▽明治安田生命J2リーグ第4節の11試合が11日に各地で行われた。
▽ケーズデンキスタジアム水戸で行われた水戸ホーリーホックvsレノファ山口FCは、3-0で水戸が勝利した。
▽ここまで2勝1分け無敗で3位につける水戸と、全勝で首位を走る山口の一戦。試合はホームの水戸のゴールで試合が動く。11分、小島がボックス左手前の岸本にボールを預けると、ボックス左に走り込んでスルーパスを呼び込む。最初のシュートはGK藤嶋に弾かれたが、こぼれ球を押し込んで水戸が先制に成功する。
▽先制点を許した山口は34分、ボックス右外でパスを受けた前のクロスをゴール前に走り込んだ大﨑が右足で合わせる。しかし、これがクロスバーに嫌われてしまい、同点ゴールとはならない。
▽1-0で試合を折り返すと、後半早い時間帯に水戸に追加点。49分、左サイドでのパス回しから右サイドに展開する。パスを受けた田向がボックス右に侵攻し、キックフェイントの切り返しから左足を振り抜いて豪快にゴール左へと突き刺した。
▽まず1点を返したい山口は64分、白井のパスをボックス手前で受けた岸本がふわりと浮かしてゴールを狙う。しかし、わずかにGK松井が触るとクロスバーに当たってピッチの外へ。ゴールを割ることができない。
▽山口の反撃を許さない水戸は76分にもGK藤嶋のパスを奪った平野がゴールを奪い、3-0で試合終了。水戸がここまで全勝していた山口に大勝し、首位に浮上した。
▽松本平広域公園総合球技場アルウィンで行われた松本山雅FCvsファジアーノ岡山は、1-1の引き分けに終わった。
▽ここまで2分け1敗で17位に位置する松本と、全勝で2位につける岡山の一戦。ホームの松本は7分、ボックス右でパスを受けた岩上がボールを受けると、少し遠めの位置からミドルシュートを放つ。しかし、わずかにゴール上へと外れる。
▽松本がやや攻勢に試合を進める中、前半半ばが経過すると徐々に岡山が応戦。すると35分、後方からのロングボールをボックス手前で赤嶺が体を張って収める。イ・ヨンジェの落としを最後は塚川がボックス手前から右足を振り抜いてゴール左へと突き刺した。
▽迎えた後半、1点を追う松本が攻勢を強めると77分に同点ゴールが生まれる。左CKを獲得した松本はキッカーの岩上がショートコーナーを選択。リターンを受けた岩上がボックス左手前から右足を振り抜いてゴール右隅を射抜いた。
▽このゴールで追いついた松本は試合終盤にかけて猛攻を仕掛ける。しかし、最後までゴールは生まれず1-1で試合終了。松本は未だ白星なし。一方の岡山は4連勝とはならなかったものの、無敗を継続している。
▽ニッパツ三ツ沢球技場で行われた横浜FCvsアルビレックス新潟は、3-0で新潟が勝利した。
▽ここまで2勝1分けで4位につける横浜FCと、1勝2分けで8位につける新潟の一戦。試合はアウェイの新潟が均衡を破る。34分、ボックス左外から矢野が右足でクロス。ファーサイドの加藤が頭で折り返すと、飛び出したGK山本の前で河田が触って押し込んだ。
▽先制点を奪った新潟はさらに43分、横浜FCのバックパスを矢野が懸命に追うとGK山本がコントロールミス。これを見逃さなかった矢野がボールを奪取し、そのままゴールへと流し込んで追加点を奪った。
▽後半に入ると2点を追う横浜FCはレアンドロ・ドミンゲスを投入。55分にはそのレアンドロ・ドミンゲスのパスからボックス内に走り込んだジョン・チュングンがシュートを放つもここはGK大谷に阻まれる。
▽横浜FCを引き離したい新潟は74分、河田がボックス右手前から切れ込んでボックス左へパス。走り込んだ小川が右足ダイレクトで合わせると、コントロールされたボールがゴール右上へと吸い込まれた。
▽試合を大きく手繰り寄せた新潟は、その後レアンドロ・ドミンゲスを起点とした横浜FCの攻撃に危ない場面を作られたが、無失点で試合終了。新潟が2勝2分けの無敗で4位に順位を上げている。
▽今週末に行われたJ2第4節の試合結果は以下の通り。
◆明治安田生命J2リーグ第4節 結果
▽3/17(土)
モンテディオ山形 2-2 FC町田ゼルビア
栃木SC 1-0 カマタマーレ讃岐
横浜FC 0-
3 アルビレックス新潟
徳島ヴォルティス 4-1 ジェフユナイテッド千葉
アビスパ福岡 0-
2 ヴァンフォーレ甲府
大分トリニータ 0-0 東京ヴェルディ
水戸ホーリーホック 3-0 レノファ山口FC
松本山雅FC 1-1 ファジアーノ岡山
京都サンガF.C. 2-1 FC岐阜
大宮アルディージャ 1-1 ツエーゲン金沢
愛媛FC 1-
2 ロアッソ熊本
