルナーのヘディングシュートでオンターゲットを記録すると、27分にはN・ケイタが直接FKで同点ゴールに迫るが、GKウルライヒのファインセーブに阻まれてしまう。
▽それでも37分、ライプツィヒが同点とする。スローインの流れからヴェルナーがシュートに持ち込むと、GKウルライヒにセーブされたルーズボールをN・ケイタが蹴り込んだ。結局、失点場面以外でバイエルンにチャンス与えなかったライプツィヒが1-1で前半を終えた。
▽後半もライプツィヒが主導権を握ると、57分に逆転する。ゴールキックの流れからルーズボールを拾ったN・ケイタのスルーパスにヴェルナーが反応。ディフェンスライン裏に抜け出したヴェルナーはGKウルライヒとの一対一を制した。
▽追う展開となったバイエルンはベルナトに代えてリベリを、ハメス・ロドリゲスに代えてレヴァンドフスキを投入したのに対し、攻勢を維持しにかかるライプツィヒはN・ケイタに代えてフォルスベリを投入した。
▽しかし、終盤にかけてもバイエルンのギアは上がりきらずにライプツィヒが2-1で逃げ切り。5試合ぶりの勝利でCL出場権争いに踏みとどまっている。一方でバイエルンは次節に自力での優勝を決める条件を手にするには至らなかった。
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