11日、明治安田J1リーグ第16節のアルビレックス新潟vs浦和レッズがデンカビッグスワンスタジアムで行われた。
18位と降格圏に沈む新潟と、5連勝がストップした4位の浦和の対戦に。立ち位置が大きく異なる両者の対戦となる中で、新潟は直近の試合から5名を変更。 稲村隼翔、堀米悠斗、小見洋太、秋山裕紀、小野裕二が外れ、
2025.05.11 16:00 Sun
【元川悦子の日本代表にこの選手を呼べ!】今季8得点。移籍金27億円と言われる小柄なアタッカーは日本の救世主になるのか? 中島翔哉
2018.02.07 12:00 Wed
▽欧州の冬季移籍市場が1月末でクローズしたが、森岡亮太(アンデルレヒト)同様にステップアップが有力視されながら、惜しくも残留となったのが、ポルトガル1部・ポルティモネンセでプレーする中島翔哉だ。
▽昨年8月にFC東京から同クラブへ赴き、瞬く間に左FWの定位置をつかんだ彼は、1月末時点で16試合出場8ゴールと大ブレイク。ポルトガルビッグ3の一角に数えられるFCポルト行きが現実味を帯びていた。ポルティモネンセ側も移籍金を27億円という強気の数字に設定。うまく契約がまとまるかと思われたが、最終的には今季いっぱいとどまることになった。
▽ポルトへ行っていれば、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント参戦の可能性もあったが、逆に熾烈なポジション争いを強いられる。実際、今季リーグ戦15ゴールを挙げているムサ・マレガや左MFを担っているヤシン・ブラヒミらがいて、出場機会を得られる保証はない。4カ月後に迫った2018年ロシアワールドカップ滑り込みを目指そうと思うなら、コンスタントで出番のあるポルティモネンセにいた方がいい。そんなプラスマイナスを総合的に判断し、本人も残留を選択したのではないだろうか。
▽中島がポルティモネンセでいち早く適応できたのは、東京ヴェルディアカデミー時代の後輩・亀倉龍希の存在が大きい。かつて同クラブでプレーしていた金崎夢生(鹿島)もそうだったが、ポルトガル語堪能な彼が言葉や生活の面でサポートしてくれていることは心強い。加えて、鹿島アントラーズでもプレー経験のあるファブリシオもいて、新たな環境に戸惑うことなく入り込めた。中島翔哉のドリブル突破や思い切ったシュート力を生かしてくれる体制が整っているから、わずか半年間でこれだけの成績を残せている。やはり環境的要素を抜きに語れないのだ。
▽しかしながら、中島にそれだけのポテンシャルがなかったら、いくら周りに恵まれていたと言っても数字はついてこない。2016年リオデジャネイロ五輪に挑んだU-23日本代表時代にエースナンバー10を与えられ、手倉森誠監督(現日本代表コーチ)に絶大な信頼を寄せられた小柄なアタッカーは傑出した技術と得点能力がある。
▽仮に中島が、2006年ドイツワールドカップの巻誠一郎(熊本)や2014年ブラジルワールドカップの大久保嘉人(川崎)のように、ロシアのラストピースになろうと思うなら、右サイドの久保、浅野拓磨(シュツットガルト)らとの競争を制することが肝要だ。左サイドに関しては、今季スペインで絶好調の乾貴士(エイバル)が君臨しているうえ、ハリルホジッチ監督の寵愛を受ける原口元気(デュッセルドルフ)が1月末の移籍によって出場機会を取り戻したことから、この2枚でほぼ決まりだろう。中島が参入できる余地があるとしたら、やはり右だろう。
▽最近の日本代表のこのポジションは本田圭佑、久保、浅野が順番に使われていて、最終予選終盤はリオ世代の2人が定着した印象だった。が、浅野が昨年11月のブラジル(リール)&ベルギー(ブルージュ)2連戦の後、所属クラブで出番を大幅に減らしていて、冬の移籍も実現しなかったことから、立場的に厳しくなりつつある。久保と本田はクラブでコンスタントに試合に出ているが、2人ともトップ下で起用されている。久保自身も「セカンドトップが自分にとってのベストな役割」と話していて、代表の右サイドには戸惑いも少なくないという。それは本田にしても一緒。本人はインサイドハーフかトップ下でのプレーを望んでいる。そういう状況だけに、本職のサイドアタッカーである中島にはアドバンテージがあるのだ。
▽問題はこれまでハリルジャパンに一度も招集されていないこと。細かい約束事や規律を重んじる指揮官のやり方をすぐ吸収できるかどうか未知数な部分がある。それでも何か大きなことをやってくれそうな意外性とスケール感をこの小兵アタッカーは秘めている。今の日本代表にはそういう隠し玉のような存在が必要かもしれない。
▽いずれにしても、中島が最後の最後に滑り込むためには、ここからさらにパフォーマンスを上げて、目に見える結果を残す必要がある。ポルトガル1部での2ケタ得点はもちろんのこと、15点以上の数字がほしいところ。日本の救世主になるべく、彼には持ち前の貪欲さと泥臭さを前面に押し出してもらいたい。
▽昨年8月にFC東京から同クラブへ赴き、瞬く間に左FWの定位置をつかんだ彼は、1月末時点で16試合出場8ゴールと大ブレイク。ポルトガルビッグ3の一角に数えられるFCポルト行きが現実味を帯びていた。ポルティモネンセ側も移籍金を27億円という強気の数字に設定。うまく契約がまとまるかと思われたが、最終的には今季いっぱいとどまることになった。
▽ポルトへ行っていれば、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント参戦の可能性もあったが、逆に熾烈なポジション争いを強いられる。実際、今季リーグ戦15ゴールを挙げているムサ・マレガや左MFを担っているヤシン・ブラヒミらがいて、出場機会を得られる保証はない。4カ月後に迫った2018年ロシアワールドカップ滑り込みを目指そうと思うなら、コンスタントで出番のあるポルティモネンセにいた方がいい。そんなプラスマイナスを総合的に判断し、本人も残留を選択したのではないだろうか。
▽しかしながら、中島にそれだけのポテンシャルがなかったら、いくら周りに恵まれていたと言っても数字はついてこない。2016年リオデジャネイロ五輪に挑んだU-23日本代表時代にエースナンバー10を与えられ、手倉森誠監督(現日本代表コーチ)に絶大な信頼を寄せられた小柄なアタッカーは傑出した技術と得点能力がある。
▽それは日本代表のトレーニングパートナーとして帯同した2015年アジアカップ(オーストラリア)直前合宿でも明らかだった。本田圭佑(パチューカ)や香川真司(ドルトムント)らがズラリと揃う中、彼は物怖じすることなくピッチに立ち、ゲーム形式の練習でも果敢にゴールを狙いに行っていた。その後、移籍したFC東京でコンスタントに活躍できなかったため、A代表にお呼びはかからなかったが、すでにヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる代表に定着している久保裕也(ヘント)や井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)らと同等以上の実力の持ち主なのは確か。ボスニア人指揮官も興味を示していると言われる。
▽仮に中島が、2006年ドイツワールドカップの巻誠一郎(熊本)や2014年ブラジルワールドカップの大久保嘉人(川崎)のように、ロシアのラストピースになろうと思うなら、右サイドの久保、浅野拓磨(シュツットガルト)らとの競争を制することが肝要だ。左サイドに関しては、今季スペインで絶好調の乾貴士(エイバル)が君臨しているうえ、ハリルホジッチ監督の寵愛を受ける原口元気(デュッセルドルフ)が1月末の移籍によって出場機会を取り戻したことから、この2枚でほぼ決まりだろう。中島が参入できる余地があるとしたら、やはり右だろう。
▽最近の日本代表のこのポジションは本田圭佑、久保、浅野が順番に使われていて、最終予選終盤はリオ世代の2人が定着した印象だった。が、浅野が昨年11月のブラジル(リール)&ベルギー(ブルージュ)2連戦の後、所属クラブで出番を大幅に減らしていて、冬の移籍も実現しなかったことから、立場的に厳しくなりつつある。久保と本田はクラブでコンスタントに試合に出ているが、2人ともトップ下で起用されている。久保自身も「セカンドトップが自分にとってのベストな役割」と話していて、代表の右サイドには戸惑いも少なくないという。それは本田にしても一緒。本人はインサイドハーフかトップ下でのプレーを望んでいる。そういう状況だけに、本職のサイドアタッカーである中島にはアドバンテージがあるのだ。
▽問題はこれまでハリルジャパンに一度も招集されていないこと。細かい約束事や規律を重んじる指揮官のやり方をすぐ吸収できるかどうか未知数な部分がある。それでも何か大きなことをやってくれそうな意外性とスケール感をこの小兵アタッカーは秘めている。今の日本代表にはそういう隠し玉のような存在が必要かもしれない。
▽いずれにしても、中島が最後の最後に滑り込むためには、ここからさらにパフォーマンスを上げて、目に見える結果を残す必要がある。ポルトガル1部での2ケタ得点はもちろんのこと、15点以上の数字がほしいところ。日本の救世主になるべく、彼には持ち前の貪欲さと泥臭さを前面に押し出してもらいたい。
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城福トーキョーの逆襲/六川亨の日本サッカーの歩み
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伊東純也のメンバー外で思い出したこと/六川亨の日本サッカー見聞録
3月14日、14時からの代表メンバー発表ということで、誰もが気になったのが背番号14の去就だろう。結論から先に言うと、森保一監督は「ひとことで言うと、彼を守るために招集しなかったという判断を、私自身がさせていただいた」と切り出した。 スタッド・ランスでは活躍しているため「彼のパフォーマンスと状況を踏まえたうえで招集は可能だと思っているし、招集したいと思っていた」ものの、日本では性加害疑惑で訴えられているため、「招集した場合に日本で彼を取り巻く環境がどういうものになるかと想像したときに、彼が落ち着いて生活できる、落ち着いてプレーできる環境にはならないことを私自身が想像している。彼が一番大切している家族、大切にしている方々への影響を考えたときに招集しない方がいまはいいのかなと思って判断した」と心情を吐露した。 もしも伊東純也が北朝鮮戦のために来日したら、テレビはもちろん新聞、雑誌などあらゆるメディアが空港や練習会場に押し寄せ、伊東のコメントを取ろうと躍起になるはずだ。しかしサッカーで注目されるならともかく、サッカー以外でのコメントは伊東も出しようがないだろう。ここは森保監督の判断を尊重したい。 今回の森保監督の“配慮”で思い出したのが、98年フランスW杯前の岡田武史監督だった。「ジョホールバルの奇跡」で日本を初のW杯へ導いた岡田監督。当時は多くのメディアが岡田監督の自宅に押しかけ、コメントを取ろうと必死になった。いわゆる「岡ちゃんフィーバー(もはや死語か)」である。 見知らぬ自称“友人”がたくさんできて、メディアでコメントを発していた。 残念ながらフランスW杯は3連敗に終わり、中山雅史が1ゴールを決めるのがやっとだった。そして、この時の「岡ちゃんフィーバー」を見たJFAの幹部会は、次の日本代表監督に日本人ではなく外国人監督を招聘することを決断した。 自国開催のW杯で、過去の例からホストカントリーは最低限グループリーグを突破しなければならない(2010年の南アは初のグループリーグ敗退)。しかし、万が一グループリーグで敗退したら、大会前の盛り上がりから一転、監督はサッカーファン・サポーターだけでなく国民からも厳しい批判を受ける可能性が高い。場合によっては日本で二度と監督はできなくなるかもしれない。 そうした危惧を抱きつつ、外国人監督だったらグループリーグで敗退しても自国へ戻れば監督業を続けられるだろう。そうした思惑もあり、Jリーグで監督経験のあるアーセン・ヴェンゲル氏にオファーを出し、彼が紹介してくれたフィリップ・トルシエ監督と契約した。結果はご存知の通りW杯はグループリーグを突破したし、99年のワールドユース(現U-20W杯)では準優勝という好成績を収めた。 その一方で、2014年のブラジルW杯後に日本代表の監督に就任したハビエル・アギーレ氏は、サラゴサ時代に八百長疑惑があったと報道されたことで、翌年2月に「契約解除」という異例のケースで日本を去った。 まだ裁判で有罪か無罪か確定していないにもかかわらず、JFAとしては「八百長」という言葉に敏感に反応したのだろう。いささか潔癖症かもしれないが、外国人監督なら日本を去ってもヨーロッパや中南米で監督業を続けられるだろうという目論見があったとしても不思議ではない。 伊東の場合は戦力として欠かせないし、日本人のため今後もフォローは必要になるが、疑惑が晴れるまで国内の試合に招集するのは森保監督も躊躇うだろう。しかし、今年の秋からは(2次予選を突破したら)最終予選が始まり、北中米W杯は2年後に迫っている。どこかのタイミングで、誰かが伊東の代表復帰を決断しなければ、日本サッカーにとって大きな損失である。 森保監督にその責を担わせるのではなく、ここは宮本恒靖JFA会長が理事会の総意として伊東の代表復帰を後押しして欲しい。 2024.03.15 08:30 Fri2
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon3
レアルMF中井卓大らU-19日本代表メンバーが発表! 松木玖生や中野伸哉、福井太智らはW杯に臨む日本代表のトレーニングに参加
日本サッカー協会(JFA)は2日、スペイン遠征を行う U-19日本代表のメンバーを発表した。 13日から23日までスペイン遠征を行うU-19日本代表。現地では、U-19スロバキア代表(11/17) 、U-18スペイン代表(11/19)、U-19フランス代表(11/21)と対戦する。 今回のメンバーには、レアル・マドリーのMF中井卓大が招集。また、MF松木玖生(FC東京)やDF中野伸哉(サガン鳥栖)らJ1で多くの出場機会を得た選手の他、1月にバイエルンへと移籍が決まっているMF福井太智(サガン鳥栖U-18)も招集を受けている。 また、大学生はGK木村凌也(日本大学)、DF諏訪間幸成(筑波大学)、MF熊取谷一星(明治大学)の3名が招集されている。 なお、松木、中野、福井の他にも、DF松田隼風(水戸ホーリーホック)、DF田中隼人(柏レイソル)、DF高井幸大(川崎フロンターレU-18)、MF佐野航大(ファジアーノ岡山)、MF甲田英將(名古屋グランパス)、MF北野颯太(セレッソ大阪)、FW熊田直紀(FC東京U-18)は、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表のトレーニングパートナーとして合流する。 今回発表されたU-19日本代表メンバーは以下の通り。 ◆U-19日本代表メンバー GK 1.木村凌也(日本大学) 12.若林学歩(大宮アルディージャ) DF 13.諏訪間幸成(筑波大学) 19.西久保駿介(ジェフユナイテッド千葉) 4.菊地脩太(V・ファーレン長崎) 2.中野伸哉(サガン鳥栖)☆ 5.松田隼風(水戸ホーリーホック)☆ 15.屋敷優成(大分トリニータ) 3.田中隼人(柏レイソル)☆ 22.高井幸大(川崎フロンターレU-18)☆ MF 11.熊取谷一星(明治大学) 14.永長鷹虎(川崎フロンターレ) 8.松木玖生(FC東京)☆ 6.山根陸(横浜F・マリノス) 7.佐野航大(ファジアーノ岡山)☆ 21.甲田英將(名古屋グランパス)☆ 17.中井卓大(レアル・マドリー/スペイン)◇ 20.福井太智(サガン鳥栖U-18)☆ 10.北野颯太(セレッソ大阪)☆ 16.保田堅心.(大分トリニータU-18) FW 9.坂本一彩(ガンバ大阪) 18.熊田直紀(FC東京U-18)☆ ☆は11月22日にカタールへと移動し、日本代表のトレーニングパートナーとして活動する。12月4日に帰国 ◇は14日に現地合流、22日に現地解散 2022.11.02 16:47 Wed4
「まさに死闘ってカンジ」歴史に残るバーレーンとの4-3の激闘!2004年大会プレイバックに反響「このゴールで中澤佑二に惚れた」
31日、日本代表はアジアカップ2023のラウンド16でバーレーン代表と対戦する。 過去の対戦成績は日本の8勝2敗となっているが、アジアカップの舞台で最後に対戦したのは2004年の中国大会での準決勝。記憶に残る激闘だった。 MF小野伸二、FW高原直泰ら当時の主力選手が欠場していた当時の日本は、開催国の中国サポーターにブーイングを浴びせられながらも決勝トーナメントに進出すると、準々決勝ではPK戦途中でのサイド変更とGK川口能活の神がかり的なセーブが印象深いヨルダン代表戦に勝利し、準決勝でバーレーンと対戦した。 しかし、バーレーン戦では開始6分に先制ゴールを許すと、40分にはMF遠藤保仁が不可解な判定で一発退場。日本はビハインドの状況で数的不利を負ってしまった。 数的不利の状況でもMF中田浩二とFW玉田圭司のゴールで逆転した日本だったが、その後2失点。2-3と1点ビハインドで試合終盤を迎えた。 それでも日本は最後まで諦めず。DFも攻めあがって同点ゴールを狙うと、90分にDF中澤佑二が値千金の同点ゴール。不屈の精神で同点に追いつくと、延長前半には玉田の独走ゴールが決まり、4-3で激闘を制していた。 なんとか決勝に進出した日本は、決勝で中国代表を撃破。見事に大会連覇を成し遂げていた。 久しぶりの対戦を前に『DAZN』は当時の試合映像をプレイバック。SNS上のファンも「このゴールで中澤佑二に惚れた」、「バーレーン戦といえばこの試合よな」、「痺れたね、玉田」、「まさに「死闘」ってカンジだった!」、「2004の大会は激熱だった」と当時を思い返している。 ベスト8を懸けた一戦は、31日の20時30分にキックオフ。『DAZN』で視聴が可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】当時の記憶が蘇る!2004年大会でのバーレーンとの激闘ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>「バーレーンvs日本」<br>過去対戦をプレイバック<br>\<br><br>アジアカップ2004年大会で起きた<br>奇跡の大逆転劇<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCアジアカップ</a> ラウンド16<br>バーレーン×日本<br>1/31(水)20:30(19:45配信開始)<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 独占配信<br>出演:水沼貴史/小野伸二/佐藤寿人/下田恒幸/桑原学 <a href="https://t.co/x7Sals8iKu">pic.twitter.com/x7Sals8iKu</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1752609401201189348?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.31 18:45 Wed5
