ゼコ獲得は不要! バチュアイ意地の2ゴールなどで快勝のチェルシーが5回戦進出!《FAカップ》
2018.01.29 00:27 Mon
▽FAカップ4回戦、チェルシーvsニューカッスルが28日にスタンフォード・ブリッジで行われ、3-0で快勝したチェルシーが5回戦進出を決めた。
▽3回戦で2部のノリッジとの再試合をPK戦の末に辛くも制したチェルシーは、4回戦で同じプレミアリーグ所属のニューカッスルと対戦。ミッドウィークに行われたEFLカップ準決勝のアーセナル戦(1-2で敗戦)からは先発4人を変更。アスピリクエタ、バカヨコ、モーゼスに代わってケイヒル、ドリンクウォーター、ザッパコスタが起用されたほか、負傷のウィリアンに代わってバチュアイがペドロ、アザールと共に3トップの一角で起用された。
▽ほぼ主力を投入したホームチームの優勢が予想されたものの、ニューカッスルの奮闘によって立ち上がりから拮抗した展開が続く。ミラーゲームを選択したアウェイチームは極端に引くことなく前から圧力をかけていくと、20分にはザッパコスタのパスミスを誘発してあわや先制点という場面も創出。続く25分には左サイド深くでハイダラが入れた低いクロスをニアのシェルヴェイがワンタッチで合わすが、ここはGKカバジェロの好守に遭う。
▽アザールの個人技以外になかなかチャンスを作れないチェルシーだったが前半最初の枠内シュートをゴールに結びつける。31分、自陣からのロングカウンターでペドロがボックス左に走り込むアザールへ絶妙なフィードを通す。アザールは後方から走り込んできたマルコス・アロンソに丁寧に落とすと、これをマルコス・アロンソがボックス右でドフリーのバチュアイにダイレクトで繋ぎ、最後はベルギー代表FWが難なく流し込んだ。
▽勝負強さを発揮して先制に成功したチェルシーだが、その後も相手の激しいプレッシャーからボールを失いフィニッシュまで待ちこまれるなど、流れを掴み切れない。それでも、GKカバジェロの好守でピンチを凌ぐと、44分には中盤でのボール奪取からペドロ、バチュアイ、アザールの3トップの連携からボックス右でアザールのパスを受けたバチュアイが右足シュート。これがスライディングブロックに入ったDFに当たってボールが大きく跳ねてうまくゴールネットに吸い込まれた。
▽その後はややこう着した状況が続くも70分過ぎに試合を決める3点目が生まれる。72分、チェルシーがボックス手前中央の好位置でFKを獲得。ここで名手マルコス・アロンソが左足を振り抜くと、スピード、コース共に申し分ないシュートがゴール右上隅に決まった。
▽これで勝利を確信したコンテ監督はアザール、カンテ、ペドロと主力3人を続けてベンチに下げ、バークリー、アンパドゥ、ハドソン=オドイの投入で試合を締めにかかる。試合終了間際には果敢にハットトリックを狙うバチュアイに2度のチャンスが訪れるも、ここは決め切れない。それでも、ニューカッスルとのプレミア勢対決に快勝のチェルシーが5回戦進出を決めた。
▽3回戦で2部のノリッジとの再試合をPK戦の末に辛くも制したチェルシーは、4回戦で同じプレミアリーグ所属のニューカッスルと対戦。ミッドウィークに行われたEFLカップ準決勝のアーセナル戦(1-2で敗戦)からは先発4人を変更。アスピリクエタ、バカヨコ、モーゼスに代わってケイヒル、ドリンクウォーター、ザッパコスタが起用されたほか、負傷のウィリアンに代わってバチュアイがペドロ、アザールと共に3トップの一角で起用された。
▽ほぼ主力を投入したホームチームの優勢が予想されたものの、ニューカッスルの奮闘によって立ち上がりから拮抗した展開が続く。ミラーゲームを選択したアウェイチームは極端に引くことなく前から圧力をかけていくと、20分にはザッパコスタのパスミスを誘発してあわや先制点という場面も創出。続く25分には左サイド深くでハイダラが入れた低いクロスをニアのシェルヴェイがワンタッチで合わすが、ここはGKカバジェロの好守に遭う。
▽勝負強さを発揮して先制に成功したチェルシーだが、その後も相手の激しいプレッシャーからボールを失いフィニッシュまで待ちこまれるなど、流れを掴み切れない。それでも、GKカバジェロの好守でピンチを凌ぐと、44分には中盤でのボール奪取からペドロ、バチュアイ、アザールの3トップの連携からボックス右でアザールのパスを受けたバチュアイが右足シュート。これがスライディングブロックに入ったDFに当たってボールが大きく跳ねてうまくゴールネットに吸い込まれた。
▽バチュアイの2ゴールによって余裕をもって後半に臨んだチェルシーは55分過ぎにマルコス・アロンソの強烈なボレーシュートで相手GKにファインsネーブを強いるなど、前半とは打って変わってゲームをコントロールする。
▽その後はややこう着した状況が続くも70分過ぎに試合を決める3点目が生まれる。72分、チェルシーがボックス手前中央の好位置でFKを獲得。ここで名手マルコス・アロンソが左足を振り抜くと、スピード、コース共に申し分ないシュートがゴール右上隅に決まった。
▽これで勝利を確信したコンテ監督はアザール、カンテ、ペドロと主力3人を続けてベンチに下げ、バークリー、アンパドゥ、ハドソン=オドイの投入で試合を締めにかかる。試合終了間際には果敢にハットトリックを狙うバチュアイに2度のチャンスが訪れるも、ここは決め切れない。それでも、ニューカッスルとのプレミア勢対決に快勝のチェルシーが5回戦進出を決めた。
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